ガイアの夜明け ビジネス関連

[ガイアの夜明け] どこから買う?我が家の「電気」(2)

2016年4月28日

どこから買う?我が家の「電気」

東京ガス株式会社

[blogcard url="http://www.tokyo-gas.co.jp"]

東京都府中市にある「東京ガスライフバル」

[blogcard url="http://home.tokyo-gas.co.jp/lifeval/"]

東京ガスライフバルは一都三県に124店舗ありガス機器の販売や修理などを行っています。

地域に密着したサービス拠点です。

メンテナンス担当の伊藤秀幸さんが訪れたのは市内の一軒家。

伊藤秀幸さんは日頃から修理や点検のために家に上がらせてもらっています。

これがガス会社の強みです。

この日はお風呂場にあるガスヒーターの修理に訪れました。

この家に住む80代のご夫婦はガスで困ったことがあれば東京ガスライフバルに連絡をします。

修理を終えた伊藤秀幸さんはご夫婦と世間話をします。

今回は帰り際に電力小売り自由化について説明をします。

電気の自由化がありまして東京ガス株式会社でも電気の販売を始めました。年間で東京ガス株式会社に切り替えた場合、3,192円のメリットが出る試算です。

この日は資料だけ置いて帰っていきます。

まだ知らない人がいるので。ますは東京ガス株式会社でも電気をやっているとアピールしていけたら

ガス会社と電気会社の因縁

東京都小平市の東京ガス株式会社が運営するガスミュージアム。

ここでは様々なガス製品の歴史を知ることができます。

1882年に電灯が登場する8年前の1874年に銀座に「ガス灯」が街を照らしました。

明治時代ではガスは現在の電気の役割を果たしていました。

1885年、東京瓦斯(ガス)株式会社が創立します。

家庭にガスの明かりを普及させていきました。

しかし大正時代には電気の明かりが主流になっていきます。

ガスストーブ、ガストースター、ガスコーヒーメーカー、ガス冷蔵庫など現在では電気で動くものもガスで動いていました。

そんなガスに巻き返しのチャンスが訪れました。

発電が自由化になると東京ガス株式会社は天然ガスを使用した火力発電所を稼働させます。

そして電気の小売自由化にも参入しました。

広瀬道明社長

東京ガス株式会社が新しい会社に生まれ変わるチャンスを今回の自由化は与えてくれた。ぶっちぎりのナンバーワンを目指したい。

電気事業の戦略

東京都港区にある東京ガス株式会社の本社。

電気事業の戦略を立てるチームが集まっていました。

東京ガス株式会社を選びたいという人が前回より減っている。

東京ガス株式会社のプランはガスと電気、さらにインターネットをセットにして割引をするサービスです。

解約手数料を無料にして気軽に加入してもらう考えです。

戦略チームのリーダーは事業革新プロジェクト部の小屋かをりさん。

ソフトバンクやエネオスのCMに一般の人がどういう印象を持っているか…

各社が様々なプランを打ち出す中、東京ガス株式会社のサービスは埋もれています。

各社のプラン

昭和シェル石油株式会社はガソリン代が10円/L安くなります。

KDDI株式会社はスマートフォンとのセット割引。

株式会社東急パワーサプライは定期券と連動したポイントサービスをアピールしています。

スマートグリッドEXPO

2016年3月1日から東京ビッグサイトで行われた「スマートグリッドEXPO」。

電力自由化をビジネスチャンスと捉えた企業が100社以上参加しました。

株式会社Looop

[blogcard url="https://looop.co.jp/"]

株式会社Looopでは基本料金を無料にして使用した電気代だけを支払う分かりやすいプランを行っています。

他にも株式会社坊ちゃん電力や九州スポーツ電力株式会社など聞きなれない企業が多く出展していました。

東京ガス株式会社の小屋かをりさんもスマートグリッドEXPOに訪れていました。

スマートグリッドEXPOが訪れたのは東京電力株式会社のブースです。

質問してもいいですか?他の企業ともソフトバンクのように違うプランを出すのですか?

東京電力株式会社は株式会社ビックカメラやソフトバンク株式会社など様々な企業と提携してお得感のあるサービスを付けています。

料金自体は変えないで他のサービスを付けていく形ですね。

東京電力株式会社のブースを見ていた小屋かをりさんが立ち止まります。

そこに書かれていたのは「東京電力のガス販売」。

ガスも2017年4月から「ガス小売り」の全面自由化が始まります。

ガスと電気で別々にやってきたが、どちらか一つの企業が選ばれるとなると「ガスと電気を東京ガス株式会社に任せて安心」と思ってくれるお客様が増えるといい。

-ガイアの夜明け, ビジネス関連
-