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グーグルの人工知能を使ったスピーカー、AIスピーカーがついに日本に上陸しました。
色々な疑問に答えてくれるものだということですが、このAIスピーカーを巡る競争はすでに熾烈になっていて、LINEも機能を強化したものを投入してきました。
私たちの生活はどう変わっていくのでしょうか。
グーグル株式会社
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AI大手のグーグルが10月5日に発表したのは、
音声だけで操作できるスマートスピーカー「グーグルホーム」です。自宅に使ってもらえるのにぴったりのデバイスだと思う。
AI、人工知能を備えた対話型のスピーカー。家庭やオフィスなどで疑問に思ったことをすぐに音声で応えてくれます。
10月6日からグーグルストアや大手量販店で販売され、ツタヤの一部の店舗ではレンタルサービスも始まります。
グーグルアシスタントという対話型のAIを搭載していて、上部マイクが音声を拾って、下部スピーカーが質問に応えます。
例えば、
OK!グーグル。おはよう!
おはようございます。ルイさん。港区は現在23度、曇りです。職場までの経路は現在、公共交通機関の場合、所要時間は約42分です。
その日の天気や交通情報などを読み上げてくれたり、
OK!グーグル。グーグルジャパンの動画を「ユーチューブ」で流して!
リビングルームテレビで「ユーチューブ」のグーグルジャパンの動画を再生します。
テレビと連動して音声でチャンネル操作などができます。
グーグルの徳生裕人製品開発本部長は、
検索をやっている会社なので、ユーザーのちょっとした質問に答えるのはこれまでやってきた蓄積が生きるエリアかなと思っている。
さらに1台で6人までの声を記録し、家族一人一人にあったスケジュールなどの情報を音声で答えます。
今後は買い物などの用事も全て声だけでできると期待されています。
携帯電話からスマートフォンにというのは普通の人がコンピューターと関わる仕組みを大きく変えた。
くつろいでいる自宅の中でも簡単に使えるとか、家族で使えるとか、これも新しいコンピューターの関わり方だと思う。まだどうなるか分からないが、大きく何かが変わる可能性があると思っている。
LINE株式会社
[blogcard url="https://linecorp.com/ja/"]
グーグルに先駆け、10月5日に発売となったAIスピーカーがあります。
LINEが手掛ける「クローバウェーブ」です。
7月に限定販売した先行体験版の機能を向上させ10月5日に正式に発売しました。
競合が多い中、差別化のポイントとしているのが無料通話アプリ「LINE」との連動です。
いつ頃帰ってくるの?
「いつ頃帰ってくるの」と送信しますか?
専用のアカウントを設定すれば音声を文字にしてメッセージを送れます。
さらに相手がメッセージを送れば、
LINEを読んで。
はい、パパさんからメッセージ。「7時頃に帰るよ」。
届いたメッセージを読み上げてくれます。
価格は事前に公表していた金額より引き下げ、本体価格は税込み1万4,000円。グーグルホームとほとんど変わらない価格です。
LINEのクローバ事業責任者、舛田淳取締役は、
「LINE」の7,000万人のユーザーが毎日使ってもらいやすいように色々なスキルを考えているのが我々の強み。日本の住環境、ユーザーの状況を最適に捉えていきたい。
グーグルやLINEのほか、アマゾンやソニーも日本での発売を予定しているAIスピーカー。スマートフォンのように私たちの生活に浸透していくのでしょうか?