[WBS] 「豪華客船」をホテルとして活用!東京五輪に向けJTB新戦略!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

2年後に控えた東京オリンピック・パラリンピックに向け、需要の高まりに期待をかけるのが観光産業です。

6月25日、旅行大手のJTBとホテルオークラが2020年に向けた新事業を相次いで発表しました。

株式会社JTB

6月25日、横浜に停泊していた豪華客船。

その船内で発表されたのは・・・

JTBの髙橋広行社長、

旅館業法下での旅行商品として発売する。日本初の実施。

JTBが東京オリンピックの開催期間中、豪華客船をチャーターしてホテルとして活用すると発表しました。

利用するのはサン・プリンセス号。

アメリカのクルーズ会社が持つ全長261メートルの船をホテルシップとして使います。

最も広い客室はおよそ65平方メートルで4室。

海が望めるバルコニー付きはおよそ370室で合計1,000以上の客室を備えます。

このホテルシップで1日2,000人。オリンピック期間中は18泊で3万6,000人分の宿泊が確保できる。

宿泊料金は2泊3日で1人7万円台から60万円台を想定。

この料金でブッフェレストランでの食事やステージショーの鑑賞、プールの利用も出来る予定です。

このホテルシップは横浜の山下ふ頭に停泊。

JTBは今後、オリンピック観戦券とセットにした旅行商品の開発も進めます。

ホテルシップをオリンピック観戦に来る個人や法人のお客様に新しいかたちの旅行商品として提供したい。

東京オリンピックでホテルシップを運営する動きは横浜以外にも。

東京都が現在、ヨーロッパの会社と準備を進めているほか、川崎市や木更津市なども検討していて期待が高まっています。

株式会社ホテルオークラ

一方、日本を代表する老舗高級ホテルが6月25日、新たな宿泊施設の概要を発表しました。

かつてのホテルオークラ東京の本館。

前回の東京オリンピックが開かれる2年前の1962年に開業し、これまでに数々の賓客を迎えてきました。

東日本大震災を耐震性を強化するために建て替えを決定。

3年前に閉鎖しました。

建て替えへの投資額は1,100億円、開業予定は2019年9月上旬です。

ホテルオークラの荻田敏宏社長は、

ホテルオークラ東京を今までよりも高級路線に特化する形で建て直し。

ホテルオークラはブランドを強化するため新たな本館は5つ星より上を目指します。

新たにできる本館の低層棟、標準客室面積はおよそ60平方メートルと都内屈指の広さで1泊あたりの平均価格は7万円。

建て替え前の3倍以上の価格です。

高層棟の最上部に位置するスイートルームは広さは世界最大級の720平方メートル、1泊あたり300万円を予定しています。

高級ホテル市場は海外勢が席巻する中、ホテルオークラは超高級ホテルとしてまずは東京オリンピックで知名度を上げたいと意気込みます。

われわれのグループのフラッグシップモデルなので、日本のトップクラスのホテルとしてその地位を維持できるよう料理、サービスを含めて提供していきたい。