[がっちりマンデー] 公務員が儲かりの救世主!?「地方を救う!お役所ヒーロー」(1)

公務員が儲かりの救世主!?「地方を救う!お役所ヒーロー」

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東白川村

名古屋から車で約2時間、岐阜県加茂郡東白川村。

2,336人がクラスのどかな村に一体どんなヒーローが?

村役場を訪ね今井俊郎村長に伺いました。

「ヒーローがこちらにいると?」

はい。地域振興課長、桂川憲生。

地域振興課の課長、桂川さん。

「桂川ですか?」

桂川です。

真面目を絵に描いたような・・・。一体何のヒーローなんでしょう?

住宅の販売窓口を役場で始めた。住宅の販売窓口です。

出勤!岐阜で家を売るヒーロー!

岐阜県加茂郡東白川村の桂川憲生さんはお役所が住宅を販売する仕組みを作ったヒーロー。

村役場が家を売るとうは一体どういう事なのか?

その取り組みを利用して家を建てた山内さんを尋ねると、

「ものすごいお宅!」

東白川村のひのきをふんだんに使いつくった住宅。

お家といっても村役場が販売するのは地元の山で伐採されるひのきを使った木造住宅。

床は松ですけど東白川村の色々な木を組み合わせて1つの家を作っている。

実は東白川村は90%を森林が占め、そこで育てられるひのきは「東濃ひのき」と呼ばれ名古屋城にも使われる高級木材です。

木肌がピンク色で粘りがあって強度が高い木材です。

木造住宅をどうやって販売しているかというと?

ネット上に木の家で建てるシミュレーションを用意している。

桂川さんはインターネット上に木造住宅の販売サイトを立ち上げました。

全国のお客様から注文を受けて村の工務店に建ててもらうのです。

何故そんなことを始めたのか?

東白川村の工務店

それは大手ハウスメーカーの押され、村に代々続いてきたお家を建てる仕事が減ってきたから。

東白川村の工務店は10社。

有限会社村雲建築の代表取締役、村雲茂樹さんは、

絶対に行き着く所が来る・・・。

長瀞産業工務店の代表取締役社長、百瀬敏彦さんは、

ジリ貧になってしまうと薄々感じていた。

最盛期は村全体で年間70軒もの住宅を手掛けていましたが、2009年には年間19軒まで減少。

東白川村は岐阜県の所得番付で最下位となり「貧しい村」のレッテルを貼られてしまったのです。

桂川憲生さん

これは何とかせねばと立ち上がったのが桂川さん。

10年前、村役場が運営するケーブルテレビで村の情報チャンネルを担当していましたが、そのインターネットサイトで東白川村で育った葉っぱや木の掲載したら名古屋の高級料亭が買ってくれました。

それを見ていた工務店さんが「家も売れないか?」と。

これを見逃す手はないと木造住宅を販売する「Forestyle」を作成。

さらに一生に一度の買い物をどんどん売るための秘策も導入しました。

それが競争入札。

競争入札

まずサイト上でいくらでどんなお家を建てたいかという要望をお客様か受け付けます。

その内容を10社の工務店に公開してお客様が納得する設計、価格を出したところが受注する形にしたのです。

入札制なので当然工務店は予算内でいいものを建てようととことん工夫を凝らします。

なのでお客様はよりリーズナブルで良質なお家を建てることができます。

とあるお宅は入札の結果、建築費用が予算よりも800万円も安く上がったといいます。

とはいうものの最初は反発もありました。

工務店から「行政なのだから競争入札ではなく平等に扱ってくれ!」と。

有限会社マルヨの代表、牧野勲平さんは、

みんなで共倒れするんじゃないか、安くやりすぎて。競争していい家を安く売るのはどうなんだという声はあった。

しかし年を追うごとに安くて良質の家が建つと評判になり村の工務店が建てる住宅件数は倍増、2016年は30軒。

桂川さんは東白川村のヒーロー。

役所の人というよりは尊敬できる経営者。ヒーローのような存在。

村のためヒーロー桂川は今日も気(木)合いを入れて立ち向かいます。

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