[がっちりマンデー] 六本木ヒルズに入っているのに知らない会社(2)

六本木ヒルズに入っているのに知らない会社

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日本気象株式会社

続いては33階のFMラジオ局「J-WAVE」と36階のApple Japanにはさまれた34階にある日本気象。

これまた初耳の会社ですが・・

やっぱりお天気の会社なんですかね?

お邪魔してみると、先程のカナフレックスと正反対のなんともシンプルなオフィス。

日本気象株式会社の儲かりビジネス

代表の平尾正樹さん、こちらは一体何の会社なんですか?

様々な気象データを用いてお客様に気象情報を提供しています。

そう日本気象はとにかく様々なお天気情報を提供する会社。

150万人の利用者を抱える「お天気ナビゲーター」という天気予報アプリなどを作っています。

六本木ヒルズを選んだ理由

元々の本社は大阪にあり、事業拡大のため六本木ヒルズにオフィスを構えたのですが何もこんなに高そうな場所じゃなくてもよかったんじゃ?

気象ビジネスは災害の時こそ必要なお客様が多い。

決め手となったのは六本木ヒルズの安全性。

東日本大震災の時、六本木ヒルズは51階にあるワイングラスも倒れなかった。

電気の備蓄があるらしく全従業員が寝泊まりしても3日間耐えられる。

日本気象の得意分野

でも天気予報ならほかにも色んな会社がやっていそうですが・・・

実はこの会社にはとある得意分野があるらしく、それが、

主に風の観測を行っています。

そこががっちりです。

「控えめですね。」

控えめ過ぎました?

もうちょっといった方がいいですか?

そう、日本気象の一番の強みは「風」ってどういうことなのか?

今回特別にそのお仕事の現場を見せて頂くことに。

向かった先は福島県郡山市。

かなり山奥の大草原の中であきらかにそれらしき集団を発見!

「日本気象さんですか?」

エネルギー課チームリーダーの青木智和さん、

日本気象です。

なにやらハイエースの周りにベースを組んでいろいろ作業中。

そんな日本気象さんの大事な仕事道具はこの大きな風船とそこに取り付けている白い箱。

「これ何ですか?」

気象観測用のゾンデというもの。

GPSが入っていて風に流されてどれだけ動いたかで風を観測します。

それではその観測を見せてもらいましょう。

あらっ結構速い!

あっという間にあんなところに行っちゃった!

早速、青木さんデータをチェック!

風船に取り付けた機械、ゾンデから上空の風の強さ、向けがリアルタイムで送られてくるんですが・・・

例えばこの表だと1,000メートルを境に風が急激に弱まっていることが分かります。

こうした風の計測を基本は24時間体制で3時間おきに8回観測。

長い時は1ヶ月間観測し続けることも。

そうすることである特定の場所のより正確な風の予報ができるんだとか。

日本気象のお客様

しかし、こうした風予報、どういうお客様用なんですか?

風力発電所を建てたりするために風の観測をやっています。

そう風予報の一番のお客様は風力発電所を建てる人たち。そこに風車を建てるとどれくらい風が吹いてどれくらい発電できるか日本気象が発注を受け事前に綿密に調べているんです。

すると青木さんが・・・

実はあちらにもっとスゴいのがあるんです。

トップラーライダー

何やら網に囲まれた物々しい雰囲気。

一体どんなマシーンが?

トップラーライダーという機械。

これが風力観測の最新マシーン「トップラーライダー」。

なんと値段は1台5,000万円。

一体何がスゴいのか?

東京から遠隔操作で半径3km以内の風を測ることができる。

なんとこのトップラーライダー、置いておくだけで半径3km圏内の風の強さ、向きを一発で観測できるスゴいやつ。

どういう仕組かというとこの部分から赤外線レーザー光線を空中に発射。

するとこのレーザーの一部が空気中の塵に当たって跳ね返ってくる。ところがこの塵がレーザーに当たったときにどっちの向きにどれくらいの速さで動いていたかによって戻ってくる時間に微妙にずれが出る。

このズレを計算することでそれぞれの場所の風速、風向きをはじき出すってもはや素人には絶対に分からないメカニズム。

でも半径3km圏内の風を3mほどで測れることで一気に観測の精度が上がったんですって。

赤い色の領域ほど風が強い。

ちなみにこのトップラーライダーの観測費用、1ヶ月で600万円になることも。

というと日本気象の年間売上は5億円アップ!

これはますます、

日本気象は風の観測でがっちり!

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