[WBS] 【THE行列】アイス食べ放題工場

ワールドビジネスサテライト(WBS)

アイスが無料で食べ放題。その裏にはある経営戦略が隠されていました。

株式会社シャトレーゼ

山梨県北杜市、静かな森のなかに朝8時過ぎから行列ができていました。

「きょうは何を目当てに?」

アイスクリーム。

朝早くから並んででも食べたいアイスとは?

シャトレーゼ白州工場

菓子メーカー、シャトレーゼの白州工場。

開館時間の朝9時には毎日50人ほどの行列ができます。

お客様が一目散に向かった先はあるコーナー。多いときには1日3,000人以上が訪れるといいます。

冷凍庫の中にはアイスが所狭しとびっしりと詰まっています。さっそく、アイスをパクリと食べます。

子供たちもアイスをパクリと食べて大満足です。

実はこちらの工場、アイスを全て無料で食べられます。しかもなんと食べ放題。

「何本目ですか?」

3本目!

無料で食べられるアイスはソーダ味やミカン味など全部で7種類。

予約は不要、年間で約50万本のアイスを提供しています。

美味しさの秘密

シャトレーゼの美味しさの秘密は工場の近くにあります。

シャトレーゼの中島史郎さんは、

こちらの天然水は雑味がなくて、とても柔らかい水になっている。素材の風味とか味を引き立てる役割を果たす。おいしさが全然違う。

日本の名水100選に選ばれている白州の水をシャトレーゼでは全てのアイスに使っています。

こだわりはほかにもあります。

アイスにも添加物をなるべく使わないようにしている。食べた後、非常にすっきりとした後味が残る。喉が渇かない。

添加物を使わないことでアイスには珍しく賞味期限があるのが特徴。

アイス食べ放題の理由

素材への徹底したこだわりを見せる一方で、なぜアイスの食べ放題を無料で実現しているのか?

積極的に広告宣伝はやっていない。1人でも多くのお客様にいろいろなおいしさを持ち帰ってもらい伝えてもらう。

シャトレーゼは全国489店舗で商品を販売していますが広告宣伝を一切していません。

その代わり、試食や工場見学を通じてシャトレーゼの商品を知ってもらう目的があるのです。

工場見学に来たお客様は、

見て勉強して「こうやって作られているんだ」と見ながら食べられるのはいい。

生で作っているところが見られるので安心して食べられる。

シャトレーゼの中島史郎さんは、

年間30万人が来る。壮大なるサンプリング、試食をしてもらう。お客様の声をもらって新しい商品に生かしていきたい。

アイスが無料で食べ放題の工場見学はシャトレーゼの経営戦略上、重要な役割を果たしているのです。

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