[がっちりマンデー] 知られざる「業務用」便利グッズの世界!(2)

知られざる「業務用」便利グッズの世界!

兼子産業株式会社

瀬戸内海に面した山口県光市にある兼子産業株式会社。

この小さな会社が作ったある便利グッズがいま全国の物流業界で大ヒットしているらしい。

さっそく中へ。

兼子産業3代目の兼子雄輝社長。

物流業界で大ヒット中の便利グッズって何ですか?

すべらんマット」といいます。

すべらんマット

まさに便利グッズぽいネーミングですね。滑り止めは分かりますがどこにどうやって使うのか、見せてもらいましょう。

フォークリフトの爪に。裏がマグネットになってまして先端から爪の上に置くだけです。強力なマグネットでこれで装着完了です。

フォークリフトはパレットと呼ばれる台に爪を差し込んで荷物を運びますが、

パレットが急ブレーキとか急旋回で滑りやすいので、すべらんマットを装着するだけで全く動かなくなります。

では実験してみましょう。すべらんマットなしでは急ブレーキをかけると荷物が崩れてしまいます。パレットが滑っているのが分かります。

バックで急旋回するとダメでこりゃ・・・。

そこですべらんマットを装着すると高速で急旋回しても滑りません。急ブレーキをかけても全く問題なし。動きません!

冨士高圧フレキシブルホース株式会社

実際にすべらんマットを使用している会社の人に聞いてみると、

安心して作業ができますね。すべらんマットがあると無いとでは全然違います。

このすべらんマット、サイズによってワンセット2万円から7万円とそこそのお値段ながら年間2,000セットと売り上げる大ヒット商品なんです。

でもそんなに売れるのだったら大手のメーカーが参入してきたりすることないのでしょうか?

我々にとっては非常に魅力的な市場でも大手さんにとったらそこまで市場規模の大きくないマーケット。ニッチな市場ですね。

ユーザーの悩み

兼子産業の本業は運送用の木箱やパレットなど、いわゆる梱包材を作る会社。

物を運ぶ物流業界を知り尽くしているから全国に100万台以上あるといわれているフォークリフトのユーザーのお悩みがわかったってことです。

そしてもうひとつユーザーのお悩みに応えた便利グッズが、

水平チェッカーです。

水平チェッカー

フォークリフトはリフト部分に角度がつけられるようになっていて、よくあるミスがこの角度がついたまま高いところの荷物を上げ下げしてしまうこと。

そこでこの水平チェッカーを使えば運転手の目の前で爪が水平になっているかひと目で分かるという便利グッズです。

新商品

そんなフォークリフト便利グッズの宝庫、兼子産業から10月1日にまたまた新商品が出るらしい。

今度もまたインパクトのある商品になります。

新商品の「フォークリフトマーカー」。これもフォークリフトの爪に装着するタイプで「500」「1,000」「1,500」と目盛りが入っています。

それだけ?

フォークリフトの差し込み位置が分からないことによる事故も多くて、アタッチメントをフォークの爪に貼るだけでどれくらいまで爪がささっているのか誰が乗っても分かるようになる。

フォークの爪がどのくらいまで刺さっているか分からないと、手前の荷物だけを取りたいときに奥の荷物を倒してしまうこともあります。

でもフォークリフトマーカーを付ければどこまで爪を差し込んだのか一目瞭然。手前の荷物だけを取るのも楽ちんってワケです。

「これも兼子さんが初めて作った?」

そうです!うちが業界初です!

「なんで今までなかったんでしょうね?」

それは私にも分かりませんが、やっぱりニッチだからじゃないですかね。

現在、便利グッズだけで年間1億円の売上があるらしいですが、これらが全国100万台のフォークリフトに広まれば今後も右肩上がりで伸びていくのも間違い無し!

兼子産業は物流業界の便利グッズでがっちり!

いきそうですね!

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