[がっちりマンデー] 「10年以上ぶりに過去最高益!」の会社(3)

「10年以上ぶりに過去最高益!」の会社

株式会社ベルーナ

10年以上ぶりに過去最高益!

埼玉県上尾市、ベルーナって会社。あんまり聞いたことないですけど・・・

とりあえず行ってみましょう!

過去最高益ってどのくらいなんですか、取締役専務の安野雄一朗。

今期が去年から19%増益で130億の営業利益になる見込みです。

「何年ぶりですか?」

11年ぶりになります。

ベルーナは創業1977年、今季は営業利益が過去最高の130億円。

一時は調子が悪かったみたいですが、11年ぶりの過去最高益。

でも、そもそも何をやっている会社なんでしょう?

これです。

「雑誌ですか?」

雑誌じゃなくてカタログ通販です。

「カタログ通販?」

カタログ通販

ベルーナの主な事業はカタログ通販。

メインは50代以上の女性向けなんですが、

大きく言うと年3回発行していて、400万部くらい発行しています。

今の時代、インターネット通販にどんどん押され、カタログ通販の会社はどこも苦戦しているに、ベルーナは何でそんなに儲かっているのか?

かなり細分化されたカタログを作っています。

ベルーナが好調な理由はターゲットを絞った専門的なカタログだから、日本酒専門やダンス衣装専門など20年以上前は47種類だったのが、10年前には100種類、どんどん増えて現在では・・・

「全部で何種類あるんでしたっけ?」

種類ですか?

大野さん、媒体の種類数ってわかる?

「数わからないですか?」

数・・・把握していないですね。

あとで正確な数字を教えてもらったところ、ベルーナのカタログはなんと161種類

看護師向けカタログ

その中でもいま絶好調というカタログが、株式会社ナースリー企画部の本郷幸恵さんによると、

看護師向けのカタログ通販。

低価格帯のナースリーと、高価格帯のアンファミリの2冊。

看護師向けのカタログ、売り上げはなんと78億3,700万円。

中身を見せてもらうと、

「これナース服ですか?」

はい、ナース服なんです。従来よりスタイリッシュなタイプが増えている。

ラベンダーカラーは人気がありまして。

ここ数年、医療の現場は大きく様変わりしました。

同じ病院でも看護師さんによってナース服はバラバラ。

島田医院

こちらの病院で看護師さんに話を聞いてみると、

「なんで斜めに立ってるんですか?」

細く!

可愛い物がすごく多いので私みたいなおばさんでも欲しくなっちゃう。ナースリーの物が多いですね。

「病院で決まってないんですね。」

決まっていなくて、自由に選べる方がいいですよね。自分に合った物を。体型隠せますし。

好きな物を自分の体型に合わせて、物によっては作りが小さい。

ナース服や靴など費用は病院持ちですが、看護師はカタログから自分のものを選べるというスタイルが多くなっています。

スクラブ

一番人気のナース服が、

こちら、スクラブと言われる商品になります。

「これ、ナースさんの服ですか?」

ナースさんが今は着ていらっしゃいます。

ゆったりしたシルエットのスクラブ。動きやすいし、脱いだり着たりも楽ちん。

これ、とある人気医療ドラマの影響でブームに火が付いたのです。

聴診器

カタログにはベルーナが開発したオリジナルブランドのナース服を中心に他社ブランドのものを含めた様々な医療関係アイテムを掲載。

中でも聴診器には看護師さんから圧倒的な人気を誇るブランドがあるらしい。

リットマンというのが、看護師に絶大な人気を誇るブランド。

「リットマンの聴診器は良い?」

憧れブランドですね。

看護師のステータスみたいな。先輩看護師に相談すると「リットマンにしなさい」。

そんな現場の声をキャッチし、ベルーナは看護師さん向け通販でシェア56.7%と半分以上!

マッチングサービス

さらに看護師向けカタログの経験を生かして新たなるビジネスにも進出!

ナースリーの経営企画室兼EC推進室の高橋健久さんは、

カタログ通販で持っている看護師のネットワークと看護師不足の病院につながるマッチングサービス。

ベルーナのお客様にはカタログを利用している看護師さんが100万人います。

ナース服などを販売している病院とのつながりもあります。

そこで2017年に看護師さんに向けた病院の転職サービスを始めたのです。

これは儲かりそうです。

ベルーナはカタログ通販でがっちり!

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