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[WBS] マイナス金利で地銀奮闘!生き残りをかけ融資を強化!

2017年5月5日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

464兆円。この数字は2015年12月末の銀行や信用金庫などの融資額です。これが2016年12月末には477兆円13兆円ほど増加しました。

日銀のマイナス金利政策で住宅ローン金利が安くなっていますから個人向けの融資が増えているのも当然ありますが、13兆円の7割にあたる9兆円は企業向けの融資です。

企業への貸出を増やそうというマイナス金利の効果が出始めたということですが、その効果の裏で銀行がいま新たな課題に直面しています。

北國銀行

加賀百万石の城下町、石川県金沢市。ここに拠点を置く北國銀行。

IT技術を使ったサービスを強みにしています。

創業向けの融資を担当する北村達也さん。この日、1件の相談予約が入っていました。

これはハーブティー。

ハーブ農園を経営する川北潟ハーブ農園ペザンの澤邊友彦さん。作っているのは次回背のハーブティーに料理に合わせるハーブ。

石川県特有の気候が生み出す強い香りが特徴だといいます。

実は澤邊友彦さん、この自慢の商品を使い農園を観光地にできないかと考えています。今回、事業拡大のために必要な資金を調達しに来ました。

運転資金として、その・・・300万円。土地と設備投資込みで最終的に720万円でやりたい。

北村達也さん、

その後のサポートを含めてご案内できるところがあると思う。

北國銀行では現在、こうした相談が毎月30件ほどあるといい、実際に融資した金額は21億円と1年間で16億円増やしています。

北國銀行が融資に力を入れている理由の一つがマイナス金利政策です。金利の引き下げ競争が収益を圧迫する中、生き残りをかけて企業への融資を増やしています。

しかしある課題も出始めていました。

貸し倒れのリスク

融資が増えた一方で貸し倒れのリスクも高まったのです。

先月、融資やコンサルティングの担当を集めた会議が開かれました。

融資担当者は、

業況が不振というところも一部出てきているので、今後コンサル部と共同でサポート体制の充実が必要。

貸し倒れリスクをどう低くするか。出した答えは銀行主導で融資した企業の利益を上げていくことでした。

コンサルティング担当者は、

利益がないと給料も払えないし投資もできない。利益が大事。みんなで利益を目指すという文化、意識をじ醸成すべき。

株式会社岩本鉄工所

小松市にある岩本鉄工所。従業員は約30人。板金と溶接を手掛け主に建設機械用の部品を製造しています。

置かれている機械は1,300万円、その向かい側にある機械は4,500万円。どちらも去年導入したものです。設備投資はこれだけではありません。

岩本純一社長は、

これが一番新しくて昨年の8月末に入った。ざっと1億5,000万くらい。北國銀行さんからの融資と補助金を使って。

去年行った設備投資の額は約2億円。新しい機械ではこれまでできなかったアルミや真鍮も加工することができます。月によって受注量に大きな差があるという建機業界で新たな受注を獲得するための思い切った投資でした。

この日、工場にやって来たは北國銀行コンサルティング部の武内均課長。融資後、利益を増やすための取り組みを始めています。

向かった先は工場内ではなく事務所。目を付けたのは多くの中小企業にとって煩雑な会計管理でした。

北國銀行が導入を勧めたのはクラウド型会計ソフトの会計フリー。請求書を自動で項目別に仕分け運転資金や経営コストが一目で分かります。

こうした財務データはクラウド上で北國銀行と連動しています。

岩本純一社長は、

営業活動含めやりやすい。今後は社員に対しても数字を開示しながら「こんな状況」という話をして協力してもらう。

武内均課長、

我々も見ながら適宜アドバイスも迅速にやっていきたい。

会計士に頼むと2ヶ月ほどかかる情報がすぐに手に入る。経営を見直し業績向上につながるといいます。

売上が上がったから今月は儲かったという感覚になる場合がある。でも、ふたをあけたら思った以上に人件費がかかったとか、そうすればもっと生産性を上げなくてはいけない。

銀行は融資先の状態を常に把握できるため信用評価に時間をかけず経営改善に力を入れることができます。

武内均課長は、

経営状況がつぶさにわかるので、事前にアドバイスや修正ができお客様の経営に対して入っていける。我々としても融資のリスクをぐっと下げることができる。

freee(フリー)

北國銀行の本店。この日は会計ソフト「フリー」についてセミナーを開きました。すると県内の経営者や会計士など約50人が参加しました。

経営者の会計課題の上位が業務プロセスの効率化とリアルタイム会計

経営者が課題に感じているというリアルタイム経営とは、会社の経営がどのような状況にあるかを瞬時に把握すること。

北國銀行とフリーは人工知能を使った新しいシステムの開発を進めています。その名も「リアルタイム経営シグナル」。

銀行がこまめにチェックしなければ分からない財務状態の変化を人工知能が探し出し通知する仕組みです。銀行は情報の見逃しを防ぎ、より融資のリスクを減らすことができるといいます。

北國銀行コンサルティング部の立野賢哉部長は、

単なる金利競争に巻き込まれない戦略を考えている。金利以上の付加価値を提供することでお客様にも収益を上げてもらえる。

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カテゴリー:ビジネス関連
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