[WBS] 安全性高いブロックチェーン!仮想通貨以外にも活用法が!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

仮想通貨などに必要不可欠なブロックチェーンの技術。

経済産業省によるとブロックチェーンに関連した市場規模は将来的に67兆円になると予想されています。

これは日本の国家予算の約3分の2にあたる規模です。

このブロックチェーン、これまでは主に仮想通貨に使われていましたが新たな活用方法に注目が集まっています。

ブロックチェーン推進協会

5月8日、都内で開かれたあるコンテスト。

そのテーマとなっていたのが、

ブロックチェーンがフィーチャーされている。

仮想通貨を支える技術として使われているブロックチェーン、通貨の取り引きデータを分散して管理することで安全性が高く近年注目されている技術です。

仮想通貨の場合、ブロックの中には1つ前のブロックの情報と複数の取引データなどが含まれています。

ブロックは情報を引き継ぎながら取引が一定数行われるたびに作られていきます。

ブロックは取り引きが続く限り作られます。

もし、このブロックの取引情報を改ざんしようとした場合、それ以降の情報を全て改ざんする必要があるのです。

その改ざんを行っている間にも新しいブロックが作られるため書き換えは非常に困難になります。

さらに、このブロックが作られる流れは複数の端末でも同時に行われているため、それら全てのデータも書き換える必要があります。

これらの特徴を生かし、さまざまなサービスに応用する取り組みがいま盛んになってきているのです。

こちらのコンテストは仮想通貨やポイントシステム以外のものにブロックチェーンの技術を活用するアイデアを発表するというもの。

情報システムの開発などを行うエクサが発表したのは自分の過去の位置情報を証明するためのアプリ。

ブロックチェーンのデータ改ざんの難しさを利用し、自分の場所を第三者に確実に教えることができるといいます。

エクサの金融ソリューション部、園田晋也さんは、

身近な問題を解決できるアプリは需要があるんじゃないか。高い証明力を持つ新たな基盤としてブロックチェーンに期待している。

また今回参加した企業の中には生命保険会社というブロックチェーンとは縁遠そうなところも・・・

エヌエヌ生命保険の石田賢さん、

われわれが集める情報は紙がベースなので、紙のものをデジタルでシェアし関連機関の幅広い人たちにシェアする仕組みは今までのデータベースより親和性が高くブロックチェーンが使えると思った。

農業活用

実際にブロックチェーンを金融分野以外で活用する動きは始まっています。

会議で話し合われているのは農業です。

ブロックチェーン推進協会の長沼史宏事務局長は、

野菜が乱暴に扱われていないか、センサーが電波を発信しブロックチェーンに記録する。野菜を受け取った人がこの野菜は揺れずに届いたとか、一度も開けられずにここまで来たと確認できる。

ブロックチェーンの技術を使い、種まきや出荷、流通について記録することによって品質を担保するのが狙いです。

消費者はQRコードを読み込むことで農薬の使用の有無や出荷時の様子、どのように運ばれてきたのかを確認できる仕組みです。

宮崎県の綾町で5月18日からの実証実験を予定しています。

このブロックチェーンを使った技術は農業以外にも適しているといいます。

製造業、検査の値を後から偽装することが定期的に発生しているがブロックチェーンのデータの改ざんができないという威力が発揮される。

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