[WBS] 【ロングセラー研究所】ねるねるねるね

ワールドビジネスサテライト(WBS)

今も昔も子供の心を捉えて離さない、あの不思議なお菓子の秘密を探ります。

ねるねるねるね

ハレー彗星が76年ぶりに地球に大接近した1986年。

彗星の如く誕生したのが不思議なお菓子。ねって食べるお菓子「ねるねるねるね」。

いまも大人気です!

美味しい!楽しいですね!

これ喜びますよ。売り場で離れませんから。

発売から31年。累計で8億個を販売した「ねるねるねるね」。

そのロングセラーのヒミツを探ります。

「ねるねるねるね」のヒミツ

「ねるねるねるね」には3つの粉が入っています。この粉に水を入れ練ると色が変わります。作って遊べるお菓子です。

そのヒミツは成分にあります。酸味料、重曹、野菜色素がポイントです。

クラシエフーズの須磨広介さんは、

紫キャベツの色を使っていて酸性やアルカリ性に変えることで色が変わる仕組み。

重曹を入れると紫色がアルカリ性の青に変わります。レモン汁を入れると酸性の赤に変わります。リトマス試験紙と同じ原理です。

合成着色料や保存料を一切使っていないのもポイント。

クラシエフーズ株式会社

製造するのはクラシエフーズ。元のカネボウグループです。

菓子業界では中堅メーカーとして昔から独自性を売りにしてきました。

30年前、「ねるねるねるね」を生み出したのが技術アドバイザーの中村秀男さん。

みんなをあっと言わせるような商品ができないかと。

新商品のアイデアを練っていたある日、砂遊びに夢中な子供を見て閃きました。粉末を使って遊べるお菓子ができないかと思いつきました。

こうして1986年に誕生したのが粉末を練ると色が変わるという、これまでにないお菓子「ねるねるねるね」でした。

「最初出た時の反響は?」

子どもは非常に喜んでくれた。ある程度いけるのではと思った。

子どもの舌だけでなく、遊び心もくすぐった「ねるねるねるね」は大ヒット。毎年のように新しい味や色を開発していきました。その数は40種類以上。

しかし2000年代に入ると販売数は減少の一途を辿ります。

何が起きているのか、2010年、本格的に子どもたちへのマーケティング調査を実施したところ、マーケティンググループ長の津田未典さんは、

目の前で食べている子どもを見ていると、ひと口目を食べた時に「酸っぱい」という反応があった。

最近の子どもは酸っぱさを嫌う傾向があることが分かったのです。2011年、すぐに「酸っぱさ」を抑えた味にリニューアルしました。

子どもに寄り添った改革でV字回復。その後は順調に売上を伸ばしています。

今も昔も子どもを驚かせる「ねるねるねるね」。ロングセラーの極意とは?

ロングセラーの極意とは?

子どもたちが「おもしろい」とか「ワクワクする」という一番大事な部分は30年変わってないと思う。今の子どもに合った形で少しずつ新しくしているところもポイント。

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