[モーニングチャージ] パナソニックの挑戦!ハイテク+伝統=和モノ家電!

モーニングチャージ

大手家電メーカーのパナソニック株式会社と京都の伝統工芸の職人がコラボレーションして生み出した新しい家電が注目されています。

「和モノ家電」の最前線にフォーカスします。

パナソニック株式会社

2016年秋にパナソニック株式会社が新たに始めたのが「和モノ家電」。

和の雰囲気が漂っている家電製品です。

パナソニック株式会社アプライアンス社のデザインセンター、中川仁さんは、

京都の伝統工芸の後継者とコラボレーションした。次世代の家電の試作品。

例えば檜でできた桶「水甬」。形が変わっているだけではなく水を冷やしてワインクーラーのように使えます。

西陣織をあしらったパーテーション。その名も「森ノ響」。どこが家電製品かというと、

生地を触ってみてください。手を離すと音が止まる。西陣織のスピーカー

触れば音が出るというし西陣織のスピーカー。遊び心も満載ですが何故このようなものを?

買った次の日から価値が下がるのが普通の家電。使うほどに味わいが出る。そんな家電がいいなと。

株式会社細尾

そこでパナソニック株式会社は2015年に京都の伝統工芸を手掛ける職人たちに声を掛けました。

西陣織のスピーカーを手掛けたのは1688年創業の株式会社細尾。

ピーク時の1980年から6分の1になった市場に危機感を覚え帯作りを中心に営んできましたが、近年は生地作りも始めました。

12代目の細尾真孝さんは、

伝統を残すためには挑戦して変わり続けないと。

約1年掛けて西陣織のスピーカーを開発したのです。

実は生地に織り込まれた糸が電気を通し、生地を触ることでスイッチが入っていました。

和紙の上に金箔を張り裁断して糸として織り込む。手の微量の電流を通電させる。伝統的な西陣織と最先端のテクノロジーが合わさった可能性を提示していく世界でも初めての試み。

中川木工芸

パナソニック株式会社と水を冷やすことができる桶を作ったのが桶職人の中川周士さんです。

京都にはかつて250軒の桶屋がありましたが今や3軒ほどに。

今回のパナソニック株式会社とのコラボレーションはワクワクするものだったといいます。

これが底板で冷やす機械が付く。ワインや野菜を冷やせる桶。

IH機能を応用して水を冷やし回転水流を起こすことができます。見た目も涼しげで夏の暑い日にぴったりの商品です。

先端テクノロジーと手を組むことで今までにない新たしい未来が想像できる。

パナソニック株式会社アプライアンス社

パナソニック株式会社は4月に開かれる世界最大のインテリア見本市「ミラノサローネ家具見本市」にこの和モノ家電を出すことを決めました。

商品化に向け世界の反応を見ようというのです。

パナソニック株式会社アプライアンス社のデザインセンター、泉雅和さんは、

技術の進歩が世界的に行き詰まってきて、家電製品が似たものになる。違うところに「価値の軸」をシフトできたら新しい家電の価値や家電と人との関係を作れる。

家電を差別化し価値を高めようとする試み。和モノ家電の今後に期待が高まります。