[WBS] 歩いても疲れない靴!?セミオーダーで9,900円!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

靴擦れして足が痛いという経験をした人も多いのではないでしょうか。

こうした靴の悩みを少しでも解決しようと9,900円のオーダーメイドシューズを看板に掲げ急成長する企業を取材しました。

ボルボ・カー練馬

都内の自動車販売店。女性スタッフはお客様に飲み物を提供したり、クルマを磨いたり、常に動き回っています。

そんな彼女たちには悩んでいたことがありました。

足がだいぶ疲れやすい。ずっと立ちっぱなしで歩いたり、たまに小走りになったりする。

そこでボルボが導入したのが靴。

オーダーメイドなので、左が24.5センチ、右が24センチ。幅も実は違う。

靴が合っているので足がむくんだり疲れたりしない。

株式会社キビラ

働く女性を足の悩みから開放したのがキビラ。

キビラの最大の売りはセミオーダーで一足9,900円という価格。

選べるデザインは全部で22種類。

お客様はまず計測器で足型を撮ります。医療用に使われている非常に正確な機械です。片足20秒ほどで足の大きさや幅、甲の高さが3Dデータでできあがります。

足囲は左が24.8センチ。右が25.1センチ。3ミリ以上差があれば左右のサイズを分けて作る方がいい。

デザインを選んで足を計測した後は日本人女性の87%に対応しているという30種類の靴型から足のサイズに合うものを決めます。

福谷智之社長

キビアを3年前に作ったのが社長の福谷智之さん。

実は福谷社長、ファーストリテイリングの元社員で2009年には「ユニクロシューズ」を作りました。その時、靴は返品率が高く「儲からない」と感じていました。

女性社員全員が何度話しても「自分似合う靴がない」「靴に悩んでいます」と、その悩みを解決すれば儲かるビジネスに変えられると思った。

そこで福谷社長はユニクロ時代に作った人脈を使い、素材を安く仕入れるなど徹底的にコストカットを行いました。

2016年度の売り上げは6億円。2017年度は18億円まで増やす計画です。

新商品開発

そのカギのひとつが新商品の開発。

福谷社長が訪ねたのは桜美林大学で足の研究をしている阿久根英昭特任教授。

取り出したのは開発中の新商品。より歩きやすく疲れない靴を作っていました。

ヒールと靴底を一体化にして強度を高めたことで重心がブレにくく安定するといいます。

また特殊な中敷きを使うことで体重を足裏全体に分散。

こうしたことにより、歩いても足が痛くなりにくい構造にしました。

早速、体重のかかり方を分析してもらうと、左足にかかる比率は51.1%、右足は48.9%となりました。

左右のバランスがとれて均等に建てる靴という印象。

また歩き方や姿勢に与える影響を見てみると、

理想的な歩き方ができている証。

福谷社長は、

最高のハイヒールができたと思っている。

福谷社長は9月5日にこの靴を発売することに決めました。

インターネット販売

会社を成長させるもうひとつのカギがコストを抑えられるインターネット販売です。

インターネットも全体の売り上げの10%くらいを出せるようになった。利益率が全店で一番いいという状況。

ここからネットでも攻めていきたい。

東京・中央区にあるキビラの本社。福谷社長は動き始めていました。

やって来たのはスマホアプリの開発担当者。現在、店舗でしかできない足型の計測を自宅でもできるようにスマホアプリの開発を進めていました。

「A4紙のここに合わせてください」みたいな?

アプリの開発を担当するテンダの渡邊圭輔さんは、

ガイドがあればおおよそ、そこに合わせられる。足のサイズも大きい小さいはあるが、おおまかなところであっていれば大丈夫。

問題はいかに正確に足のサイズが測れるか。

そこで用意したのがA4の紙。かかとを紙の端に合わせて乗せます。スマホで撮影をして赤い棒を合わせることで足の大きさと幅を割り出すという仕組みです。

違う。私24.5センチです。

測定した結果、足の大きさは23.8センチ。実際のサイズと0.8センチの誤差が発生してしまいました。

9月5日の新商品の発売に合わせてアプリも同時に発表する予定で残された開発期間はあと1ヶ月。

福谷社長、最後まで調整を続けていきます。

足のサイズを測らないで無責任に売っている世の中の靴屋は全部でたらめと強気の発言をしてきた。

世界中の人がちゃんとした靴を履けるようになったら、みんなきれいに健康的になり、いいことになるのでは。

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