[がっちりマンデー] 同業者が集まり儲かる「儲かる◯◯の街」(1)

同業者が集まり儲かる「儲かる◯◯の街」

日暮里繊維街

東京・日暮里。

日暮里というと山手線の駅があり東京の下町ってイメージですが、実はここ布の街

駅前の案内板には「日暮里繊維街」って書かれています。

行ってみると、いきなり布の店が、隣のお店もそのまた隣の店もまさに大集合で、これは日暮里は布のワンダーランドです。

いっぱい売ってて楽しいです。

週末ともなると大混雑。

日暮里繊維街にはどのくらいの布屋さんがあるのか?

話を伺ったのは日暮里繊維街の浜浦章雄理事長。

布の店が90店舗ありまして布のことでしたら全てが揃うと言っても過言ではないと思います。

通り沿いを中心に90軒の小売店や卸問屋が軒を連ねています。

布の街の歴史

なんで日暮里が布の街に?

明治時代のことらしいんですけど布を扱う業者が浅草から日暮里に移ってきた

もともと浅草に多かった布のお店。江戸時代から賑わいを見せていた浅草は明治に入り観光地化が進んだことで法律により布業者は郊外の日暮里に集団移転せざる得なかった。

以来この街には布の問屋が立ち並び、それを仕入れに来る小売店の人たちで賑わうようになりました。

しかし、

手作りをする時代から高度経済成長期頃には既製品を買う時代になってきたので日暮里も徐々にさびれていったわけです。

アパレルメーカー台頭により洋裁店や布の生地のの小売店が激減。

すると日暮里も次第にさびれていくことに。

ところが30年ほど前から日暮里に新たなお客様が現れました。それが、

自分の洋服作ったり、友達に作ったり、子供に作ったり、孫に作ったり、趣味で

服飾の専門学校に通ってるんで。

日暮里の新たなお客様は手芸好きの主婦や服飾系の専門学生、さらには、

コスプレに使うもので。これが作った服です。

最近では自分でアニメの衣装を作るコスプレイヤーまでここ日暮里にやってきます。

日暮里の人気のヒミツ

そして皆さんが口を揃えておっしゃるのが、

なんでもある。安い!

他のところより数が多い。安い!

人気の秘密は驚きの品揃えと断トツの安さ

TOMATO(トマト)

例えば「TOMATO(トマト)」ってお店は日暮里繊維街に5店舗を展開する大人気店。メインの本館は5階建てで1階は激安フロア、2階はニット、3階は高級服地、4階はコットン・キャラクター、5階はパッチワーク&バッグとどのフロアもまさに布だらけです。

トマト本館2階の伊藤圭吾課長は、

ない布を探すのが大変かなと・・・。

売場を案内してもらいます。

「これ100円?」

1メートル全部100円です。

布の100円均一コーナー。普通、綿の布は無地でも1メートル、600円前後が相場です。これはまさに常識はずれの安さです。

エレガンス

そして浜浦章雄理事長のお店、エレガンスは海外から買い付けたプレミアムな布を問屋価格で販売しています。

カシミア100%のリバーシブルの生地。

カシミアに定評がありクリスチャン・ディオールやイブ・サンローランにも素材を提供するイタリアの高級ブランド「AGNONA(アニオナ)」の生地。

1メートルで5万8,000円。

小売店だと18万円もするというから驚きです。

いいモノしか置いてません。

有限会社ミハマクロス

さらに浜浦章雄理事長いわく日暮里繊維街にはいま人気急上昇中の超儲かり店があるそうです。

それが、有限会社ミハマクロス

入ってみると普通のお店・・? でも、

「どちらの国の方ですか?」

ミャンマーです。

ここ(日本)にいるミャンマー人はこの店をみんな知っている。

なぜかお客様のほとんどがミャンマー人。そして買っているのは何やら日本風の柄ばかり。しかも大量に。

改めて売場を見渡すと富士山と波の柄だったり、赤地に白い鶴が飛ぶ着物のような柄だったり、「」をイメージする柄の布ばかりが並んでいます。

「何に使うんですか?」

ロンジー。

ロンジーとはミャンマーの民族衣装。腰に巻くスカートに似たもので老若男女を問わず日常的に着るファッションとのことです。

でも何で皆さんはわざわざ有限会社ミハマクロスで布を買うのか?

有限会社ミハマクロスの浜口良行社長によると、

元々、私は問屋でね、布団屋とか呉服屋に品物を卸していたわけ。

社長いわく約30年前にお得意さんがミャンマーに行ったとき、お土産に有限会社ミハマクロスの掛け布団の生地を持っていったところ、これが大ウケ!

「ミハマの布」が口コミで広がりミャンマー人がお店に殺到するようになったそうです。

お客様の評判は、

丈夫ですね。強さと柄と模様、色も鮮やか。

大体ミャンマー人は国に帰る前にこの店に来てプレゼントを買います。

いまや日本に住んでいるミャンマー人の間では里帰りのお土産の定番品になっているそうです。

今日はミャンマー人のお客様が40~50人来てるかな。おかげさまで儲かって。笑いが止まらないくらい。

こうして日暮里は布を求めるいろんなお客様で今日も大盛況です。

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