[ガイアの夜明け] 「革命児」が家電を変える!

「革命児」が家電を変える!

アクア株式会社

関西国際空港内唯一のホテルで空港ターミナルビルから徒歩直結しているホテル日航関西空港。

そのファーストクラスのお部屋に置かれている家電製品。
水や洗剤を一切使わないオゾンの力で「除菌」「消臭」をする画期的な洗濯機です。

また懐中電灯サイズの世界最小の洗濯機。

既存の家電からの脱却
この2つの製品を製造しているアクア株式会社の理念です。

最近ではスターウォーズに登場するR2D2の製品でも話題になりましたね。
リモコン操作で移動する1/1サイズの移動式冷蔵庫です。

ワクワク感を提供できている家電メーカーはありますか?
アクア株式会社の伊藤社長は言います。

わたしが若い頃はソニー株式会社やパナソニック株式会社も画期的な製品を作っていました。
今は確かに、ワクワクする製品は海外で生産されています。日本の製品にワクワクする製品は少なく思います。

三洋電機株式会社

アクア株式会社の前身は三洋電機株式会社です。
経営不振により2011年にパナソニック株式会社の完全子会社になります。

実はパナソニック株式会社の創業者、松下幸之助さんの奥様は三洋電機株式会社の創設者、井植歳男さんのお姉さんなんです。
そんな縁で三洋電機株式会社の技術力をパナソニック株式会社が受け継ぐことになりました。

しかし冷蔵庫や洗濯機などの部門はパナソニック株式会社がすでに技術を持っているとのことで売りに出されました。
元三洋電機式会株社の社員約3,100人は中国の家電メーカーHaier(ハイアール)に移りました。

2012年2月、三洋電機式会株社から受け継いだ製品はハイアールではなく「AQUA(アクア)」ブランドで展開していくことを発表しました。
さらに今年2016年1月には社名をハイアールアジア株式会社から「アクア株式会社」に変更しました。

中身が見える透明な洗濯機

透明な洗濯機を企画した伊藤社長。

デザインやコンセプトを優先して製品を作ると技術が追いつかずコストが掛かります。
しかし、現状の技術だけで作った製品だと「とんがり」のない製品になってしまうと伊藤社長は言います。

各メーカーが同じような製品をつくる時代で差別化を図るために必要なことです。
意識改革が必要なんです。

技術者が「こんなやり方もあるんだ」と感じてもらわないと意識は変わりません。

中身が見える透明な洗濯機は従来の洗濯機と同じ製造方法では洗濯槽を支えきれません。
従来の方法と全く違う洗濯機の開発。今までの常識を捨てて開発が進められました。

こういうものもできるんだと自信になった。新しいものをどんどんやっていきたい。挑戦していきたいという気持ちは前よりも強くなった。

開発責任者の土肥憲一郎さんは言います。

2016年2月29日、主婦など一般の方々のモニター調査で披露された透明な洗濯機。
熱帯魚が入っていそうな雰囲気のデザイン性の高い洗濯機はオブジェのようにも見えます。

新しいカテゴリーを作っていく。作り続けていくのが宿命。家電業界、ひいては日本全体の覚醒になればと思っている。

東南アジアでの販売

インドネシアのジャカルタににある家電製品の販売店が並ぶジャカルタ最大の家電街にアクア株式会社の伊東社長が訪れました。

ジャカルタでは「SANYO」のブランドをそのまま使用していました。
しかしライセンスの期限が近づき、今後は「AQUA」ブランドでの販売になります。

ジャカルタでは「AQUA」ブランドの知名度はまったくありません。
このままだと売上は1/4になると言われています。

また韓国の家電メーカーの「サムスン」の製品が多く販売されています。

「サムスン」の製品を取り扱う店主は日本のブランドは革新的なものを製造していないと言います。

そんな中、アクア株式会社はプロモーションイベントを開きます。
そのイベントで水を使わない洗濯機や全面が全て液晶画面の冷蔵庫、そして透明な洗濯機の試作品を発表します。

参加した販売店のオーナーは革新的な製品と興味を持っていもらうことに成功しました。
今後の販売がどうなるか気になりますね。

株式会社UPQ(アップ・キュー)

モバイルバッテリー搭載トランクや色や点灯・消灯をスマホで制御できる電球、ガラス製のタッチキーボードなどデザインと品質にこだわった商品を販売する株式会社UPQ(アップ・キュー)。

この株式会社UPQ(アップ・キュー)を立ち上げたのは31歳の女性「中澤優子」さん。
それもたった一人で立ち上げたから驚きです。そのうえ美人だから、さらに驚きです。

株式会社UPQ(アップ・キュー)の製品の評価

アップルみたいに統一感があり、見た瞬間にどこの会社か分かる
シンプルで機能がいっぱいついているより特化しているのがいい

社長の中澤優子さん

中央大学経済学部を卒業後、携帯電話の開発に関わりたくてカシオ計算機株式会社に入社。
しかしカシオ計算機株式会社が携帯電話から撤退したため退職。

そして株式会社UPQ(アップ・キュー)を立ち上げました。

チャンスを逃したくないという思いと、モノづくり、電気の通ったモノづくりに戻れるなら絶対に努力はしても損はないと思った。

製品づくりのこだわり

週に1回は中国に行き、生産を委託している会社の担当者と次々に打ち合わせをしていきます。

細かい指摘とはっきりとした意見と要求を伝える中澤さん。
日本人が苦手と言われている部分をしっかりとできています。羨ましいです。

必ず結論を出す、保留は絶対にしない。ものを決める立場として決めないと何も進まないので。あとは度胸くらい。

中澤さんより長生きしていますが、そんなことわたしにはなかなかできません。
自分の思いを強く持っているからこそ出来ることなんですかね。素晴らしい人です。

小さなブランドのUPQ、製品の機能はもちろんデザインにもこだわります。
色(カラー)が重要と生産を委託している会社の担当者に伝えます。

今までは10万台の発注が必要だった生産工場も現在では150~200台でも生産してくれることもあるそうです。
興味のある方は探してみてはいかがですか?
わたしにはその度胸がまったくありません。

生産を委託している工場にしても日本人の安全や品質への要求がとても高く、日本市場に進出できれば世界のどこでも受け入れられる可能性があると考えています。

2016年2月29日、東京の秋葉原で12種類の新製品を発表しました。
目玉商品の電動スクーターは発表には間に合わなかったですが、3月には発表する予定らしいです。

日本のモノづくりは低迷しているよ、頑張ているけど無理だよとマイナス向いても、いやいや違うよと旗を振ってもっと面白い仕掛けを考えていかなきゃいけない。

今月、携帯キャリアを変更する予定だから株式会社UPQ(アップ・キュー)の製品も検討してみます!

「大学革命」はじまる!

少子化によって学生の数が減少する一方で、逆行するように大学の数は年々増加している。そのため、私立大学の四割が定員割れを起こしている状態だ。そんな中、企業と組んで積極的に製品開発を行う大学が出てきた。他の大学との差別化を図るため、学生たちにより実践的な授業を提供しようというのだ。生き残りをかけて始まった”大学革命”。その最前線を追った。

次週のガイアの夜明けは「近畿大学」などの大学の特集です。
近畿大学は養殖マグロで有名ですよね。来週も楽しみです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする