[WBS] 春の「アルバイト争奪戦」!マクドナルド2万5,000人の採用目指す!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

3月といえば卒業シーズンですが、この時期は飲食店などでもアルバイトの入れ替わりがとても多くなります。

人材不足が進む中、外食業界では各社、あの手この手でアルバイト争奪戦に挑みます。

日本マクドナルド株式会社

日本マクドナルド株式会社が発表した新たなキャンペーン。

下平篤雄副社長は、

全国で2万5,000人のクルーを採用するのが目標。

それが「クルー体験会」。マクドナルドのクルーになりきり仕事を体験。高校生以上なら誰でも参加できる約20分の職業体験ツアーです。

狙いは仕事に興味を持ってもらい、アルバイトとして働いてもらうことです。

全店舗の7割をフランチャイズに頼る日本マクドナルド株式会社では、これまでアルバイトの採用に関してはほとんどを各店舗に任せてきました。

しかし人手不足が深刻化する中、本社主導で全国的に宣伝し、より多くの人材を確保しようとしているのです。

さらにゲーム感覚でアルバイトの仕事を学ぶ仕組みを年内には完成させる予定です。課題をクリアするごとにアイテムが手に入る仕組みで学生だけでなくシニアや外国人の獲得も目指しています。

積極的に先手を打って今年から革新的な人材投資を開始する。

株式会社リクルートジョブズ

いまアルバイト人材を獲得するためこれまでにない取り組みをする企業が増えています。

株式会社リクルートジョブズの宇佐川邦子さんは、

賃金が高いからといって、それだけで人が採れるわけではない。

外食企業がアルバイトを募集する際に提示する平均時給は約3年間で40円近く上がっています。これだけ時給が上がっていても人材の獲得は難しくなっているといいます。

賃金よりも働きやすさとか働き心地の方が重要な人がいるので賃金以外の工夫が重要になっている。

アルバイト選びで重視することを聞いたアンケートでは高校生や大学生は「同世代が多い」や「シフトの融通がきく」など時給よりも働く環境を重視するという結果が出ています。

すかいらーくグループ

働きやすい職場を作ることで過去最高益を更新したのが「ジョナサン」などを展開するすかいらーくグループです。

好調を後押しする秘策のひとつが、どんなに忙しくても時間と人手を割いて行うアルバイトの教育プログラムです。

いらっしゃいませ。お冷とおしぼりをお持ちしました。

3週間前にアルバイトとして入社した高校3年生の髙久ひなさん。アルバイトをするのは初めてです。

この日は配膳の研修。指導は清水雅也店長自らが行います。

タンドリーチキンでご注文のお客様。

上手くできているように見えますが、

にこやかで良かった。でも何がダメだったか自分で分かっているよね。言葉が少しおかしかった。タンドリーチキンご注文のお客様。

接客に重要な言葉遣いを注意されました。ただ笑顔を褒めるなど配慮は欠かせません。

次々とお客様の料理が運ばれる忙しい時間帯にも関わらず研修が行われています。

髙久ひなさんは、

やさしくて、ゆっくり教えてくれるのでとても助かる。

教育プログラムにはマンツーマンの「実地トレーニング」のほかにマニュアル本で接客方法などを学ぶ「座学」もあります。プログラムは合計で7回行われ期間中は店長も新人の教育に専念します。

店側には負担となりますが教育プログラムを導入した2012年以降、新人アルバイトの離職率は大幅に改善されました。

株式会社すかいらーくの金谷実常務は、

店舗は基本的に正社員は1人か2人。それに対してクルー(アルバイト)は1店舗に平均30人くらいいる。その方々のトレーニングや教育は非常に重要。

また今後の店舗拡大を見据えより多くの人材を確保するために短時間勤務を取り入れることも検討しています。

定期的にしっかり働くニーズが学生の中で薄れてきている。できるだけ自由な働き方を「支援」し、しっかりと店舗運営をしたい。

短時間勤務

実際、外食のアルバイト求人広告でも1日の最低勤務時間が3時間以下でもいいという広告は全体の3分の1を占めています。

短時間にした方が人材が採れる?

株式会社リクルートジョブズの宇佐川邦子さんは、

実際に成功するから増えているし、成功するから他の会社がまねをする。

短時間勤務のアルバイトを歓迎しない企業も多いですが、実は大きなメリットがあるといいます。

やってみたら思ったよりも面白かったとか、これなら大丈夫と勤務時間が延びたり出勤日数が増えている。いかに働いてくれる人に長く働き続けてもらえるかがポイント。

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