[WBS] 民泊サイトに「新勢力」、中国大手サイトが急拡大!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

一般住宅に観光客を有料で宿泊させることができる民泊が今月から本格的にスタートしました。

政府はより細かいルール作りの検討を進めています。

「民泊」に関する有識者検討会

2016年4月12日に開かれた厚生労働省と国土交通省が開いた「民泊問題」に関する有識者検討会。

民泊協会など関連する団体や企業が集まり約2時間の議論がされました。

このなかでは「近隣住民とのトラブルが発生した場合の管理責任を明確にするルールをつくるべき」との要望や「中国など海外に拠点を持つインターネット仲介業者の実態解明を求める」などの意見が出ました。

検討会では今後、特に中国のインターネット仲介業者に対して新たなルール作りに向けた意見聴取に乗り出す方針です。

Airbnb(エアビーアンドビー)

日本で圧倒的な存在感を示す「Airbnb(エアビーアンドビー)」。

その裏で中国の民泊サイト「自在客」が急激に拡大しています。

自在客

自在客は2011年に創業しました。

2015年の売り上げは約17億円。
約25万人が利用した中国の大手民泊サイトです。

自在客を率いるのは張志杰CEOです。
アメリカのネットオークション会社「eBay」でネットビジネスに携わった後、中国で自在客を設立しました。

優秀な日本チームのおかげで、この数ヶ月急成長している。日本での需要がある。中国人客のニーズを満たす。

自在客では中国、日本、台湾、韓国などで展開しています。
そのなかで最も力を入れているのが日本市場です。

日本チームは全員で8人。みんな日本での留学や生活経験がある。

日本ではAirbnb(エアビーアンドビー)に約3万室が登録されています。
一方、自在客は約1万2,000室です。

しかし毎日のように新規の登録依頼が届き、登録承認待ちの方が多く存在しています。

現在、ホスト数(貸し手)は約3,000で、そのの半数が旅館や民宿です。

新規登録申請は毎日10人、多い日は20人。

聖護院荘

京都にある創業56年の旅館「聖護院荘」。

聖護院荘では自在客に登録をして稼働率が大幅に増えました。

2015年夏に自在客に登録、毎月数人だった中国人観光客が30人ほどになりました。

聖護院荘の柄田正信さんは言います。

自在客はスタッフがしっかりしていて日本語で24時間対応していて助かる。

さらに習慣の違いによって起きていたトラブルは大幅に減りました。

当初は風呂の湯を抜いたり、いろいろあったが自在客で事前に説明をしてくれるから、ほとんどトラブルはない。

自在客の取り組み

日本での宿泊予約をした人にマナーについて説明する案内を送っている。

「土足厳禁」「大声で話さない」「ゴミは分別して捨てる」など細かく書かれた案内がメールで送られてきます。

自在客では今後、地方の小さな都市などを開拓して年内に登録ホスト数(貸し手)を1万まで増やす計画です。

民泊問題について

日本で民泊の問題について議論されていることについて張志杰CEOは

日本政府の民泊解禁の動きを歓迎する。ニーズ拡大のスピードは速い。

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