[WBS] 「ネット小中学校」で狙う不登校解消&専門人材育成!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

将来の人材不足が懸念される今、専門性の高い人材を社会に送り出そうという試みが始まります。

教育やネット関連の大手企業や自治体などが不登校の小中学生の学習を支援するプロジェクトの立ち上げに向け動き出しました。

一般財団法人クラスジャパン教育機構

13万4,000人の不登校者がいる。この子達に対して何かできないか?

都内で開かれた不登校の小中学生を支援する「クラスジャパンプロジェクト」の立ち上げイベント。

一般財団法人クラスジャパン教育機構の柴山健太郎専務理事は、

教育でなんとかできないか。

協力する企業としてリクルートや学研、DeNAなど有力企業が名を連ねます。

ネットを使って自宅で学習ができるeラーニングのシステムを導入するほか、授業内容もプログラミングを学べるゲームやVRを利用した職業体験など専門分野を伸ばす狙いがあります。

ベースとなったのは2016年に角川が設立したネット通信制高校「N高等学校」。

授業を全てインターネットで好きな時間に受け、高校卒業資格を得ることができます。

今回のプロジェクトは通信制の導入されていない義務教育の小中学校に向けたもののため、まずは賛同する自治体にサービスを提供するかたちで始めます。

現在、このプロジェクトに賛同する自治体は東京・大田区や奈良市などの5つ。

島根から訪れた教育関係者、益田市教育委員会の柳井秀雄教育長は、

民間に不登校者を復学させる力があるなら、それを借りるのも必要なこともある。

中島武代表理事

N高校の設立者で小中学校のプロジェクトの代表理事、中島武さんは、不登校の児童を救うだけでなく日本全体のためにもなるといいます。

不登校者にもある一部の能力が非常に高く社会で活躍できる人はたくさんいる。ひとつでもいいから能力のある人間を見つける。そんな教育・人材育成をやりたい。できると思う。

インターネット教育

ネットを使って学習することができるようになって学び方が随分と変わりました。

今回は不登校に焦点を当てていましたが、一般の高校や大学にも当てはまり、「スタディサプリ」というインターネット教育のサービスがリクルートから出ています。これが普通高校の補習などにも使われています。

インターネット授業の良いところは何度でも繰り返し見れることです。普通の授業だと「ここ大事だから覚えるように!」と先生が言ってもそれっきりです。インターネット授業は何度でも見れるので結果的に良い復習になって教育の効果を上げているといいます。

そうすると先生の役割も変わってきます。

授業を教えることはインターネットがやってくれるので先生の役割は、その中でどの授業を受ければいいのか、あるいは生徒を応援する。こういったメンタルの部分に変わっていくと思います。