[WBS] ブーム到来eスポーツ!中国で急成長の裏側!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

オリンピックの新しい種目になれるのか注目を集めている競技があります。

それが「エレトニック・スポーツ」、いわゆる「eスポーツ」です。

スポーツといってもプレイヤーは飛んだり走ったりすることはありません。

ゲーム上で競い合います。

世界的に人気が高まっていて、いまや競技人口は1億人以上。野球の3倍にも上るともいわれています。

このeスポーツ市場が急成長している中国で、そのブームの理由を取材しました。

eスポーツ

がんばれ!がんばれ!

熱い声援の先にいるのはゲームの対戦で生計を立てるいわゆるプロのゲーマーたち。

2つのチームが対戦型のコンピューターゲームで勝敗を競い、ゲームの模様はスクリーンに映し出されます。

こうしたゲームの対戦を単なる遊びではなく競技と捉えたのがeスポーツ。

中国ではこのeスポーツの試合観戦の人気が高まっています。

観戦に来たファンは・・・

このゲームが大好きなんだ。すっかり夢中だよ。

選手たちを間近で、この目で見られてよかった。

選手たちは皆、プロのゲーマー。チームに所属しています。

プロチーム「KGD」

この日の勝者はこちらの5人。

年齢は18歳から24歳。

年棒制でチームと契約しています。

この選手は24歳。

プロゲーマー歴7年で年俸4,000万円。

陳博さんは、

両親のためにマンションを買いました。

王弄墨さんは、

この赤いやつを買いたい。アウディ、1,300万円くらい。

チームを運営するのはeスポーツ専用の企業「LGDゲーミング」。

有望な選手を獲得・育成しています。

会場の外では公式グッズも販売。売上は好調だといいます。

李軒CSOは、

これはプロリーグ仕様の公式グッズ。自社デザインの物もあります。

利益を生む仕掛け

eスポーツが利益を生む大きな仕掛けがあるといいます。

案内された先にあったのは本格的な放送スタジオ。

大会の様子はインターネットで世界中に生中継していて視聴者は2,000万人を超えるといいます。

その際のネット上の広告収入が最大の収益の柱です。

こうした中国のeスポーツの市場はここ3年で急成長。

2018年は1兆5,000億円以上の規模に達すると見込まれています。

この会場もおよそ5億円を投じて自社で建設。

建設費用はオープンから1年で回収できる見込みです。

eスポーツの伸びを見込んでさらに大型の会場も建設中です。

左右と前方、すべての方向に大きなスクリーンを作ってゲームの中にいる感覚を味わえる会場です。

客席の数は最大800席と現在の会場の1.5倍。

さらに大きな大会を呼び込んでチームの収益につなげる狙いです。

建設費用は8億円かかっていますが、その半分を地元政府が補助しました。

実は中国はeスポーツを新たな産業として推進する政策を掲げています。

国内でのレジャー消費を拡大するほか、今後eスポーツの業界で世界をリードしようという思惑です。

政府の資金援助はチームの経営にとって大変重要で魅力だ。

政府のサポートによって中国のeスポーツ業界はさらに速く発展していける。

七煌原初学院

一方、こちらは上海市内にある専門学校。

教室では学生がモニターを見ながら何かを練習中。

みなさん、こんにちは。2018年春季大会の決勝をご覧いただきましょう。

学んでいるのはeスポーツの実況解説。

2017年に開講したプロの実況者育成コースです。

この学校ではほかにeスポーツチームの運営やゲームソフトん開発を学ぶコースなども開講。

こうした学校にも政府が資金を補助しています。

学生は、

この業界には将来性を感じます。

以前、両親は反対していましたが、ゲームは仕事として発展すると気づいて応援してくれるようになりました。

応舜潔校長は、

雨後のたけのこのように、いま全国各地に学校ができている。

今年はまさにeスポーツの教育元年と言えるでしょう。

国を挙げて育成する中国のeスポーツ市場。

今後ますます熱を帯びそうです。

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