株式会社果実堂
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九州は熊本から、果実堂って会社から名前がついてがっちりって人がいるそうな…。
おはようございます!
「名前がついてがっちりな方はどなたですか?」
果実堂の高瀬貴文さん、実は以前とある儲かり会社を取材した際、その取引先としてちょこっとだけコメントを頂いたことがあります。
でも自分がメインじゃなかったためインタビュー終了後すごく残念がっていました。
「インタビュー以上で大丈夫です。」
なんでメインがうちじゃないのぉ!またリターン(再度取材)ってあるんですか?カムバックサーモンあるんですかね?
はい、リターンしてカムバックサーモン。今回はあなたが主役!
「がっちり」やりたかったです。
気合も十分です。
高瀬さんの名前がついた○○式ビジネスとは?
高瀬式14回転ハウスです。
高瀬式14回転ハウス
高瀬式14回転ハウスって何?
ハウスというのは農業用の栽培ハウスです。
熊本県の果実堂は野菜のベビーリーフを栽培しているのですが、高瀬さんが開発したのはベビーリーフを栽培するためのビニールハウス。
14回転というのは1年間にベビーリーフを栽培して出荷する回数のこと。
元々は年間8回転が10回転になって、10回転が14回転になった!
回数が増えれば当然収穫量も増えます。
会社の売り上げにもかなり貢献してそうですが、ビニールハウス自体にどう関係しているんでしょう?
やはり耐候性。風に強い。
風にめちゃくちゃ強い!
高瀬式14回転ハウスは風にメチャクチャ強い。
なので台風の被害を受けずに何度も栽培できます。
高瀬式14回転ハウスの強度は?
台風並みの風速約30メートルの強風を高瀬式14回転ハウスに当てて確認。その威力は人が立つことが精一杯の威力です。
高瀬式14回転ハウスにドンドン強風が当たっていますが、文字通り「どこ吹く風」。ビニールが剥がれる様子も無し。
ハウスの真横からガンガン当ててみても全然ヘッチャラ!
「最大風速はどれだけ耐えられますか?」
風速40~50メートルまで!
なぜ高瀬式14回転ハウスはこんなに丈夫なのか?
その秘密は、
空気が動いています。
ハウス内に空気が流れています。
空気を抜くことによってハウス内がぐっと締まった仕組み。
つまりハウス内のファンが中の空気をギュッと抜いて気圧を下げています。すると外から圧力がかかるのでビニールも壊されません。
あまりにも素晴らしいってことで自社で使うだけでなく高瀬式と名前をつけて2016年から販売。
頑丈だけど1棟建てると数千万円することもある温室と比べ、500万円ととっても経済的。
高瀬貴文さん
それにしても、どうしてこんなものを作れたのですか?
私はもとは建築業界、建築士です。
無精髭が伸びているけど設計のプロです。
高瀬さんは大手不動産会社でキャリアを積み果実堂に転職。
なるほどです。
ところで果実堂にはもう一つ妙な噂もあります。
もう1つ落合式。あとは中島式もあります。
高瀬式14回転ハウスを筆頭にベビーリーフを効率的にパック詰めする中島式パッキング法、美味しい大豆を作るための発芽法、落合式ハイプレッシャー法と果実堂は○○式が3つもあります。
名付け親は、
うちの社長が名前をつけた。
○○式と名前がつくと開発した社員のやる気もきっと出るって事で井手剛社長が名前を付けたそうです。
高瀬式14回転ハウスは2016年11月から販売を開始して今期1億5,000万円の売上見込みです。
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