[がっちりマンデー] 儲かる「社内コンテストNo.1」!(3)

儲かる「社内コンテストNo.1」!

カゴメ株式会社

大江戸・日本橋にあるカゴメ東京支社。

社内コンテストが開かれているという会場に案内されましたが、キッチンスタジオ?

皆さん和気あいあい、コンテストって感じではないですが・・・。

若い女性はお勉強?おっと男性もエプロンを着けてお料理。部屋を間違えたんじゃない?

「これ何ですか?」

経営企画本部の榎木彩乃さん、

カゴメの社内コンテストのオムライス検定。通称オム検をやっております。

「おむけん!?」

はいオム検です!

オムライス検定

カゴメの儲かる社内コンテスト、オムライス検定の真っ最中!

この検定、オムライスに関する知識や料理技術を競い合い、3級から2級、そして1級へとレベルに従ってステップアップできるというもの。

でも、どうしてオムライスに限った検定?

オムライスってトマトケチャップをたくさん使うメニュー。

オムライスといえばケチャップは欠かせません。そしてトマトケチャップといえばカゴメの主力商品です。分かりますよ。

ケチャップは基礎調味料なので爆発的に消費量が増えるっていうのはなかなか難しい。

だからオムライス作りが得意な社員をドンドン増やし、世の中に美味しいオムライスを広めていきます。

その結果、トマトケチャップの消費量をアップさせようとというのがなんとも壮大なカゴメの作戦です。

3級の合格のラインは1人でオムライスを形成できること。

この検定、社員さんがこんなに頑張る理由のもチョットした理由があります。

それは、

昇給のポイントにオムライス検定が含まれています。

オム検の級はお給料にも反映されるというカゴメの昇給システムがあり、ちゃんと昇給ポイントに加算されます。昇級で昇給って冗談ではありません。

だから社員の7割ほどが3級以上を取得しているといいます。

そして3級から2級へのレベルアップには筆記テストとレポート作成が加わり、オムライス作りの実技でもタマゴに破れがないか、穴が空いていないか、焼き色は均一か、全体の形はどうかと厳しいチェックが入り、より厳しくなります。

そのため合格者は3級取得者の4割程度とか。

さらに1級合格ともなればカゴメ全社員2,621人のうち、わずか7人しかいません。

選ばれし7人のひとりが営業推進部の太田真依さん。

1級を受ける前の1週間は毎日家でオムライスをつくって練習をしました。

1級の技術

1級の技術はどこがどう違うのか?

3級の田子さんと実際にオムライスを作って比べてみましょう。

「お願いします。」

両者一斉にオムライス作りをスタート。

オム検1級の太田さん、まずは慣れた手つきで具材の野菜をカット。これでチキンライスを作るんですね。

そしてフライパンに溶き卵を流し込んで絶妙な火加減でトロットロになったタマゴに作っておいたチキンライスを乗せます。

難しいのはここから。

いよいよ緊張の瞬間ですね。

果たしてその出来栄えは?

フライパンからオムライスを優しく繊細にクルッと丸めてお皿の上に。

No.1の技を間近で、いつの間にか若手社員の人だかりが!

真依さんのオムライス、旨いんだろうな・・・。

出来上がったオムライスは鮮やかな黄色になめらかな表面、食べるのが勿体無い!芸術品です。

一方、3級の田子さんのオムライスはまぁ形はいびつだし、ちっちゃな穴まで開いているし、残念・・・。

オムライス普及のためにも食欲をそそる見た目の美しさは絶対条件なのです。

まさに徹底したオムライス消費作戦のカゴメ。

内なる社内コンテストだけにとどまらず、外に向けてまで、スーパーで美味しいオムライスの作り方をポップを使ってアピールしたり、オムライス自慢の外食店を集めてNo.1を決める全国大会「オムライススタジアム」を開催。

こうしたさまざまな普及活動を行った結果、

オムライス検定を実施した2010年から昨年までの間で約13億円ほど売上が拡大。

ここ6年で味噌の消費は19%ダウン、塩が27%ダウンと全国的に調味料の売上が落ち込んでいる中でカゴメの調味料、ケチャップは売り上げが13%アップして13億円も拡大

これはまだまだ、

がっちり!

いけちゃいます。

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