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[WBS] 日経MJ2017年ヒット商品番付!

2017年12月6日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

年末恒例、今年ヒットしたモノやサービスを相撲の番付形式でランキングする日経MJヒット商品番付です。

今年ヒットしたモノの共通点は何だったのでしょうか?

そして横綱は何でしょうか?

日経MJヒット商品番付

ダンシング・ヒーロー

大阪府立登美丘高校ダンス部のダンスが大フィーバー。

再生回数は2,000万回をゆうに越えています。

西前頭12枚目はダンシング・ヒーロー。

1985年発売の荻野目洋子さんのヒット曲が再ブレイクしました。

衣装は部員たちの母親が当時着ていた服をアレンジしたもの。

今年のヒット商品番付は1980年台を彷彿させるものが多いのです。

ドラゴンクエストXI

1980年代に社会現象を生んだものといえば、

ドラゴンクエスト3は完売!

累計7,000万本以上売り上げたドラゴンクエストシリーズ。

11作目が東前頭9枚目に入りました。

日本中が待ちわびた新たな冒険の幕開けです。

そしてドラクエ生みの親、堀井雄二さんが登場。

堀井雄二さん

今作は30年の中で一際特別な作品になったといいます。

11番目ということで11は1、ここから新しい伝説が始まればいい。

その新たな伝説の始まりを表す象徴がタイトルの横に描かれたドラゴンにあるといいます。

ドラゴンは1作目されて以降使われていませんでした。そのドラゴンが11作目でロゴの右側に復活。

「今回ドラゴンの向きが1作目と逆になっている。」

あれは意図的にやった。原点回帰して30周年の集大成を作ってみようと思ったのがイレブン。

ドラクエが生まれた当時、ゲームのターゲットは中高生でした。今ではそのユーザーたちが中高生の子供を持つ親世代。

プレーヤーたちも「30年こんなことがあったな」と思い出すように作った。

最新作では昔のユーザーにもう一度楽しんでもらうために過去の作品を思い出させるストーリーにしたといいます。

大人を巻き込むことで300万本を突破しました。

上野

東前頭7枚目は上野。

活気づいている理由はもちろんパンダ。

2017年、上野動物園に誕生したジャイアントパンダのシャンシャン。

その愛らしい姿に日本中が笑顔に包まれました。

初めて日本でパンダが生まれたのは1980年代。

上野動物園にはその姿を見ようと日本中から人が押し寄せました。

デパートにはパンダをモチーフにしたクッキーやパンも登場、上野の街はパンダブームに沸きました。

そして再び上野がパンダに期待を寄せています。

間もなく始まるシャンシャンの一般公開。上野の街の盛況ぶりはまだまだ続きそうです。

桐生祥秀

今年、日本陸上界の悲願を達成。

陸上100メートルで9秒台を叩き出した男、桐生祥秀で東前頭5枚目。

今年1年を振り返ってもらいました。

今年は差が激しい。9秒台が出たのはすごいいいこと。日本代表になれなかったのは自分の弱さがあった。よかったこともあったり、経験になったこともあった年。

カール・ルイス選手

1980年代、10秒の壁をいち早く乗り越えた男がいます。

カール・ルイス選手です。

カール・ルイス選手が9秒台を初めて出した。今でもみんなの記憶に残っている。「日本人最初の9秒台は桐生祥秀」というのはこの先ずっと続くので、それを最初に出せたのはすごくうれしかった。

ハンドスピナー

西前頭3枚目はハンドスピナー。

アメリカで生まれた手持ち無沙汰を解消するオモチャです。

遊び方はただ手で回すだけ。回転時間などを競って遊ぶこともあります。

東京・秋葉原。

ハンドスピナーを日本で一番多く売ったという店を見つけました。

スピンギアAKIBA

[blogcard url="http://spingear.jp/index.php"]

スピンギアAKIBAを運営する株式会社そろはむの長谷川貴彦社長は、

卸も含めて20万個以上出荷している。店舗にも朝から列ができるくらいハンドスピナーを求める人がいた。

実は長谷川さんはヨーヨーの世界チャンピオン。

この店は今年からハンドスピナーを置き始めましたが元々はヨーヨーの専門店です。

長谷川さんがヨーヨーを始めたきっかけが1985年に放送されたスケバン刑事。

ヨーヨーで犯人を懲らしめる主人公に魅了された子供たちの間でヨーヨーブームが起こりました。

ヨーヨーとハンドスピナーとの共通点について長谷川さんは、

1つは手で回るという共通点。もう1つは流行り方ですがヨーヨーはスケバン刑事もそうだが、流行らせようとして流行っていなくて誰かがやっていると、それを見てやりたくなるというところ。

子供たちに流行る要因となったのがユーチューバー。

子供たちは動画を見て長く回るものを探し始めました。

そのブームに乗ったのは意外な企業でした。

NSKマイクロプレシジョン株式会社

[blogcard url="http://www.nskmicro.co.jp/"]

NSKマイクロプレシジョンの石井俊和社長、

ここではベアリングを作っている。パソコンのハードディスク、掃除機、洗濯機、エアコンなどに使われている。

ベアリングにはモノを動かす時に発生する摩擦を軽減させる役目があります。

機械部品のあらゆる回転部分に欠かせません。

そのベアリングで国内トップシェアを誇る日本精工がハンドスピナーを開発したのです。

丸い円盤があるが、ここにベアリングをねじ込んでいる。

限定300個、全て手作業で作り上げました。

従来のハンドスピナーは長く回って6~7分。日本精工が開発したものは12分以上と世界最長です。

価格は1万7,280円。

8月にネット販売をしましたが数分で売り切れとなりました。

これだけベアリングを注目してくれるオモチャは今までなかった。今は20分回るものを新しく設計している。

AIスピーカー

今年もさまざまなヒット商品が生まれました。

その中で日本最速男、桐生選手が選んだヒット商品は?

AIスピーカー。普通に欲しいです。電話を友達としている時にテレビの話をしたらつくのかな?

桐生選手が選んだAIスピーカーは西の大関。

オンキヨー株式会社

[blogcard url="http://www.jp.onkyo.com/"]

11月30日、オーディオ機器メーカーのONKYOが2種類のAIスピーカーをお披露目。

特徴は何といっても音。

ONKYOはグーグルとアマゾンの2種類のAIを採用。1つのメーカーで2種類のAIを採用したのは日本初となります。

そこで、

アレクサ(アマゾンAI)、1980年台と現在の共通点は?

スミマセン、よく分かりません。

グーグル、1980年代と現在の共通点は?

スミマセン、お役に立てそうにありません。

AIにはまだちょっと難しいようです。

中村直文編集長

それでは中村編集長に今年のヒット番付を総括してもらいます。

日経MJの中村直文編集長、

若い世代による親世代の楽しかったことを再編集。停滞期の中での過去のリバイバル消費。家の生活を磨くというのが強かった。

日経MJ 2017年ヒット番付

西
アマゾン・エフェクト横綱任天堂ゲーム機
安室奈美恵大関AIスピーカー
GINZA SIX関脇ゾゾタウン
シワ取り化粧品小結睡眠負債商品
N-BOX前頭株高
Abema TV番組ウーバーイーツ
iPhone Xハンドスピナー
うんこ漢字ドリル「君の名は。」映像ソフト
桐生祥秀カズオ・イシグロ
ザ・チョコレートコンビニ焼き鳥
上野LECT
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