全国津々浦々を巡るトラックドライバーの皆さんを虜にするグルメが上州・群馬にありました。
そのヒミツを探りました。
永井食堂
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国道17号を群馬から新潟方面に向かうと見えてきたのは大衆食堂「永井食堂」。
集まっていたのは全国のうまいものを知るドライバーたち。
通ると寄っちゃいます。
最高です。群馬で一番うまい。
トラック野郎の舌をもうならせる絶品グルメとは?
群馬県渋川市にある永井食堂。週末の土曜日、午前10時過ぎから多くのお客様でごった返します。
トラックが寄る店はおいしいと口コミが広がり、土曜日は店の前に長蛇の列が…入るのに20~30分待ちです。
並んでまで食べたい、そのメニューは…
もつ煮定食
お客様の9割以上が頼むという上州名物「もつ煮定食(590円)」。
越後みそと信州みそをブレンドした味噌に、こだわりの国産豚のもつ、さらに地元群馬のコンニャクが入っています。
この店を切り盛りするのは女将さんの永井昭江さん。
「なぜ並ぶようになった?」
うまい、安い、早い。
一体、どれだけ早いのか?
はい、そちらの2名様、注文は?
並んでいる間に注文を聞き、
はい、どうぞ。おまたせ。
席に着くと、
はい、もつ大盛り。
なんと10秒で運ばれました。
厨房では7人の女性従業員がてんてこ舞い。その手際の良さで繁盛店を支えていました。
独自ルール
ところで、この店には独特のルールがあります。
お盆、そのまま縦でね。
出されるお盆の向きが縦。
店はカウンターだけの25席と狭いため、隣同士でぶつからないように皆、お盆を縦向きで食べます。
おいしいです。
自動販売機
この日は、もつ煮定食が500食以上も売れお店は終了。
しかしこれで終わらないのが行列店。外にもヒミツがあります。
世界でここだけというもつ煮の自動販売機です。
3食分のもつ煮が入ったパック「もつっ子(1,070円)」が出てきます。
午後6時の閉店後、様子を見ていると…自動販売機に近づく人影が。
「こんばんわ、テレビ東京ですけど。」
便利ですね。自動販売機があるから気軽に寄れる。
何度でも食べたくなるので、自動販売機になると気軽に買えるのでいい。
閉店後も客足は途絶えません。
ドライバーにとどまらず、多くの人に愛されるもつ煮。
明日もまたここに行列ができます。
味を変えないで続けていきたい。この味でお客様は覚えているから。小さい子も食べている。この味を大事にして伝えていきたい。