[がっちりマンデー] 「儲かる!東京進出ヘルパー」地方の中小企業、助けます!(1)

「儲かる!東京進出ヘルパー」地方の中小企業、助けます!

株式会社生産者直売のれん会

東京メトロの新木場駅。ここで東京進出のお手伝いをしているという、

生産者直売のれん会の矢野です。

「生産者直売のれん会っていう会社名?」

そうなんです。

駅なのに「のれん会」だって!

駅でどんな東京進出のお手伝いをしているのでしょうか?

1坪ショップ

1坪ショップです。駅ナカで地方の中小の食品メーカーの商品を販売してます。

都内の駅ナカでチョコチョコ見かける小さい売り場。それを結構、株式会社生産者直売のれん会が手掛けているそうです。

1坪ショップの名前通り狭い。

この1坪ショップ、新木場駅の改札を出てすぐのところや品川駅構内の乗り換えスペースなどに出ているのですが「八天堂くりーむパン」とか「辻利のお菓子」って書いてあっても販売しているのは株式会社生産者直売のれん会ってことらしい。

どういうこと?

商品製造機能や開発機能はメーカーさんの方にやって頂いて、それを我々が全部買い取って社員やアルバイトが販売しています。

地方のメーカーさんにとっては東京でお店を作って売るのは結構大変。そこで株式会社生産者直売のれん会が東京での販売を一気に請け負います。

メーカー側は商品を卸すだけで手軽に東京進出が出来てしまいます。

駅のいい場所を押さえるのも株式会社生産者直売のれん会の得意技。

賃料

でも、こういった駅ナカってメチャクチャ賃料が高そうですけど?

普通お店を出店しようとしたらい、いくらか初期投資がかかる。でも駅ナカの場合は売上げに数%乗じたお家賃を支払うだけなので出店しやすい。

固定費じゃない?」

固定費じゃないんです。

売り上げが0円だったら?

家賃も0円ですね。

実は駅ナカのお店は家賃は固定ではなく売り上げの金額に応じて変わる歩合制。商品が売れなかったら家賃も安く済むので意外とリスクが低いそうです。

さらに、

通常、駅の中でこういった広告的なことをやろうとするとすごくお金がかかる。1坪ショップという形にすると無料で。

駅の看板やポスターはべらぼうな広告費が掛かりますが、お店を出せばそこにどんだけ広告をたくさん貼っても当然広告費なんてかかりません。

株式会社八天堂

そんな株式会社生産者直売のれん会の1坪ショップはどこの駅ナカでも大盛況。

その裏側には地方の食品を東京で売れるようにする様々なこだわりがあるのです。

例えばいまやスゴイ人気の「八天堂くりーむパン」の場合、

地方色を前面に出すというところを大事にしている。広島みはら港町という地元の名前を前面にアピールしている。

「普通はしないんですか?」

東京に来られる場合は地方色を消されるケースが多いです。地方の方って自分の地元に自信がなかったりだとか、地方にコンプレックスを抱かれている方が多いので結構地名を消されるケースが多い。北海道などは「北海道はいいよな~」という風になる。

地方の食品メーカーは地元に自信がないせいか東京で売るとき地名を隠してしまう。でも株式会社生産者直売のれん会は地方色を前面に押し出す。

横浜駅の地下街ポルタで株式会社生産者直売のれん会が手掛ける福岡県生まれのクロワッサン店「ミニヨン」でも、あえて地名と明太子のクロワッサンを前面にアピール。

「くりーむパン」の株式会社八天堂の場合、看板、包装紙に地元の名前「広島みはら港町」、さらには地元の地図まで載せる徹底ぶり。

こうすることで東京の人が珍しがって買うのはもちろん、逆にその地方出身の人が懐かしさのあまりつい買ってしまうパターンもあるそうです。

広島から東京にいらっしゃっている方は非常に多くて、そういった広島にいる方々が広島みはらをうたうことでうちの故郷のブランドなんだと買って頂けるケースが多い。

手土産

そしてもうひとつ株式会社生産者直売のれん会の黒川健太社長から東京で売れるヒミツを教えてもらいました。

地方のメーカーさんには東京で手土産というマーケットを狙うことを推奨している。自分で食べるものは買ってくれたその人で終わってしまうが、手土産だったら僕が買ったものを周りの色んな人に食べてもらえる。加速度的に広めていくには手土産というニーズに応えていったほうがいい。

お得意様へのちょっとした手土産に使えるようにアレンジするのも地方の商品を東京で売るためのコツ。

そのためにこれまではバラ売りか同じ種類の箱売りしかなかったものを色んな種類の入った詰合せセットのスタイルにしたり、パッケージや紙袋を可愛いデザインにしたりと一工夫。

人に渡したくなるようなパッケージをつくったりとか企画段階から一緒にやらせて頂いている。

地方の食品をそのまま東京で売るのではなく、手土産として売れるように株式会社生産者直売のれん会も一緒になって知恵を絞ります。

そんな地方の食品メーカーの強い味方、株式会社生産者直売のれん会。

「株式会社生産者直売のれん会の儲けは?」

地方のメーカーさんからうちが商品を仕入れた利益をのせて販売していく。売れる商品を作れれば商売として利益が増えていく。

株式会社生産者直売のれん会は2007年に会社を立ち上げ、わずか10年で売り上げは約30億円に。

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