[WBS] 先端技術で生むコト消費!自動運転中に割引券ゲット!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

モノ作り大国「日本」が生み出すコト消費について。

ある調査によると「多くのものを所有することは幸せだ」と答えた人は37%。逆に「物を所有するより得られる経験にお金をかけたい」と答える人は約70%です。

多くのものを所有することは幸せだ 37%
物を所有するより得られる経験にお金をかけたい 69%

このように物を多く所有することが生活の豊かさではないという価値観も変わっている中、日本が得意とするテクノロジーの力を使ってコト消費を刺激する取り組みが始まっています。

日産自動車株式会社

日産自動車の西川廣人社長、

技術革新の先にある新しいモビリティーサービスの大きなステップ。

日産自動車とディー・エヌ・エーは2月23日、自動運転の車を使った交通サービス「イージーライド」の実証実験を始めると発表しました。

横浜のみなとみらい地区で3月から一般のモニター、300人を対象にサービスを体験してもらうといいます。

どんなサービスなのでしょうか?

イージーライド

大浜平太郎キャスター、

まずはスマートフォンを使って行きたい所を設定する所からスタートします。

出発地は横浜市の日産自動車本社。ここから2.5キロほど離れた商業施設を目的地に設定。そして乗車したい時間を入力すれば、

あれですね。来ました。今日は実証実験ということで運転席に人が乗っています。ただ自動運転の設定になっています。

サービスが実用化した場合は無人が前提。乗り込む時にはアプリ上でドアの鍵を開けます。

自動運転車は電気自動車のリーフをリースに開発。

一般の車両も走っている公道で実証実験は行われます。

走行中、車内のタッチパネルにはおすすめのガイド案内など、まるで観光タクシーです。

さらに、

クーポン券まで出てきました。

パネルには目的地周辺の飲食店などで使える割引クーポンを表示。好きなクーポンを選んでタッチすると、

スマホに来た。ここでクーポン券をダウンロードして、それをスマホに送信する。

そして目的地に無事に到着。

クルマの中でいくつかクーポン券を入手しました。せっかくなので利用します。

大浜キャスター、若者に人気のカフェ「リュクス」を訪れました。注文したのはイチゴがたっぷり乗ったパンケーキ「苺ミルクパンケーキ(価格1,274円→1,147円(割引クーポン利用))」。

この実証事件では飲食店などで使えるクーポンを約40件配布します。

リュクスの河那辺ゆかりマネージャーは、

新規の顧客拡大に期待している。

来たる自動運転の時代には車体で差をつけるのではなく、いかに付加価値を付けるかが重要だといいます。

ディー・エヌ・エーの守安功社長は、

移動自体をサービスとして捉えるといろいろなサービス展開があり得る。単なる移動手段だけでなく新しい体験として喜ばれるかチャレンジする。

株式会社博報堂アイ・スタジオ

一方、北海道・ニセコ町のスキー場「ニセコモイワスキー場」。

ここでも先端技術を使いコト消費をより楽しめるサービスが・・・

スキー場にリフトに乗ってみると、ゲレンデに何かが立っていました。実はこれは人を検知すると自動で写真を撮影するというもの。

中を開けてみるとスマートフォンが取り付けていました。

博報堂アイ・スタジオの川崎順平室長、

機械学習とスマホのカメラを使うことで写っているものが何かを判定できる。

カギとなっているのが沢山のデータからパターンを学ぶ機械学習を活用した自動撮影システム「caputure」です。

デジタルコンテンツなどを手掛ける博報堂アイ・スタジオが開発しました。

この機能を搭載したスマホが人物を検知し、自動で写真を撮影します。

自撮りをするのが難しいスキーの滑走中の撮影も可能です。

自動で連写された中のベストショットを機械が選び、6つのエフェクトを自動で適用し最終的な画像にしてくれる。

インスタグラムなどのSNSに投稿しやすい写真に仕上げてくれるのも特徴です。

サービスを体験したオーストラリアからの観光客は、

きょう一番に体験できてうれしい。もっといろいろな所にカメラがあったらかっこいいね。

実証実験の場所となったスキー場もコト消費を生み出す新たなサービスに期待を寄せています。

モイワリゾーツオペレーションの吉村政哉総支配人は、

お客様の満足度を上げるのにはいい。広告効果はあると思う。

実証実験を行った博報堂アイ・スタジオとNTT東日本はスキー場以外の展開も視野に入れています。

新しいテクノロジーが出てきた時に、それを使い今までにない体験を作り上げる。キャンプや海の上でもサービスができる。