[WBS] 元経済産業省官僚が続々と転身で存在感!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

中央官庁のキャリアという立場に別れを告げ、民間企業に転職したり独立したりする元官僚が増えています。

なかでも経済産業省からの転身者が目立ち、計画・立案を通じて生み出そうとした新事業に自ら参入し実現させるケースも相次いでいます。

RimOnO

2016年5月20日、大勢の取材陣の前で発表されたのが超小型電気自動車の試作車「RimOnO(リモノ)」です。

大人二人が乗れる「RimOnO(リモノ)」、とにかく「カワイイ」ことを追求しました。

車体はクッション性のある素材をテントなどで使われる生地で包んでいて着せ替えもできます。

株式会社rimOnOの伊藤慎介社長は

今の車は金属の板でできているのでプレスする金型をつくらないといけない。金型にはお金が掛かります。RimOnOは布なので、ほとんど金型をつくらなくていい。初期投資が少ないので中小企業でもできる世界に持ち込める。

伊藤慎介社長

伊藤慎介社長は元経済産業省のキャリア官僚。

これまで電気自動車やスマートハウスなど数々の国家プロジェクトを担当してきました。

その伊藤慎介社長が2014年に元トヨタ自動車株式会社のデザイナー、根津孝太取締役と起業。

そのきっかけは

根津と出会ったのもWBSで取り上げた「ゼクウ」。

zecOO(ゼクウ)

2012年、WBSで根津孝太取締役と中心に中小企業が力を合わせ電動バイク「zecOO」を開発・製造した取り組みを紹介。

この放送を見て伊藤慎介社長は15年間勤めた経済産業省を辞め、2014年に株式会社rimOnOを起業しました。

経済産業省で報告書を書いて出せるメッセージ力と実際のプロダクトを作って出すメッセージではメッセージの量、強さが違う。はまっちゃいますね。

株式会社ファイブアローズ

元経済産業省官僚の存在感は地方のスポーツチームでも。

香川県高松市、プロバスケットボールリーグ「bjリーグ」の高松ファイブアローズの星島郁洋社長。

星島郁洋社長

星島郁洋社長は経済産業省時代、中小企業の金融支援などキャリア官僚のど真ん中を歩んでいました。

2010年に約8,000万円の負債を抱え倒産寸前だった高松ファイブアローズの社長になります。

ボロボロの状態から立ち直って地域に貢献できればメッセージになる。

社長になって6年、成果は現れはじめていました。

観客数は1試合平均700人から1,000人に増加。

小中学生8人からスタートしたバスケットボール教室の生徒は400人に増え、新たな収入源になっています。

国の力を借りなくても僕ら一人一人の力で立て直せる。地域を元気にできるという良い事例になる。

星島郁洋社長のように民間に転職したり独立をする国家公務員は年々増えています。

湯崎英彦知事

広島県の湯崎英彦知事は2000年に当時の通商産業省を退官し通信会社「株式会社アッカ・ネットワークス」を設立。

2005年にはジャスダック市場に上場を果たしました。

ブロードバンドインフラを日本で構築しないと産業界、社会全体が大きな遅れを取る危機感。

2008年に会社を辞め、翌年に広島県知事となりました。

なぜ転身を図る経済産業省官僚が多いのでしょうか?

経済産業省は突き抜けた人が多く、これまでは組織の中で活躍していたが、いまは組織を飛び出して活躍することが起き始めている。

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