「WBS」「ガイアの夜明け」「がっちりマンデー!!」「カンブリア宮殿」などのテレビ番組で気になったニュースからお金と仕事を考えて豊かな生活を目指します。

[ガイアの夜明け] 「安定」を棄ててでも・・・

2016年3月23日

シリーズ 働き方が変わる 第12弾「安定」を棄ててでも・・・

Dari K株式会社(ダリケー)

京都にある小さなカウンターだけのチョコレート専門店「Dari K(ダリケー)」。

一番人気は木箱に入った高級生チョコレート「カカオが香る生チョコレート10個入り(4,000円)」

美味しさの秘密は「カカオ豆」。

カカオ豆は国内では非常に珍しく店内で焙煎をするところから始まります。
焙煎したカカオ豆はひとつづつ手作業で皮をむいていきます。手間はかかりますがえぐみを取り除く大切な作業です。
カカオ豆に加えるのは生クリームと砂糖だけです。カカオ豆本来の芳醇な香りを楽しむことができます。

他店では食べることのできない味が評判となり5年前の開業以来右肩上がりの売上を作っています。

吉野慶一社長は言います。

インドネシア産のカカオ豆というのはちょっと強めに焙煎しても、それに負けないくらいフルーティーな余韻が残る。

カカオ豆はガーナ産が有名ですがDari K株式会社ではインドネシア産のカカオ豆を使用しています。

吉野慶一社長は以前は外資系大手金融機関モルガン・スタンレーに勤めていましたが、人と向き合う仕事がしたいと2010年に退社。
その後、インドネシア産のカカオ豆が買い叩かれていると知り、カカオ農家の生活向上に取り組み始めました。

農家と一緒に収穫後の香りを高めるために何をすればいいのかという指導をしながら一緒に作っている。

インドネシアのカカオ農家

インドネシアのスラウェシ島はインドネシア島のカカオの7割を生産する島です。約50万人の方がカカオで生計を立てています。

インドネシア産のカカオにはひとつ問題があります。
発酵をされずに日干しされているのです。

発酵をすることで微生物が働き、香りなどを生み出します。
カカオ豆は発酵後、乾燥させることで美味しいチョコレートなどの原料になります。

インドネシアのカカオ農家の多くが発酵の方法を知らないため安値で取引がされています。

インドネシアの製造業の平均月収は約3万円。しかしカカオ農家の平均月収は約1万5,000円と半分です。

吉野慶一社長は一部の農家に発酵の方法を指導してきていましたが、農家ごとに品質にバラツキがあるのが課題でした。
そこで農家から買い取ったカカオ豆をDari K株式会社がまとめて発酵する計画を考えました。

良いカカオ豆を農家から相場の約1.5倍で買い取ります。
業者を仲介せずに買い取ることで農家にもDari K株式会社にもメリットのある買い取りです。

いいものはいいものとして高く買う。彼らのカカオに対する姿勢も変わってくるのかなと

当分の間はDari K株式会社が発酵を行いますが、将来的には現地農家の方々に発酵まで行って頂く予定です。

農家の方々が発酵を行うことで商品価値を高め、高値で売買できるようになることが目標です。

住民のカカオに対する意識が変わることが働きがいや所得の工場になるし、Dari K株式会社にとってもそれがやりがい、収入源にもなり全てにとっていい。

バレンタイン直前の2月11日、京都のDari K株式会社の店舗では長蛇の行列ができていました。

インドネシアでのカカオの生産が順調に進み、安定して商品の製造もできるようになっていました。 美味しさが口コミが広がり、開店以来最高の売り上げ150万円にもなっていました。

こんなにみんな並んでまで評価してくれる、愛されているというのは一番生産者の彼らがうれしいと思う。農家にも作りがいがあると思うし、うちもその分しっかり仕入れないと。

モルガン・スタンレーを辞めた理由

サラリーマンとして働いている限り決まった給料は出るという意味では安定だけど、今は給料は後からついてくるもので農家自身がうれしい、誇りをもって働いている、そういうのを見るのがやりがいになっている。

不二製油株式会社

茨城県つくば未来市にある不二製油株式会社の工場。
吉野慶一社長はインドネシア産のカカオ豆の商談に訪れていました。

インドネシアでマンゴーと一緒に発効させたカカオ豆を紹介したところ高評価を得ることができました。
今後、インドネシア産のカカオ豆が普及してくるかもしれませんね。

ソーシャルビジネス

ソーシャルビジネスはビジネスを通じて社会問題を解決しようとする取り組みです。

40億人のためのビジネスアイデアコンテスト

「40億人のためのビジネスアイデアコンテスト」はソーシャルビジネスのアイデアコンテストです。

参加者の中には株式会社星野リゾートや株式会社NTTデータなど大手企業を退職して参加している方もいます。

新興国の人たちのために何かをすべきじゃないか、信念があるならば突き通していく方が自分にも社会のためにもいい。

20~30代の社会人に「やりがいのある仕事なら年収減でも構わない?」とアンケートをしたところ46%もの方が「はい」を選んでいます。

ケアプロ株式会社

東大附属病院で看護師として勤めていた川添高志さんが始めたケアプロ株式会社。

ワンコイン検診で健康診断が行えるサービスを展開しています。
3~5分で健康診断が駅やショッピングモールなどで行えます。

健康診断を受けたくても受けれない非正規雇用の方や主婦の方々が利用しています。

Digital Grid Solutions株式会社(デジタルグリッド)

日本IBM株式会社に勤めていた秋田智司さんが始めたDigital Grid Solutions株式会社。

アフリカの電気の通っていない地域で電気を量り売りするサービスを展開しています。
使いたいだけの電気を購入できるので現地の学校などを中心に広がっています。

株式会社ボーダレス・ジャパン

福岡市の天神地下街にある「ビジネスレザーファクトリー」。

月に1,300万円以上の売り上げがあるビジネス商品向けの革製品の専門店です。
名刺入れが2,999円と価格も手頃です。

ビジネスレザーファクトリーで販売されている商品は全てバングラデシュで製造されています。

貧困層の収入向上のため日本の加工技術を教えて製造しています。

100種類の商品を製造。約350人の貧困層を雇用しています。

このビジネスレザーファクトリーを手掛けたのが株式会社ボーダレス・ジャパンの田口一成社長です。

バングラデシュにある資源を使って高い付加価値の商品が輸出産業として成り立たないか。そういう形でバングラデシュに貢献できないかと思った。

バングラデシュでは革製品以外にも農家を助けるハーブ事業など6ヶ国で9つの事業を展開しています。

新入社員

株式会社ボーダレス・ジャパンでは新入社員が自分の行いたいビジネスプランを発表します。

その内の一人は大学を休学してミャンマー難民のカレン族と共同生活をしました。
その生活で使用される竹を使用して製品を作れないかという提案をしました。

ところが田口一成社長を含め役員の方々は

自己満足だね。このレベルで「書いてきました」という話はありえない。カレンの人のためにやりたいのは分かるけど、それはお前の勝手。山ほどいる、こういうことを言う人は行動力だけではダメだから。アイデアが欲しい。「3,000万円出しますか?」と言われれば出さない。

と厳しい意見を伝えます。

厳しい意見ですが当たり前だと思います。
企画が失敗すれば、会社にも負担になりますし、応援をしたいカレン族の方々にも迷惑になります。
成功して初めて会社にもカレン族の方々にも貢献できるのですから。

コルヴァ

株式会社ボーダレス・ジャパンではビジネスプランを考えた社員がリーダーとなり新事業を任せられます。
会社はリーダーに3,000万円を渡しバックアップします。

若い人がソーシャル事業を行える環境を整えています。

福岡市にあるマリノアシティ福岡に2年前、田口一成社長から出資された新事業があります。

兄弟や親子がおそろいで切れる服を販売する「コルヴァ」

事業リーダーは入社5年目の中村将人さん。

男の子と女の子のお揃いと赤ちゃんとキッズ、ジュニアのお揃い。これに特化したブランドはなかった。

ブランドの立ち上げから2年間は中国のメーカーに生産委託をしていました。
それをバングラデシュに自社工場を作り製造を行います。

バングラデシュでは国民の約3分の1が貧困層で1日140円以下で生活をしています。
さらに169万人の5~17歳の児童が就労をしています。

子供たちの親を就労させることで児童労働をなくしたいと考え、中村将人さんは「コルヴァ」を立ち上げました。

公平さというか選択肢のない選ぶことのできない状態を変えたい。

家賃7万円の小さな工場からスタートしたバングラデシュでの工場。

量産に向けミシンを扱えるスタッフを集めます。
しかしミシンの技術が足りない方が多く雇いたくても雇えない状況が続きます。

そこでミシンの技術が足りなくても製造できる製品を考えます。
考え出されたのがシンプルなエプロン。初心者の方でも作れるようにしました。

3月から発売された新商品にはバングラデシュで製造された商品が販売されています。

息子とのお揃いの服でも買おうかなって思います。

社会の課題を解決することを本業で事業でやっている会社は少ない。一人でも多くの社会企業家をどうやって育てるか、その人たちが活躍できる場を提供できるかが僕らの使命だと思う。

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カテゴリー:ビジネス関連
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嫁と4歳の息子の3人暮らしの30代後半のサラリーマンです。
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