[WBS] ATM引き出し手数料・・・無料となる条件は!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

銀行のATM。早朝や夜など時間外にお金を引き出すと通常108円の手数料が必要になります。

1回1回は安くても何度も繰り返すと結構な金額になります。

実は最近、ATMの時間外手数料が実質的に引き上げられています。一体なぜなのでしょうか?

ATM手数料

ATMの手数料について街で聞いてみると、

自分の金なのに何で手数料を取られるのかというのはある。

時間外の手数料がかかるのは気になるので時間内に下ろせるようにしている。

残高などによって手数料がかからないようにできるので、そうしている銀行からはコンビニでも下ろすが、それ以外は基本的には下ろさない。

皆さん、いろいろな努力をしているようですが、実はATM手数料が無料になる条件が少しずつ厳しくなっているのです。

時間外手数料が無料になる条件の変更

株式会社三井住友銀行は2016年10月、10万円以上の残高があれば銀行のATMで時間外に引き出す際の手数料が無料になる優遇制度を廃止。

株式会社みずほ銀行はATMの時間外手数料が無料になる条件を10万円以上の残高から30万円以上に引き上げました。
さらに「ネットバンキングの登録」も条件に加えました。

一体なぜなのでしょうか?

株式会社みずほ銀行

株式会社みずほ銀行の営業開発チーム、真野健太さんは、

みずほダイレクト(ネットバンキング)ではスマートフォンやパソコンで投資信託が購入できる。口座開設や振り込みの銀行取引もスマートフォンのアプリでできる。

株式会社みずほ銀行全体で約2万4,000万件ある講座のうちネットバンキングを使っている口座はまだ約1,000万件です。

お客様をネットバンキングへ誘導することで投資信託などが購入しやすくなり「貯蓄から投資」への流れを作りたいとのこと。

さらにネットバンキングや購入代金などがすぐさま口座から引き落とされるデビットカードの利用でキャッシュレス化を進めたいと考えているのです。

コンビニATM

しかし日本人の現金主義は世界トップクラス。

それを支える存在になろうとしているのがコンビニATMです。その数、メガバンク3行の約2.3倍。

株式会社セブン銀行

業界トップの株式会社セブン‐イレブン・ジャパンはグループ会社である株式会社セブン銀行のATMを全国で2万3,000台以上展開。

株式会社セブン銀行の企画部広報室、甘浦隆室長は、

キャッシュレスの流れがあるのは認識していますが、日本はまだ現金を利用する場合が多いし、われわれのATMの台数も利用件数も増加。

株式会社セブン銀行の1日のATMの利用件数は約200万件。金融機関から支払われる手数料収入は年間1,000億円を超えています。

「ATMは今後も増やす?」

はい、増やしていく。

株式会社ファミリーマート

一方、株式会社ファミリーマートは株式会社ゆうちょ銀行と連携し、奥行きや幅を20センチ程度小さくしたこ新型ATMを今月から設置しています。

ためておく紙幣の量は同じ。狭い店舗でも設置しやすくなりました。このATMは株式会社ゆうちょ銀行の口座を持つ人なら手数料は24時間無料。

お客様は、

手数料がかからないところに行きたくなる。

店側にもメリットもあります。株式会社ファミリーマートの金融事業部付部長、及川恵一さんによると、

ATM利用客の27%のお客様がついで買いをする仮設データがある。その金額は600円~620円。電子マネーのチャージをATMでできるなどのサービスを充実させたい。

ATMを無料で使うには?

環境がいろいろと変わってきているのは分かります。しかし、どうしたらATMを無料で使えるのかはこれからも気になるところ。

まずは「時間外に引き出さない」。口座を持っている銀行のATMで平日に引き出す。銀行によって午後6時、もしくは午後9時までと手数料がかからない時間が違うので確認してください。

コンビニATMはメガバンク3行とも条件はほぼ同じでいくつか組み合わせが必要。「ネットバンキングの登録」プラス「30万円以上の預金残高があること」や「給与の振込口座にする」と月に3~4回、コンビニでの引き出しが無料になる。

ファミリーマートに設置されたATMでゆうちょ銀行の利用、新生銀行でしたらセブン銀行、ファミリーマートのイーネット、ローソンでのATMでの引き出し・預け入れが24時間365日無料となっています。