株式会社ムサシ
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東京・銀座、選挙関連の特需を受ける企業がありました。
読取分類機
株式会社ムサシの篠沢康之広報室長は
こちらが今回の参議院選で引き合いがある投票用紙の読取分類機です。
今、受注が相次いでいるのが開票作業に使われる読取分類機です。
参院選を前に今年の注文台数は約100台に上っています。
表や裏、それに上下がバラバラの投票用紙を投入すると、毎分660枚の速さで投票用紙を候補者や政党名ごとに振り分けることができます。
機械を使わない場合、台の上の投票用紙を自治体の職員が手作業で分類するのが一般的です。
株式会社ムサシの読取分類機は標準的な設定で1台約400万円。
決して安くはありませんが、全て手作業で開票し、大勢の職員に残業代を支払うことを考えると費用削減の効果は大きいといいます。
投票箱
また投票箱は
衆参同日選の可能性もあったので、投票箱だけは調達しておこうという動きが春先からずっとあった。4,000箱を超える注文を頂いた。例年の4倍ぐらい。
衆参W選挙による投票箱不足を防ごうという自治体からの注文が舞い込んでいたのです。
自治体が選挙関連の機材を揃える背景にはある制度の変更があるといいます。
選挙年齢の引き下げ
選挙年齢が18歳に引き下げられる初の国政選挙。これまで以上の投票数があるのでは、開票効率をあげること、自治体がこれまで以上に神経を使っている。
有限会社愛興洋蘭園
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埼玉県川越市にあるビニールハウス。
ここでも選挙に欠かせないあるものを作っていました。
祝い事の贈り物として定番の胡蝶蘭です。
有限会社愛興洋蘭園では1,500坪のビニールハウスの中で約7万株の胡蝶蘭を生産しています。
松本景社長は
12月ごろにはこの選挙に向けた準備をしていた。
通常1日の注文は5~6件程度ですが、選挙や内閣改造ともなれば合計500件もの注文が集中するとのことです。
選挙は選挙でも最近は人気アイドルグループ「AKB48」の選抜総選挙でも注文が入ったそうです。
選挙で人気の色はやはり白。3本立ちと呼ばれるタイプで価格は2万円からです。
今回の参院選に向けての注文は、まだこれからですが温度管理をして七分咲きの状態で静かに出荷の時を待っています。
年間で売れる時期があるが、それにプラスする「特需」としてとらえている。
選挙が来月に迫る中、その特需を狙う企業の取り組みはもう始まっています。