[がっちりマンデー] 同業者が集まり儲かる「儲かる◯◯の街」(2)

同業者が集まり儲かる「儲かる◯◯の街」

東京玩具人形協同組合

東京・蔵前。蔵前というと昔は国技館が代名詞でしたが、いまでは新旧が混在する発展著しい街です。

でもここは「おもちゃの街」です。

通りをブラブラしてみると「玩具問屋」と書かれてお店がいたるところに。ちょっと歩いただけでもおもちゃの問屋さんがいっぱいです。

通り沿いの1キロほどを中心におもちゃ問屋35軒が大集合しているのです。

おもちゃの街の歴史

蔵前で自らもおもちゃ問屋を営む東京玩具人形協同組合の山縣常浩理事長に聞いてみると、

地方から出てきた方が江戸時代に浅草寺へお参りする参道だった。

おもちゃの街・蔵前の始まりは江戸時代。浅草寺への参道にあたる蔵前は当時、参拝帰りのお土産品として焼き物の人形「今戸焼」や木製のおもちゃを扱うお店で賑わっていました。

1835年創業の「人形の久月」や1711年創業の「良徳」もこの付近で創業しました。戦後の1950年創業のバンダイ、1958年創業のエポック社なども玩具メーカーも本社を構えました。

蔵前の特徴

そんなおもちゃの街・蔵前に集まる問屋には大きな特徴があるといいます。それは、

それぞれ皆さんが特化しちゃってるんですよ。総合玩具問屋っていうのが今はほとんどない

昔はおもちゃ全般を扱う総合問屋が主流でした。今はおもちゃの種類が増えすぎてひとつの問屋で全てには対応しきれません

だから蔵前の皆さんはそれぞれ独自の専門的で狭く深い品揃えに特化していったというわけです。

有限会社宮森健之商店

そこでやってきたのは有限会社宮森健之商店。ここはフィギュアに特化した専門問屋です。

萌系に強いメーカーやアメコミに強いメーカーまで取扱いメーカーは30社以上、商品数は2万点の商品を取り揃えています。

一番のお得意さんは近くにある「あの街」のお店。

宮森啓之社長によると、

うちは秋葉原のお客さんけっこういますから。毎日配達は行ってます

フィギュアのコレクターがこぞって集まる聖地・秋葉原のショップだけで毎日10店舗以上、計100体以上のフィギュアを配達しています。

聖地、その更に源流にはこの問屋さんがあるってことですね。

株式会社おまつりらんど

有限会社宮森健之商店のすぐ近くにあるのが、株式会社おまつりらんどという問屋さん。

その名の通りお祭りでお馴染みのおもちゃがズラリと並んでします。

株式会社おまつりらんどの神尾亜希子さんによると、

昔からあるスーパーボール。

お店ので店でよくみるスーパーボールすくいのボール。これが1,000個も入って6,000円。つまり1個6円!スーパーボールすくいって1回300円くらいですよ。結構儲かっています?

お祭り相場1回100円のカタヌキは1枚5円。

お祭り相場1回200~500円のヨーヨーつりの光るヨーヨーは1個80円。

お祭り相場1枚800円のお面は1枚167円。

夏祭りの前ともなるとお祭りの業者さんや町内会の人たちがごっそりと買っていくとか。

有限会社桑田商会

次にやってきた有限会社桑田商会はトイガンだけの専門問屋。

ここには問屋さんとして小売店に商品を卸す他に、もうひとつ儲かるビジネスがあるそうです。

桑田富雄社長について行くと、

「なんですかここ?」

精密射撃場。

トイガンの世界には最近流行りのサバイバルゲーム以外にも精密射撃というエアガンを用いた競技があります。

全国大会も開催され最大10mの距離にある的を撃って点数を競うというもの。

ここは桑田富雄社長自慢の射撃場です。10m先にある3cm×4cmの的を狙います。

「いったー!社長!」

ん?なに?

自らもスゴ腕スナイパーである桑田富雄社長はモデルガンのカスタマイズにおいてもスゴイ方です。

これで21万9,000円。

桑田富雄社長のカスタム銃が評判を呼び全国からお客様が絶えないそうです。

こうして蔵前にあるおもちゃ問屋さんはひとつひとつが各分野のスペシャリストとして大活躍。

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