[WBS] 病気の予防が期待できる!?医師たちが監修のレストラン!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

本格的で美味しそうな料理。このメニューを考案したのは栄養学を研究する医師たちです。美味しく食べながら病気を予防しようというコンセプトのレストランが5月29日にオープンします。

医学界が監修する世界でも初めてというレストラン。オープン前に取材してきました。

医学界キッチン オーソモレキュラー

東京・港区に5月29日にオープンするレストラン「医学界キッチン オーソモレキュラー」。

国際オーソモレキュラー医学会という医師や医学関係者の団体が監修するレストランです。

国際オーソモレキュラー医学会の柳澤厚生会長は、

オーソモレキュラーとは分子レベルでアミノ酸・ビタミン・ミネラルなどを使って健康維持ではなく病気の予防や治療まで高める。

分子レベルで最適な量の栄養素を投与することでさまざまな病気や疾患の予防や治療に役立てる理論をレストランのメニューとして生かそうというのです。

今回は10人の医師たちが考案した26種類のメニューが公開されました。

相内キャスターが試食したのは飛騨高山のともえ地鶏を使ったメニュー「香味野菜と蒸し鶏のエスカベッシュ」です。

このメニューを考案した柳澤さんは栄養点滴療法を用いてがん治療や予防医療を行う専門医です。柳澤さんによると自然に近い環境で育てられたともえ地鶏はミネラルやアミノ酸が豊富なことが特徴。一緒に食べる野菜の甘酢漬けにもポイントが。

香味野菜に酢を使っているので栄養がより吸収しやすく、疲れもとれやすい。アミノ酸やたまった乳酸の分解とか、そういうところまで期待して考えた。

50種類以上の栄養成分を含むスーパーフード「スピルリナ」などを使ったスムージー「季節のスーパーフードスムージー」。

このメニューを考案したのは薬剤師・薬学博士の井手口直子さんです。体の調子を整えることが期待できるといいます。

いつも薬を扱っているが、食品も自分で意識してとったほうが、より効果が出てくると思う。

今後は季節によって、また違う医師たちが考案するメニューを提供する予定です。

このレストランの運営は外食企業のT・Sコーポレーションが担当。医師たちはボランティアでメニューの考案や監修を担います。

柳澤医師は、

分子から考えた栄養療法があることをみんなに知ってもらいたい。

まずは1店舗でスタート。今後軌道に乗れば店舗を増やしていきたいといいます。

株式会社ファンデリー

一方、健康食を宅配するファンデリー。管理栄養士が生活習慣病患者やその予備軍向けに開発したメニューを中心に250種類を販売しています。

今、力を入れているのがより身近な疾病の予防に着目した「メディカル ミール」シリーズ。これまで認知症や骨粗しょう症などが期待できるメニューを展開してきました。

例えば便秘症で悩む人向けのメニューは「照焼風ハンバーグセット」。

和風のソースがあっさりしていて、お肉自体も脂身というより玉ねぎのシャキシャキ感が残っていてあっさりしています。

食物繊維をたっぷり使ったり、オリゴ糖を使用することで便秘の解消を狙うといいます。

そして6月に発売される新商品が「濃厚ソースのチキン南蛮風セット」。

普通のチキン南蛮よりもあっさりしています。衣がついていない。鶏肉もササミなのでタルタルソースは濃厚ですが、鶏肉が揚げていないのでさっぱりしている。

このメニューで予防できる症状は、ファンデリーの栄養管理士、大浦あかねさんによると

高齢者向けにフレイルを予防するための食品をたっぷり使用したメニュー。

フレイルとは加齢に伴い筋肉や心身の活力が低下した状態のこと。これが進むと要介護状態に陥ると考えられています。今回の弁当は高齢者の骨や筋力の衰えを予防することが期待できる食材がふんだんに使われています。

フレイルの予防に大切なタンパク質やカルシウム、そのカルシウムを吸収するためのビタミンDという栄養素があるが、それぞれメニューに入れている。

こうした病気の予防が期待できるメニューが人気を呼び、ファンデリーの会員数は1年前に比べて11%増え、20万人を超えました。今後も管理栄養士がさまざまな疾病に注目したメニューを開発し、数を増やしていく予定です。

ファンデリーの阿部公祐社長は、

食の力は大きいものがあるので、予防のできる、いろいろな病気に対応できる商品開発をしていきたい。まだまだ他にもある。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする