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[WBS] 医学×工学で小型で軽い「歩行補助」が実現!

2016年10月5日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

株式会社内原

都内で開かれた新製品の記者発表会。

お披露目されたのは歩行補助ロボットです。

片足に歩行器、腰には制御装置を装着。

脳卒中などで半身が麻痺した患者さんのリハビリや高齢者用に開発されました。

半身が不自由な患者さんや高齢者は、歩く際につま先が上がらずにつまずくことが多いといいます。

超小型モーターの作動でつま先を上げ、かかとから地面につくように足首の補助を行います。

最大の特徴はその重さと大きさです。

従来の歩行補助装置は重さが10キロ以上ある大掛かりなものがほとんどでした。

10月4日に発表した「リゲイト」は足首だけの補助に特化して歩行器と制御装置合わせて約2キロと小型化・軽量化を狙いました。

器具の大きさはズボンに隠れるほどです。

医工連携

早稲田大学大学院、田中英一郎教授によると

今回の装置の一番のポイントは医工連携。

医工連携、広島大学大学院の医学と早稲田大学大学院の工学がタッグを組んで8年を掛けて開発をしました。

当初、早稲田大学大学院の田中英一郎教授が作った歩行ロボットは大型のものでした。

広島大学大学院の弓削類教授は

(早稲田大学大学院)田中教授を病院に連れて行く。マヒの患者さんはこうやって歩いているから、これをどうやったら改善するかのディスカッションから始まる。

医学と工学、両面から研究を進め、長い期間をかけて、最小で最軽量の器具の製品化にこぎつけたといいいます。

ロボットそのものの技術はすでに成熟し、ある程度、頂点に達している。それをどう生かすか、医工連携ができる体制をつくることが重要。

国立国際医療研究センター

医工連携を加速させようとする動きは国立国際医療研究センターにも。

東京都が10月4日に開いた研究会。

医師など医療関係者とメーカーやモノ作り企業を集め、実際の臨床現場でどのようなモノが必要とされているか話し合います。

中でも注目を集めていたのが、東京大学医学部付属病院の光嶋勲教授でした。

超微小の手術道具、いっぱい必要です。

形成外科の世界的権威の光嶋勲教授のお話です。

小指の先を潰して骨と肉がなくなった状態、そこに足の指先を移植して再現しました。

0.3ミリの血管や神経をつないで機能を回復させる手術が今後出てくる。そういう手術を可能にするには道具が必要。

株式会社河野製作所

ミクロの手術を可能にした町工場が千葉県市川市にある株式会社河野製作所です。

顕微鏡を見て作っているのは針と糸を合わせた医療用の「針付き縫合糸」です。

その針の大きさは0.03ミリと世界最小。

元々、メーターや時計の針を作っていたという株式会社河野製作所。

光嶋勲教授を初めとする医学部教授とタッグを組んで最先端の医療器具を開発しました。

株式会社河野製作所の宮崎直人さんに「医者の存在は?」と聞いてみました。

開発にあたって、なくてはならない。独りよがりで製造しても患者さんに必要なのか分からない。

そして今、株式会社河野製作所では大学の工学部の優れた技術を探し出し、医療現場使える製品の開発につなげていこうとしています。

河野淳一社長は

工学部に埋もれている基礎研究は医療現場に活用できるものがたくさんある。情報を共有しながら高めていく方法が一番早く医工連携の技術開発につながる。

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カテゴリー:ビジネス関連
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