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[WBS] 未来の「食」を変える?アメリカの進化する「人工肉」!

2016年12月21日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

Cockscomb Restaurant(コックスコーム)

アメリカ・サンフランシスコ。

レストラン「コックスコーム」では、10月から始めたばかりの新しいメニューが大人気となっています。

その名も「インポッシブル・バーガー」。つまりあり得ないハンバーガー。実はこれ、肉を使わずに牛肉を再現した人工肉。100%植物由来です。

お客様は、

牛肉を食べる時はホルモン剤が使われていないかなど、気を配っている。この肉は脂が多過ぎないし、いいわ。

本当に美味しい。「植物性」なのに肉汁まで出てスゴイ。

牛肉100%のパティと比べると少し色が薄く見えますが、焼いてみるとちゃんと焦げ色もついてミディアムレアの焼き加減まで肉そっくりです。

価格は19ドル(約2,200円)。ランチにしてはいい値段ですが、次々と注文が入ります。

普通のハンバーガーよりコレステロールなども低く健康的だとリピーターもいて他にも3つのレストランで提供が始まっています

コックスコームのマイク・ヤング副料理長は、

「人工肉」バーガーは週200~300食出るよ。メニューに加えてから売り上げが急増した。

Impossible Foods(インポッシブル・フーズ)

開発をしたのはシリコンバレーのベンチャー企業です。

創業者はスタンフォード大学の「生物化学」の名誉教授、パット・ブラウンCEO。

約130人いる社員の3分の2が科学者です。牛肉の味に近づけようと分子を解析するなど5年をかけて開発しました。

植物由来の成分だけを使って肉や魚を作れないか考えた。

人工肉の原料

人工肉は何から出来ているのか?

実際に見せてもらいました。

肉の本体は小麦から抽出したプロテイン。つまりタンパク質。

こんにゃくの粉などから取った炭水化物はつなぎの枠割。

そして、脂身を再現するのは冷やし固めたココナッツオイルと大豆のプロテインです。

研究者は、

牛肉再現のカギを握るものがあります。

カギとなったのは肉独特の味や香り、色を生み出す液体「レグヘモグロビン」。マメ科の植物の根に存在する血液に似た成分です。つまり肉らしさを植物で再現しているのです。

開発の狙い

開発の狙いは地球環境への負荷を減らすこと。

畜産の場合、飼育する過程で大量の飼料や水が必要なうえ、二酸化炭素も排出しますが、人工肉ならこれを大幅に削減できるのです。畜産比で水は85%減、二酸化炭素は89%減です。

このビジネスにはマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏が100億円以上、投資をして話題に。

パット・ブラウンCEOは、

バカげていると思うかもしれないが、今後20年で世界に流通する肉を、全て「人工肉」に置き換えるのが目標。

Whole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)

こうした人工肉を巡る競争では高級スーパーのホールフーズ・マーケットが「ビヨンド・バーガー(約700円)」の販売を始めています。

これも100%、植物由来です。

三井物産株式会社も出資し、2017年に日本でも発売予定です。

Memphis Meats(メンフィス・ミート)

さらに進んだ企業も登場しました。

サンフランシスコにあるベンチャー企業では実験室で肉を作り出しました。

培養技術を使い、牛の細胞から人工的に肉を生み出すことに成功したのです。

2016年1月、世界で初めて「培養ひき肉」でミートボールを作りました。

ウマ・バレーティCEOは、

ミートボールが世界を変える!

そして11月には「培養かたまり肉」も開発。5年後の商品化を目指しています。

バイオ技術の進歩により食肉大国のアメリカで始まった人工肉の開発競争。

お客様は、

科学の力で牛肉の代替を可能にした貴重な食べ物だ。

今後、私たちの食生活を大きく変えることになるかもしれません。

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カテゴリー:ビジネス関連
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