「WBS」「ガイアの夜明け」「がっちりマンデー!!」「カンブリア宮殿」などのテレビ番組で気になったニュースからお金と仕事を考えて豊かな生活を目指します。

[カンブリア宮殿] 地元客が熱愛する!超ユニークコンビニの独自戦略

2016年3月11日

斜陽産業にチャンスあり!異色のスキー場再生請負人

大手コンビニにはできないサービスを取り入れて福井県内で愛されるコンビニ。
「オレボ・ステーション」は福井に行ったらぜひ寄りたいお店です。

株式会社大津屋

日本一恐竜の化石が発掘される県、福井県。
そんな福井県で地元に愛さるコンビニエンスストア「オレボ・ステーション」

一般的なコンビニより大きく、ちょっとしたファミリーレストランくらいはありそうなサイズのコンビニ。

そのオレボ・ステーションを運営しているのが株式会社大津屋です。

普通のコンビニとは感覚が大きく違います。
店内ではレジのすぐ横では熱々の鉄板で「回鍋肉」が焼かれています。
それだけでも驚きなのに、店の奥には広々とした調理スペースが用意されていて手づくりのお惣菜を作っています。

それも調味料は天然素材のものを使用しています。
大手コンビニのようなセントラルキッチンではなく、店舗内で手作りですよ!

出来立ての料理がすぐに店内に並べられます。
地元のお母様方の手料理を味わえるって素晴らしいですね。

  • 彩り野菜のベーコン巻き・・・100g 288円
  • エビチリ・・・100g 358円
  • 鯖の味噌煮・・・229円
  • たくあん甘煮・・・100g 168円

価格も良心的ですし、店内に置かれているお惣菜の種類は40種類以上にもなります。

「味もおいしいし、体にもいい。手づくり感もあって」
「ものすごく便利、お手頃で重宝している」
地元の人に愛されるお惣菜ですね!

バイキング

そんな素敵なお惣菜がバイキングとして食べることができます。

11~14時限定のランチバイキングは1g1円
17~21時限定のディナーバイキングは1g1.2円。

ただしご飯かパスタを150g以上、お惣菜は400gまでです。
お味噌汁は無料サービス!

店内にはイートインスペースもあります。
ファミリーレストランのようなソファー席もありゆっくりと食事ができます。

女性の方なら1コインを切る金額で食べられますよ。

ワガママにもトコトン対応!

オレボ・ステーションで人気の「おにぎり」。
店頭に商品が並んでいたもスタッフさんにお願いすれば、その場でおにぎりを握ってくれます。
熱い出来立てのおにぎりが購入できるのです!

卵焼きも薄い味が欲しければ、スタッフさんにお願いをすれば薄味の卵焼きを焼いてくれます。

店内で調理しているからこそできるサービスです。
大手コンビニでは絶対にできないサービスですよね。
でも、臆病者のわたしは店内で並べられているものを普通に買いますけど・・・

常連客が得をする仕組み

オレボ・ステーションで発行しているオレボ・ポイントカード。

これが面白いです。ポイントが貯まるのは当たり前。
500円以上の買い物をするとレジに表示されたスロットが動き出します。

スロットで当たりが出れば10円割引などのサービスが受けることができます。
なんと特賞は若狭牛が約1kgです。

塊でくれるのかな?
薄切りにして頂いてしゃぶしゃぶで食べたいです。

また会員にはお弁当やドリンクが会員価格で購入ができます。
本当にお得なポイントカードです。

地元客が喜ぶ品揃え

学生時代に給食で出されていたパンとかって思い出がありますよね。
オレボ・ステーションでは、そんなパンの販売も行っています。

子供のときに食べていた地元のお菓子やジュース。
そんなものまで品揃えされています。

さらに地元福井の名産品まで店頭に並んでいます。
観光地のコンビニに置いているお土産感覚の名産品と違い、地元の方に愛されている名産品です。

番組では「柑なんば」が紹介されていました。

大手コンビニでは見ることのない品揃えです。

オレボ・ステーションの凄さ

2014年度の平均客単価
1位 セイコーマート 888円
2位 大津屋 785円
3位 セブン・イレブン 621円
4位 サークルKサンクス 604円
5位 ローソン 602円
6位 ファミリーマート 556円
1店舗あたりの平均日販
1位 東武商事 90万円
2位 小田急商事 66.6万円円
3位 セブン・イレブン 65.5万円
4位 大津屋 61.4万円
5位 沖縄ファミリーマート 60.3万円
6位 JR西日本山陰開発 60.3円

株式会社大津屋社長小川明彦さんの信念

大手コンビニチェーンだといろいろあって効率優先になる。お客様の立場で本当にして欲しいサービスを提供できない場合がある。
自分がお客様の立場でしてほしいことを提供するのが一番。

福井豪雨

2004年7月に起こった福井豪雨。
4000戸以上が床上浸水をした大災害でした。

株式会社大津屋が運営するコンビニ「オレンジBOX」も浸水しました。
通常なら閉店するところ、24時間営業を継続!
店内は足首くらいまで浸水しているなか営業を続けました。

地元の皆様が買いに来られるから営業を続ける。
お客様もオレンジBOXなら営業していると信じて来店する。
こんな信頼関係を持ったコンビニが福井県にはあります。

株式会社大津屋の店舗数

株式会社大津屋が運営している店舗は全部で9店舗。
そのうちコンビニ形態が6店舗で、お惣菜やお酒のつまみの専門店が3店舗です。

県外に出そうとか、東京に出そうとかそんなことは思っていない。多店舗展開をするとマニュアル化して誰がどこにいっても同じことをするルールを作らないといけないが、そんなお店にしたくない。

株式会社大津屋の強み

数字は結果論
地元の人に愛されて「オレボの商品を買いたい」「また行きたい」を思われる仕組みを作る。「オレボのことを応援したい」と思われるにはどうしたらいいのかをつねに考える。

大手は店舗数が多いので全店に同じ商品を同じ価格で提供してバランスを取らなければいけない。そうすると大量生産できるものしか売り場に並ばない。その裏側にニーズがある。
大量に商品を供給できない業者さんなど大手チェーンの苦手な商品を見つけて、それを地元のお客様にも喜んでもらうビジネスの形をつくっていく。

絶品を求めて全国行脚

小川明彦社長自らが全国を回り、オレボ・ステーションで販売する商品を探しています。

驚いたのが「辛子明太子」と「コシヒカリ」。
辛子明太子の発祥は福岡ではなく下関。コシヒカリの発祥は新潟ではなく福井県でした。知っていました?

下関で発見したのは下関名物のフグ。地元だけに出回るシロサバフグの加工食品。
価格も安く、オレボ・ステーションのお惣菜として使われることが決まりました。

地元の福井の食材もまだまだ探します。
その中で出会ったのが甘さが際立つ雪の下ニンジンを使った「越前ほたるかきもち」。
大量には作れないので大手コンビニでは販売できない商品です。

株式会社大津屋の歴史

大津屋は1573年に創業した歴史ある酒屋でした。
1979年に慶應義塾大学を卒業した小川明彦社長は29代目として家業を継ぎました。

家業を継いで2年後の1981年、酒屋を取り壊し福井県初のコンビニ「オレンジBOX」を開業します。

1980年代後半、大手コンビニが福井県にも出店。競争が激化していきます。
小川明彦社長は大手との差別化で生き残りを考えました、それが店内調理やイートインスペースです。
さらにオリジナル商品の開発にも力を入れていきました。

「店内調理」導入までの流れ

1988年 大手コンビニが福井県に出店。
1989年 ホットプレートで焼きそばの実演販売。
1994年 ショッピングセンター内に弁当店を開店。
1995年 オレボ(1店舗)に厨房を設置。
1997年 全店で店内調理を開始。

オレボ・ステーションのお惣菜が東京でも!

銀座にオフィスを構える株式会社ランクアップ。
オフィス内に設置された冷蔵庫には株式会社大津屋が製造した惣菜パックが入っています。

株式会社ランクアップと言えば、以前残業をしない会社としてワールドビジネスサテライトで特集された企業です。

株式会社ランクアップでは社員負担は1個100円で販売しています。福利厚生の一環として1品300円を株式会社ランクアップが負担しています。

このサービスは株式会社大津屋と提携した「株式会社おかん」が行っています

約250社、14,000人が利用しているサービスです。社食の代わりとして人気です。

このサービスは株式会社大津屋が始めたセミレトルト製法によって成り立ちます。

セミレトルト製法

一般的なレトルト製法は120度で4分以上加熱して加熱殺菌をすることで1年以上の賞味期限を作ります。
しかし素材が崩れてしまったり、繊維が壊れてしまい美味しさが失われる場合もあります。

そこで株式会社大塚屋は独自の方法で美味しさを損なわずに消費期限60日を保てる商品を開発しました。

新商品の味噌漬けは高級魚「のどくろ」を使用したものです。
食べてみたいです。

惣菜パックには
母さんの優しさそのままに安心安全てづくり惣菜専門店の味
と書かれています。

やっぱり母親の料理の味って特別ですよね。
美味しい、美味しくないではなくて安心ですよね。

ノウハウのないところから自分たちで作り上げたほうが最後には強いものができる。社内にノウハウを残したい。買ってくるのではなく自分たちで作る。その思考はそこから始まっている。

ハピリン

福井駅のすぐそばで4月28日オープン予定の商業施設「ハピリン」。
その中に福井の美味しいものや名産を集めた福井市観光物産館「福福館」ができます。

株式会社大塚屋の手腕を認められた小川明彦社長はここを任されました。
楽しみです。

編集後記

小川さんは携帯電話を持たないそうだ。携帯は便利だが、対面の会話を中断することも多いし、「何もしなくてもいい」という気ままな時間を奪うことがある。コンビニも便利さを追求し、全国を制覇したが、いろいろな意味で画一化が生じた。株式会社大津屋は、便利さではなく、店内調理の惣菜やイートインの拡充により「選ぶ楽しさ」を優先させ、福井で、大手相手に一人勝ちとなった。
画一化に「個」が対抗し、独自のアイデアと努力で局地戦を勝利する。それ意外の「地方創生」など存在しない。

  • ブログランキングへ
  • にほんブログ村

カテゴリー:ビジネス関連
タグ:

コメントを残す

プロフィール

嫁と4歳の息子の3人暮らしの30代後半のサラリーマンです。
詳しいプロフィール

カレンダー

2017年1月
« 12月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
  • ブログランキングへ
  • にほんブログ村

TOPに戻る