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[ガイアの夜明け] どう伝える?「我が社」の魅力(2)

2016年7月20日

どう伝える?「我が社」の魅力

株式会社働くお菓子

東京・渋谷区、そこにユニークな名前の会社があります。

その名も「株式会社働くお菓子」。

どうやってお菓子を働かせるのか?

株式会社働くお菓子はお中元など贈答用のお菓子を企業向けに企画販売しています。

ここを6年前に立ち上げたのが西川裕揮社長(32歳)。

こちらが働くお菓子で過去に企画した商品。

この会社はレンタルボックス(貸し倉庫)の会社。

手に持っているのはコンテナのイラストが書かれたお菓子の箱。

不動産屋が企画したのはマンション型のお菓子、自動販売機を扱う会社には自動販売機の形をしたお菓子。

それぞれの企業に合わせて箱とそこに入れるお菓子を作り出すのが売りです。

1つ、3,000~5,000円。一般的な贈答品と変わらない値段で作ることができます。

高橋麻耶さん

企画・営業担当の高橋麻耶さん(29歳)。

これまで様々な商品を手掛けてきました。

会社設立当時からのメンバーで社内ではリーダー的なそん時です。

私たちが企業の魅力を見つけて形にすることで、その会社の魅力をアップさせる。

株式会社Kei’s

6月8日、大阪・堺市。

株式会社働くお菓子に新たな依頼が舞い込んできました。

高橋麻耶さんが向かったのは株式会社ケイズという会社。

株式会社ケイズは街路樹の整備や草刈りなど公共事業を中心に手掛けています。従業員は約50人。地元の仕事が中心の造園会社です。

河内進社長(48歳)。

公共事業は入札で落札するので分からない。実際に仕事が取れるのかどうか。不安な時期が2~3ヶ月は続く。

公共事業頼みの業務からオフィスや商業施設の緑化など民間の事業にも打って出ようとしていました。

その営業ツールになりうるお中元を作って欲しいという依頼です。

会社の特色をもっと知ってもらいたい、河内進社長が高橋麻耶さんを連れ出したのは和歌山県の山の中。

会社の特色を知ってもらうため、河内進社長はどうしても見せたいものがあるというのです。

そこには、株式会社ケイズが設置したミツバチの巣箱がありました。

実は河内進社長、7年前から東南アジアで緑を増やす活動を続けています。

植えているのは現地の人の収入にもなるマンゴーなどの果物の木。しかしうまくいきませんでした。

村の人は植えてから果実ができない4~5年間は全く興味がなかった。

時間がかかるから?

そう。

原因は木を植えてもなかなかお金にならないから。

そこで目をつけたのがハチミツ。すぐに現地の人の現金収入になると思ったからです。

ここはその試験場。

高橋麻耶さんが採れたてのハチミツの味を確かめます。

美味しい。

高橋麻耶さん、何かアイデアが閃いたようです。

ラミデュパン株式会社

滋賀県にあるパン工場「ラミデュパン滋賀工場」。

高橋麻耶さん、早速動き出しました。

ケイズさんのハチミツをお持ちしたのですが。

あのハチミツを持参していました。

株式会社働くお菓子は全国に菓子作りの工場のネットワークを持っています。

今回はラミデュパン株式会社のラスクとハチミツで株式会社ケイズならではのお菓子を作りたいと考えたのです。

しかし、ラミデュパン株式会社の山岡総司社長は

ラスクはどうしても素材の風味が飛びやすい。

ハチミツは熱を加えると風味が飛んでしまうというのです。そこで工場側が別の提案を、ここの看板商品「たまごぱん」。

ハチミツを生地に練り込むことで風味も壊さず焼き上げられる可能性がある。

ハチミツ入りのたまごぱんを開発していくことになりました。

株式会社働くお菓子

東京の株式会社働くお菓子・本社。

高橋麻耶さん、今度はパッケージのデザインに取り掛かります。

メモには緑化やハチミツなど山の中で感じたことが書かれています。

どういう目的でハチミツ事業をしているのか、そこが一番伝えなきゃいけないポイント。

高橋麻耶さんが感じた企業の思い、一体どんな形になっていくのでしょうか?

パッケージデザイン

株式会社働くお菓子の高橋麻耶さん、大阪の造園会社のお中元作りに取り掛かっていました。

この日はパッケージデザインの打ち合わせです。

高橋麻耶さんはすでにパッケージの簡単な試作品を自ら作っていました。

この箱自体はハチミツの巣箱。

和歌山の山の中で見たミツバチの巣箱がモチーフです。紙飛行機は民間の事業に羽ばたきたいと願う社長の思いを表現したといいます。

するとデザイナーは

ハチの巣箱、それは分かる、想いを届けたいという紙飛行機も分かる。でも一緒にした時に盛り込み過ぎかな。

盛り込みすぎて逆にメッセージが伝わらないという指摘。

高橋麻耶さん、どうするのか・・・

ラミデュパン株式会社

6月30日、共同でたまごぱん作りを進めている滋賀県のパン工場「ラミデュパン滋賀工場」。

この日は試作品のチェックです。

早速食べてみます。

ハチミツそのままを食べている感じ。

工場側は風味が飛ばないようハチミツをジャムのように固めることで課題を解決していました。

造園会社のハチミツをふんだんに使った、たまごぱん。高橋麻耶さんのイメージが一つカタチになりました。

株式会社Kei’s

7月12日、造園会社の株式会社ケイズから依頼されていたオリジナルのお中元を株式会社働くお菓子の高橋麻耶さんが届けにやって来ました。

パッケージはミツバチの巣穴をイメージして六角形。一見地味ですが

ハチやチョウ。

表面には型押しの模様があしらわれていました。なかにはミツバチの姿もあります。

面白い、捨てるのがもったいない。

とっておきたくなるというところは重要視している。

フタを開けると、新規事業に羽ばたくことを表現した紙飛行機が現れます。そこには河内進社長の直筆のメッセージが書かれています。緑化活動への取り組みをアピールしたものです。

さらに高橋麻耶さんが考えた仕掛けが、お菓子を取り出すと株式会社ケイズの事業がイラストになっていました。それもひとつひとつ違う絵です。

今まで私たちがやってきた仕事が、これを見ると全て分かるので、お客様に伝わりやすいと思う。

高橋麻耶さん、狙い通りのようです。

株式会社スウィング

その日の午後、大阪市内にスーツに身を包んだ河内進社長の姿がありました。

訪れたのは注文住宅などを手掛ける設計事務所「株式会社スウィング」。

新たに取引したい会社です。

株式会社スウィングの金山大社長は、まず河内進社長、直筆の手紙に目を通してくれました。

すごい、凝っていますね。

我々がこれからしようとしていることや、今やっていることの思いを込めて。

これも何かつながっているのですか?

「たまごぱん」ですけど、ハチミツが入っています。我々はハチを飼っているんです。

東南アジアでの活動や緑化への想いを説明します。

美味しい。

お菓子をきっかけに話が弾み始めます。

すると設計事務所の金山大社長が立ち上がり、何やら模型を出してきました。

中庭のある家ですけど、自然をここにつくるとか、そういう提案をいただけると面白い。

手掛ける物件について河内進社長にアドバイスを求めてきました。

ここから新しいビジネスが始まるかもしれません。

お中元やお歳暮、贈り物は脇役というイメージしかなかった。営業の主力となるというのはすごく分かったので、もっと違ったシチュエーションで使えると思う。

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カテゴリー:ビジネス関連
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