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[WBS] 働き盛りのシニア世代!「母親」経験を生かす!

2016年11月24日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

一般社団法人ドゥーラ協会

梁川妙子さん(65歳)。

5月からある仕事を始めました。

こんにちは、ドゥーラの梁川です。

梁川妙子さんの職場は一般の家庭。

この日は生後4ヶ月の子供を抱える母親のために家事や育児を手伝います。

梁川妙子さんの場合、時給は1時間当たり3,000円。

一般社団法人ドゥーラ協会という産後の母親のサポートを目的に設立された団体を通して、この仕事を行っています。

首すわりがちょっと気になっていた。

ちょっとしたお母さんの不安にも。

男の子の方が少し早いかもしれない。

2人目の記憶からするともう首がすわってないとおかしいと思った。

それはない。大丈夫だよ。

2人の子供を育て、孫も4人いる梁川妙子さん。

寝かしつけもお手の物です。

仕事を依頼した大森恵さんは

自分の母と同じ感じで頼りやすい。聞いてもらえるだけでも気が楽になる。気にかけてもらえるだけでも嬉しい。

母親という経験を生かしたこの仕事、一般社団法人ドゥーラ協会に登録する55歳以上のシニアは3割を占め大きな戦力となっています。

梁川妙子さんは、

専業主婦であっても、それを行く先々で生かしてあげられる。普通に生活してきた、この力が今、手助けしてもらいたい人たちにダイレクトに影響するのは、この仕事しかない。

ハローワーク墨田

しかし現実は仕事があるシニアばかりではありません。

都内のハローワークで開かれていたのはシニアのための就職支援セミナー

大変、厳しいけれども自分の持っているスキルを十分に生かす書類を作る。

集まったシニアは約30人。

この日も満席です。

ハローワークに来るのは4回目という阿部武さん(60歳)。先日、定年したばかりです。

金融系の会社で定年まで36年間、販売推進やジムを行ってきました。

しかし、

結構厳しいのかもしれない。徐々に不安感が出ている。

いくら長く勤めてきたとはいえ、特別な技能がなくては希望の職に就くのは難しいという現実。

こうした人は阿部武さんばかりではありません。

内閣府の調査では65歳を超えても働きたいという人は約7割もいるにも関わらず、就業率はわずか2割。

ハローワーク墨田の統括職業指導官、村上喜之さんは、

全然決まらない人は100社近く受けているが、まだ決まらない。自身が今まで経験してきた仕事に就きたいという人は非常に多い。ただ会社は必ずしも、そうではなく、なかなか採用に至らないことが多い。

株式会社キャリア

そんな中、技能がないシニアにも雇用先を見つけようとしているのが人材派遣会社のCAREER

2009年の創業以来、2万4,000人ものシニアに仕事を斡旋してきました。

溝部正太社長は

シニアの雇用がどういったところにメリットがあり、若者を雇用するのと、どこが違うかというところをまだ知らない会社がいっぱいあると思う。シニアを活用した事例、他の会社でうまくいった事例、いろいろな会社に告知をしていく、啓蒙していくことが一番重要。

コールセンター

株式会社キャリアの派遣先の一つ、宅配便のコールセンターに行ってみると、

ありがとうございます。集荷受付センター、原です。

株式会社キャリアから派遣され、5日前から働き始めた原さん(60歳)。

もう一度経緯をお願いしたいのですが、2度チャイムが鳴った。

クレームです。チャイムが鳴ってからすぐ、玄関先に出たにも関わらず、宅配ドライバーがいなくなっていたとのこと。

申し訳ありません。至急連絡して対応させます。

年齢や性別を問わず、様々な人から問い合わせが来るコールセンターでは、シニアのほうがクレーム対応に強く、即戦力になるといいます。

派遣先企業の担当者は、

シニアが入ることで、その場のお客様に応じた答えをしてもらえるので、われわれにとって非常に大きな武器。

「若い人より臨機応変?」

引き出しが違いますよね。

コールセンターの時給は1,100円。原さんも同じ時給で働いていて年齢による差はありません。

株式会社キャリアでは、年齢で派遣先や収入が制限されないように若者ではなく、シニアを雇うメリットをより具体的に提案しているのです。

株式会社WOWOWコミュニケーションズ

この日、株式会社キャリアの溝部正太社長は新たなサービスの提案にやって来ました。

訪問先はカスタマーセンターや通信販売事情を行う会社、株式会社WOWOWコミュニケーションズ。

今、シニアの活用を模索している最中でした。

溝部正太社長は、

シニアはライフスタイルに変化が生じている。基本的には早寝早起きになる。

溝部正太社長が提案したのは早朝のシニア活用。

シニアと若者の活動時間の差に目をつけ、夜に残ってしまった作業を早朝シニアにやってもらうことを提案しました。

長時間労働の抑制にもつながります。

株式会社WOWOWコミュニケーションズの人事課、永井宏志さんは、

うちの女性で、子育てしている人はどうしても朝、保育園に送っていく時間とかで、本社は9時から始まっているけども10時から来ている人も多かったりする。その部分働いてもらうという、ニーズとしては非常に面白い。

解決できるのは長時間労働だけでななさそうです。

溝部正太社長は、

シニアが働けない仕事は将来的に絶対なくなると思っている。この事業はまだまだ伸びるし、需要もどんどん膨らんでいく。

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カテゴリー:ビジネス関連
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