[ガイアの夜明け] 「不自由」が価値を生む!~車イス社長の挑戦~(1)

「不自由」が価値を生む!~車イス社長の挑戦~

株式会社ミライロ

2017年7月、名古屋市。

スーツ姿で車椅子に乗る男性、垣内俊哉さん(28歳)。

向かったのは人気の結婚式場です。

音声確認です。OKです。

そこにやって来た女性たち、ブルーレマン名古屋の新入社員です。その数は約60人。

「ご自身で移動できますか」「椅子に移れますか」と私もよく聞かれる。「できる」「できない」で聞かれると、人は心理的に「できる」と答えたくなる。

車椅子に乗った人にどう接客するのが一番良いのか、その方法を伝えます。

「何かお手伝いできることはありますか?」。この聞き方であれば、本人の「できる」「できない」は聞いていない。聞かれた側は答えやすい。

垣内さんはバリアフリーのスペシャリスト。

高齢者や障害のある人がどうすれば過ごしやすくなるのか、それを企業に教える会社「ミライロ」の社長です。

皆さんのハートは今すぐ変えることができる。ハードはもちろん、ハートを変えていくことが必要。

垣内さんは生まれつき骨が弱く折れやすい「骨形成不全」という病気。2~3万人に1人の難病とともに人生を歩んできました。

講義の後は実習です。

ミライロの社員の男性は目が見えません。

視覚障害の人が上り終えた、下り終えたら「今終わりました」と伝えてください。

当事者だから分かる細かい対処の仕方を早速実践してもらいます。

終わりました。

特殊な器具も持ってきました。高齢者の抱える体の不自由さを体験できます。

ほんま動かへん。全然曲がらへん。

さらにゴーグルを付けます。これで視野を狭くして、ヘッドホンで耳も塞ぎます。

全然聞こえへん。

なんか孤独。

この状態で館内を歩いてもらうと、

階段怖い。これでトイレ行ったらやばい。

こうして自ら実感することで相手の立場に立って接客することができるようになるといいます。

1日かけて高齢者や障害者への接し方を学ぶこの研修。今、企業から依頼が殺到しています。

「不自由」が価値を生む!

バリアフリーをビジネスにする。

「いくら儲かるか」がベースで結果、どれだけ社会に貢献できるか。

企業も儲かり、バリアフリーも進む、かつてない挑戦。

その裏では難病との戦いが・・・

やるべきこと、自分だからできることはもっとある。

不自由が価値を生む!

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