カラオケきはる
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和歌山県、大阪都の県境の岩出市に和歌山県民が集まる儲かりエンタメがあるらしい。
午後2時、きはるってお店。「きはる」って言われれば行ってみますよ。
正面のステージでおじ様が熱唱をしています。ということはカラオケのお店?
それにしても気になるのは本格的なハデハデ衣装。
どういうことでしょうか、正木悦子店長?
和歌山のカラオケスタジオはこれが定番なんです。普通のスタイルです。
和歌山県独自の儲かりエンターテイメントは衣装をバッチリ決めて歌を歌うショーアップカラオケ。
こちらのきはるは時間制ではなく1枚100円のチケットを購入して歌いたい曲と自分の名前を買いて渡すチケット式。
ほかの方が歌っている間は死語厳禁。手拍子もなし、歌声にちゃんと集中するのが和歌山ルール。
もちろんほかのカラオケ店もステージも照明も本格的。
「どのくらいのペースで来る?」
週5日!こっちは毎日来てる。
カラオケ店
実は和歌山県は人口に対するカラオケの店舗数が全国平均の倍以上で日本一。
なので、
カラオケしかない。そこにもあるしな。そこにもあるし、そこにもあるし、むこうにもある。
そう言われてJR和歌山駅前を見渡すとカラオケ店の看板がやたらと多い。
それにしても和歌山県のみなさんはなぜこんなにカラオケが好きなのか?
ショーアップカラオケのカラオケスタジオやすらぎの北内ひろし店長に聞いてみると、
カラオケ道場という番組。それがきっかけ。
1984年から18年に渡り放送された和歌山県の人気番組「カラオケ道場」。一般の参加者が勝ち抜き歌合戦を繰り広げるというシンプルな内容なんですが、当時この番組に出たいと県内でカラオケ人気が急上昇!
その影響からかステージで歌い上げる本格的なカラオケが和歌山県に根付いたといいます。
そんなエンタメ志向の和歌山県民にはカラオケ店のあるサービスが大好評。
歌手を読んでくれます。
結構ええ歌手は来ますわ。この間は山崎ていじさんが。
歌手を、つまりカラオケ好きには雲の上のスターを読んでくれます。とくにきはるは大物カラオケスターを続々と呼んでくれるってことでカラオケシンガーから熱い支持を得ているのです。
朝9時半前にもかかわらず和歌山の方々がきはるに集まっています。
「お客様ってどのくらい来てる?」
年間で1万5,000人くらい。
たった32席のこの店に年間約1万5,000人がご来店。そのほとんどが和歌山県民といいます。
株式会社朱洸
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さらに和歌山にはカラオケシンガーを支える重要なお店があります。
人通りもまばらな商店街に一軒だけ元気そうなお店「エルビアン」があります。
辻節子社長、これはひょっとして、
カラオケのドレスを販売しています。
お値段は1着1万5,900円のシンプルなドレスから、豪華な装飾を施した5万9,800円もするものまで。そんなに売れるものですか?
400着くらいかな。年間で。
数万円のドレスを400着も売り上げる秘密はエルビアンにしかできない接客方法にありました。
この日もカラオケの発表会できるドレスを探しお客様がやってきました。すると、
何を歌われますか?
森進一の「北の蛍」。
お歌のイメージが寂しいような悲しいような感じなので、きつい黄色じゃなくて優しい黄色。
曲名を聞いただけで即座にドレスをご案内。
エルビアンの売りはお客様が歌う曲のイメージに合ったカラオケドレスをアドバイスしてくれるということ。
このお客様が歌うのは森進一の「北の蛍」。そこで辻さんは蛍の淡い光をイメージした薄い黄色のドレスをおすすめ。
大満足のお客様、2万4,900円の黄色いドレスともう2着、計7万4,700円をお買い上げ。
和歌山県内のカラオケ関連ビジネスはまだまだ儲かりそうです。
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