[がっちりマンデー]どん底からちょっとだけ復活!(3)

どん底からちょっとだけ復活!

新日本プロレスリング株式会社

ドン底からちょっとだけ復活!

次にやってきたのは新日本プロレスリング。

アントニオ猪木が設立した新日本プロレスが売り上げの絶頂期を迎えたのが今からちょうど20年前の1997年。

長州力や武藤敬司などが活躍していた時代で年間売上げ39億円。

しかし2000年代に入るとK-1やPRIDEなど、いわゆる総合格闘技が大ブームに!

プロレスはその煽りを食らって、あっという間に人気が低迷。絶頂期から比べると2006年には15億円まで売り上げが減少していました。

どん底時代

この頃の試合会場を見てみるとお客様の数も少なく、ファンの間で囁かれていたのが「プロレスは死んだ」。

当時のどん底時代を知る、

新日本プロレス、100年に1人の逸材、棚橋です。

「新日本プロレス100年に1人の逸材」と自ら宣言する現役のトップレスラー、棚橋弘至選手。

2000年代初めのどん底時代、どんな感じだったんです?

年々体感できるくらいに客席が一列減って一列減って、というのを見てきましたので。その頃が一番きつかったですね。観客離れが止められないというのが辛かったですね。

そんなどん底を味わった新日本プロレスが今ちょっと復活しているというので、平日の夜に組まれた試合を見に行ってみると、メチャメチャ盛り上がっているじゃないですか!

客席はほぼ満員!

しかも女性のお客様がけっこう入っているような。

2000ん年代に低迷していた売り上げは2013年に17億円、そして2016年は30億円を突破!

ちょっとどころか右肩上がりで復活していたのです。

株式会社ブシロード

この立役者が新日本プロレスのオーナー、木谷高明さん。

名刺を交換すると、「ブシロード」の社長って書いてあるけど・・・。

ブシロードはちびっ子に大人気のヴァンガードシリーズなど対戦型カードゲームを販売している会社で、昨年の売上は224億円といま乗りに乗っている儲かりカンパニー!

2012年に木谷さんが新日本プロレスのオーナーになってからは売り上げがググっと右肩上りになったわけです。

「ちょっと復活どころではない感じ?」

来期、全盛期の売り上げを超えると思います。今期37億円くらいで着地しそうなんですけど、来期45億円はいくかな。

本当に?

キャラクターコンテンツ

新日本プロレス復活の裏側に木谷オーナーがカードゲームビジネスで培ったノウハウがありました。

まずは、

役員会でもずっと言ってた。プロレスはキャラクターコンテンツだから一緒にやろうよとブシロードの中でもずっと言ってて。

プロレスラーはゲームに出てくるキャラクターと一緒。ならばそのキャラクターに感情移入してもらおうと所属するレスラー、ほぼ全員に始めてもらったのがブログやツイッター。

すると特に若い女性が「いいね」と食いついてきた。

プロレス好き女子、いわゆる「プ女子」の方に聞いてみると、

Twitterとか見ていても選手の皆さん頻繁に更新していて、選手の人柄が見えて生観戦した時に入り込める。ハマって抜け出せなくなっています。

なるほどね。

そして、キャラクターに人気が出てくれば動き出すのがグッズビジネス。試合会場のグッズ売り場は大混雑!

商品部の大野智さんは、

3~4年前に比べると売り上げが3倍になっています。

グッズの売り上げだけで年間10億円になるっていうからウハウハです。

もちろんブシロード本体もキャラクタービジネスに参入!

売り出されたのがカードゲーム「キングオブプロレスリング」。まさにキャラクターを大活用した戦略で310万セットを売り上げる大ヒットを記録したのです。

新日本プロレスが見事復活を遂げた今、棚橋選手から深いビジネスメッセージが、

棚橋選手が考える長寿企業3つの秘訣。

1.企業理念がしっかりしている。
2.企業の技術がしっかりしている。
3.時代の変化に柔軟に対応する。
新日本プロレスは立ち上げ理念もあって、道場の練習、技術、リング上もしっかりしているが、3つ目ができていなかった。時代の変化に柔軟に対応する。これを僕がやっただけです。

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