株式会社ゲオホールディングス
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年間売上げ2,680億円を誇るゲオはレンタル以外にも大きな大きな儲かり柱があります。
それが中古ビジネス。
中古ビジネス
売上げ892億円はブックオフやコメ兵などよりも上。業界トップです。
ゲオホールディングス | 892億円 |
ブックオフホールディングス | 799億円 |
コメ兵 | 347億円 |
名古屋市にその拠点があるようですが…
ゲオのプロセスセンター長の栗真喜朗さんは、
かなり高額な商品がたくさんあるので名古屋某所と。今だと6万台~7万台のスマホ・携帯が集まっている。
ゲオの中古ビジネスの中心がスマートフォンや携帯電話。
買い取ったスマホや携帯が名古屋某所のプロセスセンターに集まってきます。
データ消去を中心とした商品化の作業を行います。
一体、どれくらいの量があるのか?
これ携帯です。全部携帯電話。全部iPhone。企業用から買い取った携帯電話など大口の物もドカッと入ってくる。
山積みの段ボールにスマートフォンや携帯電話が入っている入っている。
この日、建物内には7万台が、1台1万円としてもざっと7億円ってお宝の山です。
企業が社員用に導入していたスマホを別の機種に変更するタイミングで売却という企業が多い。
集まる携帯の種類はアンドロイドばかり、エクスペリアばかり、ギャラクシーばかり、ガラケーばかりという日があります。
プロセスセンターではデータを消去し、タッチパネルがちゃんと反応するか、スピーカーから音が出るかなどをチェック。音声マイクだってしっかりとチェック。
中古スマホの市場規模は格安SIMカードの人気もありどんどん拡大していて今では年間300億円。目の付け所がスマーホです。
2nd STREET(セカンドストリート)
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さらにゲオでは携帯やスマホだけでなく色んなものを買い取るお店も展開。
それが「2nd STREET(セカンドストリート)」。
セカンドストリートとは必要なくなった生活雑貨を買い取って店頭で安く販売しているお店。
8年前からスタートし、今では全国に581店舗。
千葉県柏市の柏沼南店では日曜ともなれば買取カウンターにどんどんお客様がやってきます。
子供が大きくなって使わなくなったキッズ用品を持ち込む人が多いみたい。
「メルカリとかの方が簡単なのでは?」
お客様は、
セカンドストリートは早い。
ネットでの売り買いの場合、買う人がいなかったり、自分で発送するのが面倒だったり…
でもセカンドストリートの店舗だったら持ち込んだ商品はその場で査定され、すぐに現金を受け取れます。
そしてもう一つ、
売れるか分からなかったけど持ってきたら売れました。
なんでも買うのがセカンドストリートのモットー。「こんなもの無理だろ」と思うものも買い取ってくれるのです。
本当にどんなモノにも値段をつけてくれるのか?
番組AD大野ちゃんが必要なくなった私物を持ち込んで確かめてみることに。
まずは、
小さくなってしまって…
サイズが合わなくなったオシャレジージャン。売りたいですね。
全然大丈夫です。買取できます。
続いて、
あとウクレレ。
お土産で買ったウクレレにレイ。まだまだあるようです…何が出るかな?
黒田誠泰店長もちょっと不安そうです。
あとコレなんですけど、石を集めていた時期があって本物の水晶だと思うんですけど。
一時期、趣味で集めていた水晶。さすがにこれは…
水晶も買い取り大丈夫ですよ!
エッ買い取ってくれるんですか!
ほかにもお父さんに貰ったiPodやポータブルMDプレイヤーにフリスビー、浄水器のカートリッジだけとか全部で18点。
さて黒田店長、買取価格はどうやって決めていくのかな?
全店の売買データを見ていました。
全国581店舗の膨大なデータを参考にして査定をします。
「古いタイプのiPod」と打ち込めば、型番ごとに過去にいくらで買い取ったかの情報がずらりと並び、さらに傷の有る無しまで細かい基準を設けて査定をしています。
一方、ジージャンは、
これからのシーズンのアイテムとなりますので強化買取のアイテム。
シーズン物はすぐに売れるので高く買い取ってくれます。
今回のジージャンは2,700円が相場ですが春モノということもありプラス800円の3,500円の買取価格に。
楽器はお年玉で買う人が多いらしく年末に高く買い取るなど時期によって値段に違いがあります。
多い日には2,000点もの買い取りが舞い込むお店で大量の査定を行うのは超大変。なので黒田店長は商品をいちいちデータ検索しなくても…
「お土産のウクレレは?」
買取価格400円。
「お土産のレイは?」
こちらは買取ができなくて10円になります。
「フリスビーは?」
買取金額30円。
「ちょっと高いですね。」
「お土産のレイは?」
千葉は公園が多いので需要が高い。
近隣の環境によっても買取金額が変わるんですね。
AD大野ちゃんの査定結果は?
「ポータブルMDプレイヤー」は1,000円、「浄水器のカートリッジだけ」100円、「水晶」はなんと250円、18点全部買い取って頂けました。
受け取った金額はというと1万60円。やったね!
おいしいものでも食べにいこ!
実はセカンドストリートにとって中古品を売りに来てお金を手にしたお客様こそ一番のお得意様。
お客様は、
いらない物を売って暇だからお店の中を見て「いいな」と思い中古品を買ったりします。
買取査定を待つお客様が店で売っている中古品を品定めするのです。
これはうまいこと出来ていますね。
あれ、大野ちゃん…?
普通にすいません。プライベートで買い物。
ゲオのセカンドストリート、年間売上400億円。まだまだ突き進みそうです。
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