[WBS] ニューヨーク国際自動車ショー開幕!トヨタは「RAV4」日本復活へ!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

アメリカの3大自動車ショーのひとつ、ニューヨーク国際自動車ショーが3月28日に開幕しました。

トヨタ自動車はSUVの主力車「RAV4」の新モデルを世界初公開しました。このRAV4は2019年に日本でも発売される予定といいます。

New York International Auto Show

トヨタ自動車株式会社

5年半ぶりにフルモデルチェンジをしたRAV4。

会場でライバル企業の幹部数名に話を聞きましたが、「今年はトヨタのRAV4があるから・・・」という警戒感のような高い注目をされている車種です。

最大の特徴は最新の安全運転技術を標準装備にした点です。夜間や薄暗いときでも歩行者や他の車を検知する機能を高め、自動ブレーキなどで衝突を回避するといいます。

車内は天井が高くてSUVらしい広々とした作りになっています。5人乗りでアメリカではミッドサイズと呼ばれるクラスで市場規模が最も大きいクラスです。

運転席の手元にある丸いスイッチは、道の悪い所でスポーツモードにすぐ切り替えることができます。

そしてアメリカの消費者は週末にはスーパーマーケットでまとめ買いをすることが多く、そこで重要になってくるのが荷台です。従来のモデルよりもさらにサイズを大きくして、このクラスでは最大だといいます。

RAV4の初代モデルが日本で発売されたのは1994年、SUVの先駆けとして非常に人気となりましたが、北米に合わせて徐々にサイズをアップし結果、日本とにニーズに合わなくなり2016年に日本での販売を打ち切りました。

今回の新型RAV4は2019年春ごろに日本でも発売をする予定で約3年ぶりに日本で復活することになります。

トヨタが日本で発売している他のSUVで小型のCH-Rがありますが、この販売が好調なこともあってSUVのラインナップの拡充に今回踏み切るということです。

アメリカでのSUVの人気はトヨタの販売台数を見れば分かります。

2017年、モデルチェンジ前のRAV4は40万台まで販売台数を伸ばしました。これまでトヨタで販売台数が多かったのはセダンタイプのカムリでしたが、これを初めて上回りました。

2017年販売台数(前年比)
カムリ 38万台(↓0.4%)
RAV4 40万台(†15.7%)

SUVがセダンタイプよりも人気がでるというのは今年も続くと予想されており各社はSUVの発表に力を入れています。

フォルクスワーゲン

前夜祭で新たなSUVのコンセプトモデル「アトラス クロス スポーツ コンセプト」を世界初公開したのはドイツのトップメーカー「フォルクスワーゲン」です。

コンセプトモデルは今年投入したばかりの7人乗りSUV「アトラス」を5人乗りにダウンサイズしたもので2019年にアメリカ市場に投入します。

トランプ政権による追加関税などの輸入制限措置が発動される可能性をにらみアメリカのテネシー州にある工場で生産する予定です。

フォルクスワーゲングループオブアメリカのヒンリッヒ・ウェブケン社長は、

最高にかっこいい車でしょ。われわれは中型SUV市場でスタイルの良さと買いやすい価格で競争力がある。

株式会社SUBARU

一方、アメリカ市場で9年続けて販売記録を更新し続けるスバルは・・・

日月丈志専務執行役員は、

今、アメリカ市場ではセダンからSUV・クロスオーバーへの移行が進んでいる。スバルの場合は他社に先だってクロスオーバーに注力した。今年10年目の販売新記録更新は確実に達成できる。

マツダ株式会社

ニューヨーク国際自動車ショーの目玉のひとつが「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」の発表です。

今年の最終選考に残ったのは3車。全てがSUVです。

カー・オブ・ザ・イヤー2018のトップ3はこちら。マツダのCX-5。

車のコンセプトや安全性など6つの基準で選ぶ「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」。

最終選考に残ったマツダは受賞を逃したもののSUV人気に期待を示します。

北米マツダの大塚正志副社長は、

ベスト3に残れたのは名誉。CX-5を世界の人が理解してくれた。

そんなマツダが今回のニューヨークのショーで力を入れるのが小型SUV「CX-3」です。

若いハートを持ったお客様、都市部の住居に問題があったり、スペースが狭いお客様にアピールできる。

高級ブランド

トヨタの高級ブランド「レクサス」も小型のSUV「UX」をアメリカでは初めて公開しました。

さらにGM(ゼネラル・モーターズ)は高級ブランドの「キャデラック」から新しい小型SUVを発表する予定です。