食に関する新たなトレンドに関するニュース。
皆さんは普段、甘いものを食べた後、いっぱい食べた後に罪悪感を覚えるという経験はありますか?
いま罪悪感なく食べられることを売りにしたギルトフリー商品の人気が広がりを見せています。
低カロリー、低脂質といったギルトフリーに力を入れる企業の戦略を取材しました。
日本ケロッグ合同会社
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東京・表参道のカフェ「リバーカフェ」。
店内で行われていたのは…
日本ケロッグ・マーケティング部、清水槙さん、
「甘いものは好きだけど体型が気になる」という人の間で話題になっているキーワード、ギルトフリーに着目した。
日本ケロッグが5月25日から始めるギルフリプロジェクト。
低脂質のシリアル「フルーツグラノラハーフ」を使った罪悪感のないギルトフリーのスイーツを表参道のカフェ5店舗で提供します。
こちらのカフェのスイーツはヨーグルトと豆腐を加えたレアチーズケーキにベリーソースとグラノラをたっぷりとトッピング。
ギルトフリーでないものと比べ脂質を半分以下に抑えました。
試食をした須黒清華キャスター、
見た目は罪悪感がありますね。
ヨーグルトの酸味は最初に感じますがしっかりと甘さもあります。いろんな食感が楽しめて食べ応えがあります。
フルーツグラノラハーフは2013年に販売を開始。
翌年には通常のグラノラの売上げを超え、ケロッグで一番売れている商品になりました。
ギルトフリーを求めるニーズは高まっている。この商品を豆乳と食べる人がいると聞いている。より脂質を抑えた食べ方を求めている人が増えていると感じている。
日本ケロッグの調査では消費者は「何かがオフとかハーフだとおいしくない」というイメージがあるといいます。
ギルトフリーを全面に打ち出したイベントで低脂質でもおいしいという商品の特徴を認知してもらうことでさらなる売上アップを目指します。
これ以外にもギルトフリーの商品はある。新しい食べ方の提案をすることで商品の特徴を知ってもらう機会をつくりたい。
株式会社松屋
[blogcard url="http://www.matsuya.com/"]
一方、松屋銀座の屋上で5月25日から開かれるビアガーデン「美しくなるビアガーデン」。
5月24日に関係者向けに公開されました。
ビアガーデンで揚げ物をたくさん食べてビールをいっぱい飲んで次の日後悔する。
今回はその罪悪感を払拭することが狙いだといいますが…
結構ボリュームありますね。
さすがに食べるのを躊躇してしまうこのボリューム。
肉は牛、豚、鶏が勢揃いです。
ギルトフリーなバーベキューと聞いてきたのですけど…
松屋銀座本店の森肇さん、
見た目はボリュームがあるがたくさんの野菜と一緒に肉を食べることで罪悪感なく食べられる。
罪悪感を少しでも減らすためにサラダから食べるといいます。
さっぱりとしていますし、食べ応えあります。最初に食べたらこれだけで結構お腹いっぱいになりそう。
女性に人気のクロスフィットトレーナー、AYAさん監修のこのサラダ。
豆やナッツがふんだんに入っていてよく噛んで食べることで満腹感を味わえるといいます。
そして少しお腹もふくれたところに肉の出番。
もうちょっと野菜でお腹が満たされているので安心感があるというか、食べてもいい気がします。ビールを飲んでもいい気がします。
高たんぱくの肉は基礎代謝を高めるといわれていて美しい体づくりには欠かせないといいます。
さらに焼肉の後には肉と野菜にチーズをたっぷりかけたチーズタッカルビ。
チーズに含まれるビタミンB2には脂肪分解作用があるといわれています。
さらに調味料のコチュジャンに入っているカプサイシンが代謝や体温を高めることで発汗作用を促すといいます。
バランスのいい食事を食べて、それから運動してもらえたら最高。
松屋銀座ではこのビアガーデンで1年前と比べて110%の売上げを目指します。
ギルトフリーを合言葉に男性は女性を気軽にデートに誘えると考え、新規の男性客獲得にも期待を寄せます。
屋上のビアガーデンに来た後に全館での買い物につなげてもらいたい。