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[ガイアの夜明け] 捨てるの待った!~新たな「リサイクル」の幕開け~(2)

2016年5月25日

捨てるの待った!~新たな「リサイクル」の幕開け~

ぴあ株式会社

チケット販売大手のぴあ株式会社。

イベント運営や雑誌の出版など多岐に渡って事業を手掛けています。

その中で廃材商品を手掛けるのが新規事業部門です。

まとめ役はプロジェクトの発案者の米村修治さんです。

横浜F・マリノス。「マリノスタウン」という練習場が解体になる。サイン入りのシート、選手が使っていたロッカールーム。もうちょっと使い道がありそうですね。

廃材商品をぴあ株式会社が始めるようになった理由

チケットを扱っていると会場の方々と付き合いがあるので、解体・改修情報がいち早くもらえる。いい商品にして思い出を残せば売れる。

武蔵野市民文化会館

東京武蔵野市。
4月、米村修治さんが武蔵野市民文化会館に向かっていました。

武蔵野市民文化会館は有名なバレエ公演やクラシックコンサート、地元の学校の発表会まで様々な用途で使われてきた総合文化施設です。

地元の人達の思い出もいっぱい詰まっている武蔵野市民文化会館。

開業から30年が経ち老朽化で施設の改修工事が決定しました。

米村修治さんに声を掛けたのは武蔵野市。

改修費用を少しでも抑えるためです。

武蔵野市役所の深澤挙一さんは

廃棄物を収集運搬して捨てるだけでもかなりお金がかかる。それを減らせるというメリット。地域の事業者の方と組んでやる。

市役所の呼び掛けで地元の家具店や木工職人などが集まっていました。

面白いものがあれば、その場で「どういう商品にしよう」と協議させてもらえればと思います。

工事が始まる前に商品にできる廃材がないか探します。

まず目に止まったのが文化会館のカラー、赤を基調としたホールの客席のシートです。

こっちの方が番号も付いているし使いやすいんじゃないか。

思い出と直結していて加工もしやすいということで回収されました。

椅子そのものだけでなく椅子の生地も何かに使えるかもしれません。

舞台裏のリハーサル室ではバレエの練習で使う木製のバレエ用バーも思い出の商品になると考え回収されました。

さらにコンクールなどで合否を知らせるチャイムも回収されます。

これって素材何?真鍮?何か違うものに変えたら面白い。

色んな廃材を試作品用に持ち帰り商品開発がスタートします。

KAJA

2週間後、米村修治さんが訪れたのはインドネシアのバリ風家具を製造販売している専門店KAJA。

リハーサル室で回収したバレエ用バーを短く切り1人用に作り替えていました。

これはストーリーが抜群。演者がこれで練習していた。未来のバレリーナを目指す子がその魂を受け継ぐ。

欲しい人にはたまらない商品になりそうです。

パピヨン工芸

米村修治さんが次に訪れたのはジュエリー職人の鶴田由來人さんです。

武蔵野市で30年間、ジュエリーを制作しているベテラン職人です。

チャイムをジュエリーに作り変える。
鶴田由來人さん初めての挑戦です。

まずは金属製のチャイムを輪切りにします。

さらに小さくして表面をあぶり柔らかくしていきます。

それをペンチでねじりカタチを作っていきます。

この形いいですね。武蔵野市民文化会館で有名なのはクラシックとバレエ。「音」なんです。

うちの娘もあそこでピアノとバレエをやりましたね。

鶴田由來人さんの子供たちも武蔵野市民文化会館を利用していました。

もとの素材が音が出るものなので、そのテーマを踏襲したい。

また難しいお題が出てきたな。でも音が出るのはいいですよね。

米村修治さんが考えていたのは「音楽」をテーマにした商品作り。

鶴田由來人さんはどう仕上げるのでしょうか?

一般社団法人フラットデザイン

5月初旬、東京あきる野市。
米村修治さんが訪れたのは多摩地域を中心に活動をする木工職人、舟木公一郎さん。

米村修治さんから武蔵野市民文化会館で使われていた木材で子供向けの商品作りを託されていました。

これがリハーサル室の吸音板。

穴の空いた板に木の棒を指して遊ぶピンアートが出来ていました。

穴の空いた素材はリハーサル室や音楽室でよく見る吸音板です。

米村修治さんが訪れたのはぜひ作って欲しいものを思いついたからです。

ホールの音を吸ってきた木なので音の出る楽器にできれば面白い。

米村修治さんから急遽楽器を作ってくれと頼まれたのです。

楽器作りの経験のない舟木公一郎さん、困ってしまいました・・・

舟木公一郎さんは武蔵野市民文化会館の座席に使われていた木材を持ち出掛けて行きます。

向かった先は利根川の上流、谷川岳の麓に広がる群馬県みなかみ町。

株式会社プラス白桜社

舟木公一郎さんを出迎えたのは株式会社プラス白桜社の冨澤健一さん。

使い込まれた工房に案内されました。

自作の木材加工用の刃で廃材を加工してもらいます。

専用の機械で工程を重ねて行くとカスタネットが完成しました。

舟木公一郎さんは武蔵野市民文化会館の木材で誰でも使える楽器を作ろうと考えたのです。

冨澤健一さんの会社、株式会社プラス白桜社は教育用カスタネットを日本で初めて開発しました。

最盛期には年間200万個、全国シェア7割を占めていました。

現在は注文を受けた分だけ製造しています。

武蔵野中央幼稚園

5月16日、武蔵野市民文化会館の近くの武蔵野中央幼稚園。

米村修治さん達が出来たばかりの試作品を持ち込んできました。

待っていたのは約120人の園児とその保護者たちです。

触ってもらって感想を聞かせてくれれば嬉しいです。

一番、武蔵野市民文化会館を利用してきた子供たちに素直な感想を聞きたいと考えたのです。

子供たちが真っ先に飛び付いたのが吸音板を使ったピンアート。

木工職人の舟木公一郎さんが考えたカスタネットも人気です。

母親はチャイムから作ったジェリーが気になっていました。

音がしますね。かわいい。

チャイムから作ったジュエリーは2種類。
音が出るようにというリクエストに応え、揺れるパーツ同士がふれ涼やかな音色を奏でます。

番号が入っているので忘れない。子供が利用していた所なので思い入れがすごくある。

座席番号をそのまま残し座席の生地を張った椅子は2種類出来上がっていました。

思い出の商品への反応は上々。
米村修治さん、手応えをつかんだようです。

販売

インターネットのホームページで販売するため、出来上がった商品を写真撮影。

カスタネットは大人も好む渋い色を塗り、座席の生地で作った収納袋をつけて完成です。
傷もそのまま残した味のある仕上がりです。

時計掛けはバレエ用のバーを加工した端材で作られました。

6月初旬の販売に思い出を凝縮した商品が37点完成しました。

全国には思い出の詰まった素材がたくさんあるので、地域の業者と一緒に眠っているものを掘り起こしていきたい。

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カテゴリー:ビジネス関連
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