[WBS] 豪華クルーズ船で日本海周遊!1泊1万円程度の安さ!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

盛り上がりを見せているのはクルーズ船のマーケットです。

国土交通省によるとクルーズ船の日本への寄港回数は2014年から過去最高を更新し続けていて2016年は初めて2,000回を超えました。

こうしたクルーズ船人気の高まりを受けて国内外のクルーズ船運行会社が攻勢をかけています。

コスタ ネオロマンチカ

午前7時30分、福岡県博多港に入港してきたのはイタリアのクルーズ船「コスタ ネオロマンチカ」。初の日本海周遊クルーズから戻ってきたのです。

定員は最大1,800人。船内には広いレストラン、スパやジムなども備え、カジノなどもできる豪華客船です。

今回のツアーは4月26日、福岡を出発し舞鶴、金沢、境港、韓国の釜山を5泊6日で回ってきました。立ち寄る港のどこからでも出発できるというのが最大の特徴で、この後は再び舞鶴に向かって出港します。

お客様は、

楽しい旅行ができた。金沢をずっと回ってきて。

陸路からは何度か行ったが、海側から行くことでアクセスが違って、感じ方も全然違う。

コスタクルーズ

コスタクルーズは2016年、日本人をメインターゲットにした自主運行を初めて開始。

2017年は本場イタリア料理のグレードをアップ。部屋の内装も上質にして落ち着きのある感じにしました。

値段も大人1人5万800円からと1泊1万円程度の安さを売りにしています。

コスタクルーズ日本支社の糸川雄介支社長は、

今回、日本の市場にクルーズが根付くよう、チャレンジとしてこの船を持ってきた。

兄弟会社のプリンセスクルーズは横浜や神戸など太平洋の周遊がメイン。

コスタクルーズは日本海をメインにして差別化。ツアー回数を2016年より3倍に増やし年32回のクルーズを予定しています。

いろいろなクルーズ船社が日本に入ってきて今一番盛り上がっている。これだけ旅行の需要の高い国なので成功できると考えている。

ガンツウ

広島県福山市、常石造船株式会社では国内の企業が2017年秋に運行を始める予定の高級クルーズ船の建設が進んでいます。

せとうちクルーズの白暁男社長は、

こちらが「ガンツウ」。全長80メートル。皆さんが想像しているクルーズ船としては小さい。残念ながら見えませんが船体の色はシルバー。空の色、海の色を映し出してまわりと一体になる。瀬戸内海の景色にとけ込む。

シルバーの船体が海の色に合わせて変化するといいます。

その名は「guntu(ガンツウ)」。瀬戸内海に住むイシガニ「ガンツウ」に由来しています。

今は傷か付かないように幕で覆われていて、その外観を目にすることはできません。

今回、その船内を初めて見せてもらいました。

工事中の客室。普通のスイートルーム。

普通といっても全室オーシャンビュー。完成すると室内はこんな感じに。

その特徴は、

木をふんだんに使っている。客船に乗ると木の内装はあるが面積当たりの使用量は多い。木の質感、温かさが瀬戸内の良さを表している。

木へのこだわりは強く、まるで船の上に木造の家を建てる家のような工事です。

さらにワンランク上の部屋では、

ここがグランドスイート。特徴は窓が全面にある。

こちらも完成するとこのようになります。

こうした部屋が全部で19室。宿泊できるのは最大で38人です。

朝起きたら違う瀬戸内の景色が楽しめる。夜は満天の星も見える。ぜいたくな時間を過ごしてもらう。

瀬戸内海を巡る豪華クルーズ船「ガンツウ」は尾道市にあるベラビスタマリーナの桟橋を出て瀬戸内海を周遊した後、再びベラビスタマリーナの桟橋に戻ってきます。

対岸に見えるのが「百島」。ああいう島が瀬戸内海には数限りなくある。島をゆっくり回っていくのがガンツウの思想。

ガンツ ウギャラリー

ガンツウのクルーズツアーを販売する窓口もすでにできていました。

それは日本を代表する高級ホテル「帝国ホテル」の中です。

4月にオープンしたばかりの「ガンツウ ギャラリー」です。

店の中央にはガンツウの模型を配置して、床や壁に船内と同じ木材を使用しています。

ガンツウは2泊3日と3泊4日のツアーがメイン。航路は全部で5種類あり、厳島神社など瀬戸内海の名所を船内から鑑賞できます。

また食事スペースでは瀬戸内海の幸が食べ放題でいつでも利用できるといいます。

そのツアーの値段は、せとうちクリエイティブ&トラベルの白井良邦社長によると、

最高で100万円。スタンダードの部屋で1泊2人の利用で40万円からとなっています。

1泊2名で利用した場合の室料ですがテラススイートで40万~50万円、グランドスイートで70万~80万円、ザ・ガンツウスイートは90万~100万円と国内で最高級クラスとなります。

しかし公開初日のツアーには予約が殺到し抽選で販売を行いことに。最も高い約100万円の客室の倍率は約10倍になると見込まれています。

たくさんの人にツアーを売るのではなく、本質がわかる人に使ってもらう。そういった層は一定数いるので十分ビジネス的にも勝算はある。

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