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[ガイアの夜明け] 誰が支える?食卓の「真実」(1)

2017年12月19日

誰が支える?食卓の「真実」

焼肉問屋 牛蔵

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東京・練馬区に人気の焼肉店「焼肉問屋 牛蔵」があります。

お待たせしました。ざぶとん1人前。

ほどよい脂でヘルシーなお肉。

こちら予約は1ヶ月待ちが当たり前。

一度は訪れてみたいという焼肉ファンで連日大賑わいです。

すごい柔らかくて美味しい。

脂もしつこくなくて何枚でもいける。

人気のヒミツはズバリ安さ、黒毛和牛ロースが1人前590円、黒毛和牛カルビも1人前590円で食べられます。

黒毛和牛がこの激安価格。

しかし2016年、創業以来初めての出来事がありました。

値上げ

焼肉問屋 牛蔵の阿部博史さん、

苦渋の決断だったが黒毛和牛のメニューを全て1割程度値上げした。

値上げの理由は仕入れ値の高騰。和牛の卸売価格はここ5年で6割以上も値上りしていたのです。

その影響は食卓にも…。

フーズマーケットさえき国立店

国産牛はやっぱり高い。

高いから敬遠気味。

和牛はますます高嶺の花に。

曽於中央家畜市場

10月、鹿児島。

国内屈指の和牛の産地でも異変が起きていました。

以前は60万円ほどだった仔牛1頭の価格、しかし今年は114万円…。

100万円を超える高値で次々と競り落とされていきます。

ちょっと買えない。

75万~80万円で採算ベース。しんどい。

和牛の急激な値上がり。

その背景にあるのが後継者不足による畜産農家の高齢化です。

動けるうちは牛を養おうかなと思っているけど、もう動けない。

畜産農家は廃業が相次ぎ年々減少。

仔牛の出荷量が減り慢性的な品薄状態が続いていたのです。

小北農場

鹿児島県伊佐市。

畜産農家の小北農場。

小北剛さん(37歳)、3年前に父親から跡を継ぎました。

親牛に種付けをして仔牛を出荷する、いわゆる繁殖農家です。

両親も手伝うこともありますが45頭の牛の世話はほとんど小北さん1人でこなしています。

中でも一番苦労するのが、

仔牛がいつ産まれてくるか分からないからちょこちょこ気にかけながら。

牛の出産は人間と同じ十月十日、種付けをした日から出産予定日を決めます。しかし早まったり、遅れたりすることもしばしば。

常に気が抜けないのです。

夜、仕事を一段落させて自宅へ。

小北さんの仕事を家族も気にかけていました。

妻の香織さんは、

スムーズに産まれたらいいけど、大変な時はみんなで引っ張ったりとか時間がかかる時もある。

食事を終えた小北さん、すると、

いってきます。

いってらっしゃい。

一体、どこに行くのか?

再び牛舎に戻ってきました。

今、足をこういうふうに縮めて寝ている。おなかが苦しくなると足を伸ばして寝だす。今はまだ生まれない。

心配していたのは出産予定日を迎えた牛。

出産は夜が多いため付き添うことにしたのです。

牛舎の隣りにある見張り小屋。ここで朝まで待機します。

いざという時のために今のうちに仮眠をとって。

この日、仔牛は産まれませんでした。

誰が支える?食卓の「真実」

畜産農家の知られざる重労働。

結構きついですよ。

過酷な現場に立ち向かう男がいました。

武器は牛をデータで丸裸にする最新技術。

大変さを少し手助けできる。

そして、ドローンが作り出す驚きの安心野菜とは?

誰が支える?食卓の「真実」

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