日本ワイン
北杜市明野町。自然豊かなこの町にどんな日本一があるというのか?
「山梨県で日本一のものって何ですか?」
これです。日本ワインです。日本のぶどうから作られたワインを日本ワインと呼ぶんです。
「これでがっちり?」
かんぱ~い!
山梨県は国内有数のワインの産地。なかでも国産ぶどうだけを使って作られる日本ワインの生産量では2位の栃木県に2倍近くの差をつけダントツ!
その最大の理由は言うまでもなく、ぶどうが日本一採れるから。
特に甲府盆地がある勝沼地方ではなんと1,000年以上前の平安時代から作られている県の特産品。
明治の中頃にワインづくりがスタートしました。
中央葡萄酒
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中央葡萄酒は90年以上の歴史を誇る日本ワインの老舗メーカー。
「年間どれくらい?」
中央葡萄酒株式会社の三澤茂計社長は、
年間全体で約20万本くらい。
広大な畑で年間50トンのぶどうを生産。そしてこの地で三澤社長、スゴいワインを作ることに成功したのです。
これはキュヴェ三澤明野甲州。日本で初めて金賞を獲得できたんです。
2014年、世界92カ国で発行しているワイン専門誌「デキャンタ」が開催するワインコンクールにおいてキュヴェ三澤明野甲州が日本で初めて金賞を獲得。
その原動力となったのが三澤社長のぶどう作りへの並々ならぬこだわり!
日本初となるある方法で栽培したのです。
それが垣根栽培。
垣根栽培
よく見るぶどう畑と違い、低い位置に実っているのが特徴。
これは木が大きくならないように実のなる枝を9割近くカット。収穫量は2割ほどに減ってしまいますが、その分、糖度がグンと増すのです。
通常の食べるぶどうの糖度よりも平均して4割以上甘い。もし食べれば手がベトついちゃう!
この垣根栽培、ワインの本場フランスでは一般的なんですが、日本では収穫量が激減するとして農家さんに敬遠されていました。
だったら自分でやっちゃおう!ってことで三澤社長、明野町で東京ドーム2.5個分の土地を購入。念願だった垣根栽培を導入したのです。
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