[WBS] コンビニ勢力図に変化!ローソンは「ダブルブランド」戦略!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

株式会社ローソン

千葉県白井市に9月9日にオープンした「ローソン・スリーエフ白井冨士店」。

株式会社ローソンは4月、神奈川県が地盤の株式会社スリーエフに出資。

ダブルブランド店舗の一号店です。

株式会社スリーエフの山口浩志社長は

ローソンの首都圏戦略の一助になれるように努力したい。

ダブルブランド店舗

ダブルブランド店舗は取り扱う商品にどんな違いがあるのでしょうか?

お弁当売り場ではローソンのお弁当と一緒にスリーエフのお弁当も売られていました。

さらにローソンではお馴染みの「からあげクン」の隣にスリーエフで人気の焼き鳥がずらりと並んでいます。

焼き鳥は専用のオーブンで焼き上げます。

ダブルブランド店舗ではローソンの商品に加え、30品目のスリーエフ商品も取り扱っています。

お客様の反応

品数が多くなったので楽しみ。

ローソンにもよく行っていたので、スリーエフと一緒になってうれしい。

マンガ

食品以外にも、大きな本棚に並ぶマンガの数々。

新刊以外も取り扱う力の入れ方はスリーエフの特徴です。

戦略

11月までに千葉と埼玉にあるスリーエフ、約90店舗をダブルブランドに転換する予定です。

ローソンへの1本化ではなく、ダブルブランドでの店舗戦略を選んだ理由とは?

株式会社ローソンの竹増貞信社長によると

スリーエフの看板に対しての地域での愛着や信頼を考えると、名前を残して、オーナーも一緒でやってもらう方が地域の人が入りやすい。

個々の店舗がいかにその地域に受け入れられるかを重視したといいます。

今までのオーナーさんが培ってきた商売力に、ローソンの商品力やシステム力、物流をのせて、どういう店になるか。

株式会社ファミリーマート

中堅コンビニチェーンに資本参加しダブルブランド店舗を展開する株式会社ローソンに対して、株式会社ファミリーマートはブランドの1本化で事業拡大を狙います。

株式会社ファミリーマートは9月1日、サークルKやサンクスを運営するユニーグループ・ホールディングス株式会社と経営統合。

業界首位の株式会社セブン‐イレブン・ジャパンに迫る、約1万7,000となった店舗は今後3年をかけて全て「ファミリーマート」に統一します。

2010年に吸収合併した株式会社エーエム・ピーエム・ジャパンも全店舗、ファミリーマートに衣替えしました。

株式会社ローソンとは対照的な拡大戦略とみえます。

沢田貴司社長は

物販(1日の売り上げ)はまだセブン‐イレブンとかなり開きがあるが、それを少しでも縮める、それ以上になるように努力するのが課題。競争相手は大量にいるがチャンスを切り開いていきたい。

コンビニ業界

近年、再編が相次ぐコンビニ業界。

今後どう変わっていくのでしょうか?

小売業界に詳しい日本経済新聞の田中陽編集長は

勢力図は確かに塗り替えられたと感じるが、数年間は大手3社に勢力図は変わらないと思う。

ただ2016年6月、株式会社ローソンの社長に筆頭株主である三菱商事株式会社出身の竹増貞信氏が就任したことで状況が変わる可能性があるといいます。

イオングループにあるミニストップとローソンとの関係は三菱商事が絡むことから関係は築きやすい。

ミニストップ株式会社

店舗数で業界4位、ミニストップ株式会社が更なる業界再編のカギを握るといいます。

コンビニ業界で10兆円を超えたのが、ある意味大きな節目。飽和論というのが出てくるが、住民にどういう商業施設が来てほしいかと聞くと、コンビニが来てほしいという。いろいろなところでこれから出店競争が起きると思う。