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[WBS] 人材難の地方企業!国も支援する新しい仕組み!

2016年11月8日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

株式会社サンクゼール

長野県北部の飯綱町。

人口1万人余りの町に本社を構える食品メーカーの株式会社サンクゼール。

直売所はいつも多くのお客様で賑わっています。

主力のワインを始め、地元食材を使った商品が人気です。

オリジナルブランド「サンクゼール」「久世福商店」のお店を全国で100店舗展開し、さらなる業務拡大を進めています。

ただ久世良三社長には大きな悩みがあります。

即戦力となる人材を採用したいのですが、なかなか集まらないといいます。

地方の人脈の中では巡り合うチャンスが少ない。

その久世良三社長のもとにある男性がやってきました。

人材ニーズの実情を聞かせてもらい、何か役に立てないか。

岡村重信さんは長野県経営者協会の元事務局長。

今回やって来たのにはワケがありました。

新しい国の制度としてプロフェッショナル人材戦略拠点の事業。

国が始めた人材事業とは?

プロフェッショナル人材事業

都市部に集中している得意分野を持つプロ人材を採用したいという地方企業を支援する仕組み。

内閣府が2015年に始めた事業で東京を除く46道府県がそれぞれ戦略拠点を設置。

岡村重信さんのように地域の企業や経営者に詳しい人がスタッフを務めます。

そして、株式会社サンクゼールのような地方の企業から欲しい人材のニーズを吸い上げ、提携する複数の人材ビジネス会社とつなぐのです。

株式会社ビズリーチ

長野県などと提携する人材会社の一つ、株式会社ビズリーチ。

転職を検討するプロ人材、約72万人の情報を持っています。

多田洋祐取締役は

「転居を伴う転職をどう考えるか?」という質問に対して、69%の方が前向きに検討するというアンケート結果が出ています。

地方への転職希望があり、企業のニーズにマッチする人材を紹介。

プロ人材を地方に送る官民共同の取り組みです。

話を聞いた株式会社サンクゼールの久世良三社長、この仕組みを活用することにしました。

いい人材が欲しいというのは切実な願い。非常にありがたい。

広島県

その戦略拠点を全国で最初に設置したのが広島県。

拠点のリーダーを務めるのが地元の有力企業、マツダ株式会社で専務執行役員を務めていた黒沢幸治さんです。

広島にはモノづくりを中心に優れた企業はあるが、転職を検討するプロ人材との距離が遠いので近くする努力をしている。

広島の戦略拠点を通してプロ人材を見つけた会社があります。

三原市にある豆腐メーカーの株式会社やまみです。

株式会社やまみ

手作りをしていた豆腐の生産を機械化。

94億8,000万円まで売上を伸ばしています。

さらに規模を拡大する上で高いレベルで生産体制を管理できる人材を探していました。

そこで7月に採用したのが草野浩さん(56歳)。

草野浩さんは大阪の大手自動車部品メーカーで30年以上勤めた品質管理のプロです。

山名清社長は

大手での経験があるので当社で生かしてほしい。

子どもは成人したという草野浩さん、単身赴任で大阪から広島に来て、株式会社やまみの品質管理室長に就任しました。

食品業界は初めてですが、

基本的な問題点や課題解決については標準化・マニュアル化などを進めることは同じ。

工場を見回る草野浩さん、早速問題が。

そこは出来上がった豆腐をフィルムで3個パックに包装する工程。

藤田剣統括工場長によると

帯のズレも起こるので改善していかないと。

正しく包めているものと比べるとフィルムがずれているものや、グチャグチャになったものもありロスが頻繁に発生していました。

早速、草野浩さんは藤田剣統括工場長と機械をチェックします。

ズレるのは滑りが悪いから?

滑りが悪いとか、静電気とか。

その辺を数値化して標準に落とし込んでいく。

工場から戻った草野浩さん、こうした問題点をどうして改善するか分かりやすくマニュアル化します。

年収は600万円以上。

この会社の中途採用としては前例がない金額。

しかし草野浩さんにとっては以前と比べて下がったといいますが、

工場でみんなが一緒の方向を向いて進めているので、やりがいを感じている。

株式会社レニアス

成功例はこれだけではありません。

広島ではこの他にも海外からの材料調達を始めたいという樹脂メーカーに対して地方では見つけづらい海外取引との取引に明るい人材を呼び込むなど1年間で31件のマッチングを成功させました。

広島県プロフェッショナル人材戦略拠点の黒沢幸治拠点長は

「思い切って人材を採って良かった」と実感できるケースを1つでも2つでも積み上げることが説得力がある。

現地無料ツアー

しかし、いざ都会から地方に転職するとなると二の足を踏む人が多いのも事実です。

IT企業に勤める塩見悠二さん(34歳)。

鳥取の企業の人材募集に興味を示していました。

しかし、いま住む横浜から見知らぬ土地に移住して働くことに不安を感じたといいます。

その塩見悠二さんが見せてくれたのが、鳥取砂丘の写真。

鳥取に行くツアーがあると聞いて企業を巡ることができると。

それは人材会社、株式会社ビズリーチが企画した1泊2日の現地無料ツアー。

地元の企業を訪問するだけでなく、どんな生活環境か知ってもらおうというものです。

家族とともにツアーに参加した塩見悠二さん。

心境に変化が、

自分がやれることのイメージが具現化した。この会社に行って、こういうことがやりたいと思った。

塩見悠二さん、近く鳥取の企業と面接に臨みます。

こうした取り組みもあり、東京以外の地方に転職したプロ人材は全国で373人。

旗振り役の内閣府はこの事業にさらに力を入れていく予定です。

内閣府地方創生推進室の村上敬亮参事官は、

「地方で活躍の場があるなら行きたい」という思いは役職定年者や退職者に限らないという感触が出てきているので新しい波が作れると期待している。

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カテゴリー:ビジネス関連
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