月刊食堂
[blogcard url="http://shibatashoten.jp/service/magazine/syokudo.html"]
文京区湯島にある月刊食堂。
発行部数は月8万2,000部。
「繁盛メニュー表の法則」や「引きがある看板」、「食いつくPOP傑作選」など飲食店の儲かる秘密が詰まった外食業界の専門誌。
ご無沙汰してます。よろしくお願いします。
がっちりマンデーではすっかりお馴染みの通山茂之編集長。
月間食堂のトップニュース教えてください。
今、外食業界は大衆酒場ブームがきていて、新タイプの大衆酒場が出てきています。女性が好きなジャンルだと思います。エグいぐらい儲かっている!
月間食堂のせまい業界トップニュースはエグいぐらいに儲かる、あのジャンルの酒場が急増中!
一体、どんなジャンルのお店なのか?
もう恒例となった通山編集長自らご案内。
タイ屋台ラオラオ
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今、このエスニック酒場がスゴいんです。
「儲かってる?」
儲かってますね~。
編集長曰くエスニック酒場のジャンルがエグいほど儲かるらしい。
チリンチリンとお邪魔します。
店内は大混雑!しかも女性だらけ!
相当儲けているのでは?
どうなんですか福永巧社長?
売上げ平均で450~500万円の間。
「それはエグい?」
もう怪物級の範疇に入る。
他にも月商730万円の新宿「999」や月商は1,280万円、池袋の「アガリコ」など都内を中心にエスニック酒場が今あちこちで儲かっているとのこと。
それにしても何故エスニック酒場は儲かるのか?
そこには聞いて納得のワケがありました。
儲かる理由
そもそもエスニック料理店って使っている食材も特別高いものはない。原価が上がりようのない業態。
そうなのか?
お客様が食べている料理を見てみると、
パクチー!パクチー!パクチー!生パクチー!
「パクチー大好きなんですか?」
なんか大好きなんですけど!
タイ料理といえばパクチー。これがどうやら結構な儲かり食材らしい。
例えば人気メニューの「ヤムパクチー」。このお値段は?
値段は520円で原価は3.37%。
20円くらい?エグいと思います。
確かにエグい!
そしてラオラオではブームで値上がり気味のパクチーの値段をさらに抑える独自の作戦がありました。
パクチーは自家製させてるんですよね?
はい。
原価率を下げられる理由は自家製をされているところが大きい。
ラオラオは自社の畑でパクチーを栽培。一番人気のパクチーを買うのではなく自分たちで作ることで原価を抑えているのです。
もちろんエスニック酒場が儲かる秘密は原価が安いだけではありません。
ドリンク比率
さらにお料理がピリ辛なのでアルコールが進みますよね。
そうエスニック料理は基本、ちょっとピリ辛。だからついついドリンクが進む。
そんなお客様のためにラオラオではマイナスのシャーベットが入ったカクテル「プーケット」やレモンシャーベットが入ったサワー「パッポン」など女性受けするドリンクを数多く取り揃えています。
売上げ100%に対してドリンクの比率が52%。
半分以上って一般の飲食店のドリンク比率が35%というからこれまたエグい数字です。
内装
さらにお店の内装にもエスニック料理店ならではのポイントがありました。
屋台というコンセプトなので資材を特別高いものを使わなくても、むしろ高いものを使わないほうが雰囲気を出せるんですね。
アジアの屋台風を醸し出すには内装はむしろチープなほうがそれっぽい。結果、初期投資がググッと抑えられるワケです。いいことだらけ!
ラオラオの月商は500万円で利益率は36%。エグ過ぎる!
これには福永社長も思わず、
「笑いが止まらないですね」
笑いは止まらない…止まらない!ダメダメ!印象悪い!
印象が悪くても激アツのエスニック酒場、まだまだブームは続きそう!
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