[WBS] 【THE行列】中国版おにぎり

ワールドビジネスサテライト(WBS)

日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方「医食同源」の発祥の地、中国。
中国人は朝食を抜く人がほとんどいないそうです。

真圓粢飯團

高層ビルの谷間で毎朝行列ができるお店があります。
朝の忙しい時間に並んでまでも食べたい朝食がおにぎり専門店の真圓粢飯團

朝5時半の開店からお客様が途絶えることはありません。

行列のピークは午前9時ころで20人以上の長い行列になることもあります。

たまに買えない時もある、いつも長い行列だよ。

この行列に並ぶようになって10年以上よ。

中国版おにぎり

「おにぎり」といっても日本のおにぎりとは違います。
形はまん丸で色は赤いおにぎりです。

真圓粢飯團の粢飯團は「もち米おにぎり」の意味です。
もち米は歯ごたえの違う2種類をブレンドしています。

中身には卵や揚げパン、手作り肉味噌、豚肉を粉末状にした肉でんぶなどが入っています。
卵は揚げ卵、醤油漬け卵、塩漬け卵の3種類から選ぶことができます。

おにぎりは注文を受けてからお客様の目の前で握ります。
もち米を持ち、揚げパン、肉味噌、肉でんぶ、卵、肉味噌の順番に入れ最後にもち米でフタをして軽く握って完成です。

約230gで直径9cmの中国版おにぎりは1個食べれば十分なボリュームです。
一番人気は揚げ卵入りの「虎皮蛋飯團」。

価格は1個約100円からとなっています。
上海のコンビニおにぎりが1個70円から販売しているので少し割高です。

コンビニおにぎりとは味が全然違う。コンビニおにぎりは冷たいけど、ここのは出来たて

上海支局の吉田知可さんの感想は

ごはんが熱々です。袋を開けてみますと湯気が立ち上ります。特製の味噌の味がすごくこってりしていて、揚げパンや卵など色んな味が一度に口の中に広がります。

沈暁秀さん

真圓粢飯團の女性オーナーの沈暁秀さん。

26年前に22歳で上海に嫁ぎ家計を支えるために、おにぎりを販売しました。
家庭的な味が人気となり、今では支店もあるほどの人気店になりました。

開店以来、味は一切変えていないそうです。

常連のお客様からは「おばちゃん」と呼ばれ親しまれています。
行列が乱れると、すぐにお客様にキチンと並ぶように指示をだしたりするところも愛される理由です。

この辺は昔は野菜市場しかなかった。今はビルが建って変わったけど、うちの店は変わらない。毎日お客様に会えて嬉しいよ。

中国版のおにぎり、昔ながらの家庭の味で上海のビジネスマンのお腹と心を満たしています。

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